最近、「税理士 開業 絶望」や「税理士 絶望」というキーワードで、このブログを検索して頂いています。
絶望的な内容は記事にしたことはありませんが(笑)、独立するとこの広い草原にひとりで立つことになります。
独立する前の悩みは尽きない 考えれば考えるほど独立できなくなる
私も独立する際にはいろんなこと悩みましたし、ある程度独立までに時間はかかりました。
- こんなに会計事務所が多いけど値下げ競争に巻き込まれないか?
- 独立してからも自分も家族も食べていけるのか?
- 収入より支出の多い状況がいつまでつづくのか?
- 税務判断は自分一人でできるのか?
- お客さんは来てくれるのか?
正直、不安を挙げたらキリがありません。
不安がないといえば嘘になります。
勤務時代にもお客様や周りの税理士の方に「いつ独立するの?」とか「独立しないとね。」という言葉をかけて頂くこともありました。
私はたいてい「そうですね~。いずれはしたいんですけどね。1人だったらもう独立していると思うんですけど・・・。」という返事をしていました。
しかし、本質はそんなことではありません。
単に独立するのが、怖かったんです。
ひとりでも結局、独立の時期は変わらなかったでしょう。(これは人によりますが私の場合は)
税理士会の会報など見ていると、独立から税理士事務所勤務になっている人を見ると、「あ~、独立はやっぱり難しいのかな。」なんて不安になっていたものです。
だから不安はありました。でも今現在、独立しています。今はなんとか食べても行けています。
「勇気」があれば独立できる 自分で限界を決めない
実際に私が独立できたのは、多くの人の支えがあったからだと確信しています。決して自分のチカラだけでできたものではありません。
家族、友人、そしてお客様とたくさんの人の独立に向けての応援があったからです。
「いつか独立したい」と口では独立したいと言っていても、実際に独立するには、不安があってもやってみる「勇気」が必要です。
これまで組織に所属していた自分が「会社を辞めます」といって組織から外れる「勇気」が必要です。
知識の不足やお金のことは、独立すればある程度なんとかなります。
お金は融資を受けて、その間に売上を上げればいいわけです。
知識の不足については、書籍や周りの仲間に相談したりすればなんとかなります。
独立しないとわからないこともあります。そこは考えても仕方がありません。いつまでたっても独立はできなくなります。
必要なのは実際に独立をするための「勇気」でしょう。
私も最終的には、「勇気」を出した、思い切っただけです。
不安はありますが、限界は自分で決めるべきではないでしょう。
自分で限界を決めたくないので、このブログも現在は毎日更新しています。
独立して見えるいろいろな世界観
独立したらゴールでなく、独立してからは新たなステージでのスタートになります。
本業以外にも資金繰りや営業、事務などやるべきことは広範囲にわたります。
独立する前の不安が解消できても、独立後にも不安はなくなるわけではありません。
でも成功も失敗も含めて、いろんな経験が自分を成長させてくれることもあります。
いろんなことにチャレンジできるのも独立のよさかもしれません。
【編集後記】
昨日は午前中は仕事、午後からはオフ。昨日は買い物などにブラブラと。久しぶりに車の中でBOΦWY の曲を聞いていました。解散後に好きになり、高校時代は夢中で聞いていました。やっぱり久しぶりに聞くといいです。^_^