大好物の仕事はいつやってくるかわかりません。
ただ、依頼をいただいてもいいようにしておきたいものです。
事例をもとにまとめてみました。
繁忙期にするかどうか?
仕事をしていれば、仕事の波はあるでしょう。
たとえば、税理士の場合は繁忙期。
12月〜3月までは、確定申告があって多くの税理士は仕事量が多くなる時期です。
朝から晩までずっと確定申告のしごとをやっているということもあるかと。
勤務時代のわたしもそうで、朝から晩まで仕事をして、2月に入ると土曜日の出勤もありました。
そうなると、プライベートの予定を入れにくくなります。
確定申告の時期に仕事をがっつりして、年間の多くを稼ぐというやり方もあるかもしれませんが、それを望むかどうかです。
わたしは、残業も好きではなく、独立後は繁忙期もなくしています。
この時期には家族の誕生日もあり、プライベートの時間を確保したいという希望もあるのですが、それ以外にも理由はあります。
繁忙期に執筆の仕事を引き受けた理由
2025年2月5日にフォームから執筆のご依頼をいただきました。
冒頭の写真にある税経通信の5月号(2025年4月10日発売)にて特集する原稿のご依頼でした。

3日後にZoomで打ち合わせをして、原稿の締切は1ヶ月後の3月5日です。
言うまでもなく、世の中は確定申告の繁忙期。
原稿を書くにも、ある程度の時間は必要です。
そうなると、確定申告の時期なので、
「こんな時期に?」
「いやいや、キツイって」
「確定申告やったほうが…」
という考えのもと、お断りするのも選択肢でしょう。
でも、わたしは、そういう気持ちは一切なく。
むしろ、「よくぞ、このタイミングで依頼していただきました」と。
なぜなら、確定申告の時期にもかかわらず、執筆の仕事の依頼をいただけたからです。
わたしが目指す方向性にあっていました。
書く仕事もやっておきたい仕事の1つ。
発信を見ていただけた上でご依頼いただけたわけなので、これを逃す手はありません。
もしかしたら、ブログを見てヒマそうに映ったのかもしれません。
でも、それはそれで問題ないです。
むしろ、「確定申告だから」と、好きな仕事の依頼をいただけないのは避けたいのです。
まぁ、ひとりを選ぶ少数派ということもあり、あえて世の中と違う道を歩きたいという願望もあります。
確定申告の時期にあえてやることで違いにもなりますし、今回のようにネタにもなります。
とはいえ、仕事を抱えすぎていたら、やはり断る結果にはなっていたでしょうね。
やりたい仕事を断らないために
やりたい仕事があるなら、そのご依頼をいただけたときに逃さないようにしたいものです。
そのために考えていることを3つ挙げてみました。
余白を持つ
仕事だけで1日を埋めないようにしています。
前述したように、仕事で1日を埋めてしまうと、他のことができなくなってしまいます。
好きな仕事の依頼をいただいたときに断ることは、避けたいものです。
家族との時間、じぶんの時間も確保したいですから。
また、なにかトラブルや急なできごとがあったときにも、すぐに対応できないでしょう。
また病気になることもあるかもしれません。
繁忙期を過ごしていたら、ムリをするかもしれません。
そうならないように、余白をつくるようにしています。
フォームをつくる
ネットから依頼をいただく場合、フォームは必須です。
専用のフォームを用意しておきましょう。
お問合せのフォームからでも、依頼していただける方もいらっしゃるかもしれませんが、専用のフォームのほうが意思表示は伝わりやすいです。
フォームができたら、反応もテストしておきます。
何かしらの設定ミスで届かない、または途中から届かなくなってしまったとなれば、好きな仕事を逃す可能性もあります。
発信しておく
何ができるかを知っていただくことは、必須かなと。
発信するならときどきは何ができるかの強みを発信しておきましょう。
そうしないと、フォームがあってもなかなか依頼にはつながりません。
発信して記事を貯めておくと、読んでいただけます。
その記事を読んでいただくことで、どんな仕事をするのかもイメージしていただくことができます。
今回の執筆のご依頼も、事前にブログをご覧頂いていて、ある程度のイメージを持っていただけたこともあり、スムーズでした。
ということで。
ミスマッチなくやりたい仕事の依頼をいただくのは、カンタンではありません。
だからこそ、依頼をいただいたときには、「待っていました」と言える状況にしておきたいものです。
【編集後記】
昨日は税理士業で法人の決算、相続を。
その後は相続メルマガ執筆し、オンラインセミナー参加でした。
夕方に実家に行き、
先日執筆した冊子を見せたりと。
ちょっとでも安心材料に
なるものは見せています。
難しい本だとは言っていましたけどね。
カメラを実家に忘れたという失態を。
また取りに行かねば…。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
掛川茶