営業は得意ではありません。
でも今は独立しています。独立するまでに自分なりの営業はしてきました。
独立したくても独立する勇気を持てなかった でも準備はしておくべき
税理士の資格も取得したので、いつかは独立したいという気持ちがありました。
セミナーに参加して独立の話を聞いても、お客様ゼロから普通にスタートという方もいます。本当に勇気があってすごいなとは思います。
私自身は、正直なところ、周りの方から「独立」を勧められても、お客様ゼロからスタートするという勇気がありませんでした。
私も家族も食べていかなければいけないからです。
そうは言っても「独立する」となったときには、普通に考えれば当然ゼロからになるわけです。(結果的には紹介以外にも何件か来てくださいましたが・・・。)
そうなると、勤めながら自分でお客様を開拓するなど準備を進めていくしかありません。自分なりにいろんなことをやってみました。
そうして自分なりに準備をして結果、独立できたのは40歳のときでした。
異業種交流会に行ってみたけど・・・
仲の良い先輩にも同じように独立志向のある方がいました。その人にも相談したら異業種交流会を勧められました。
言われるがままに一緒に行ってみましたが、その時は名刺交換をして色々話をして時間は終わりました。
その後には何もつながりませんでした。
その先輩はそういったところからお客様を開拓されたようです。
私のやり方の問題もあるのかもしれませんが、異業種交流会は私には合っていなかったようです。
写真付きの名刺を作ってみた 自分を知ってもらうはじめの一歩
営業のことを意識し始めたある時、この本を読みました。
人脈をどうやって作っていくかを考えるのに、いろいろ書籍を借りた中の1冊です。このなかで写真付きの名刺が勧めてられていました。
勤務先の名刺もありましたが、住所、氏名だけのスタンダードなものでした。
これをもとに思い切って名刺を作ってみることにしました。とは言っても、自分で名刺を作って安っぽくなってしまうことは避けたいと考えていました。
そこで、名刺の作成をネットで検索した名刺作成の会社にお願いすることにしました。安くはありませんでしたが、これも「投資」だと考え割りきりました。
最初は自腹で作成しましたが、後に当時勤務していた事務所にもこの考えは採用していただき、顔写真入りの名刺を作って頂きました。
採用してもらえたことには素直に感謝です。実際にこの名刺をきっかけに色々な方とお会いする機会も増えました。何件かのお客様との契約にも貢献してくれました。
これは勤務時代のものです。自分で作成したのとは少し違いますが、デザインはほぼ同じようなものです。今より少し若いでしょうか。
名刺の作成で意識したこと
① 有名人でもない自分の印象を残していくには、写真付き名刺にして顔を思い出してもらえるようにした。
→ 名刺を後から見ても「あれ?どんな人だっけ?」とならないようにです。私が頂いた名刺をみても思い出せない名刺がたくさんあります。^^;
② 裏にプライベートな情報もできるだけ記載して、話のネタになるようにした。
→ 何が引っかかるかはわかりません。出来るだけいろんな情報をいれました。
実際にこの名刺に変えてから、名刺を出したときの反応はよかったです。裏面の内容にもいろいろ興味を持って頂き、話のネタにもなりました。
自分を早いタイミングで知ってもらうには、名刺を作りこむというのはいいと思います。
知らない人ばかりの世界に飛び込むのもあり 自分なりの営業スタイルを持つ
現在もFPの勉強会にも所属しています。(最近はあまり出席できていませんが・・・。^^;)
SG(スタディグループ)という勉強会です。やはり職場を通じての範囲だとどうしても限定されてしまいます。
あえて、それ以外でも交流もしてみようと思い入会しました。異業種交流会は私にはあわなかったのですが、勉強会前提のこの会は私にはあっていました。
ここでいろいろな人と知り合うことができました。交流を通じていろいろな学びもあります。
その中で仲良くなった人からもいくつか紹介を頂き、その紹介された方からもまた紹介もいくつか頂くことができました。
紹介は、信頼している人からの紹介であるため契約を頂ける可能性が高いのですが、反面合わなかった場合に断りづらいという側面もあります。
ただ、私の場合には紹介して頂いたお客様は皆さん、いい関係を構築させてもらっています。
残念ながら「お役にたてません・・・。」とお断りしたのは1件だけです。
紹介がなかったら今のような状況はなかったでしょう。ご紹介くださった方には本当に感謝です。
あと、それ以外でも自分でも接点を持った方で、自分に合うと思った方は、できるだけつながっておくようにもしていました。
お客様にならなかったとしても構いませんでしたが、実際にはそこからお客様になってくださった方もいます。
営業もいろいろなやり方があると思います。税理士業の場合は、特に営業の中で仕事の質などをアピールするのは難しいです。
特に私のようなフリーランスであれば、個性などで選んでもらうことが必要です。
そのためには個性を日頃から磨いておかなければいけません。
フリーランスであれば自分にあった営業スタイルを見つけて続けましょう。以前は全く考えていませんでしたが、今ならネットを使った営業もありですよね。
このブログでも個性は見てもらうことができます。
【編集後記】
昨日は相続税申告のまとめ、8月中には提出したいです。女子レスリングとバトミントンの高松ペアの大逆転勝利はオリンピックを盛り上げましたね。興奮は冷めません。サッカー以外にも面白いスポーツがあるなぁと再認識しました。水泳の金藤選手、なでしこの澤さんにそっくりだな~。(笑)