独立後には、「じぶんなら」を教えることもできます。
そのために必要なこともあります。
「それはあなたの考えでしょ?」
税理士の世界では、根拠を求められる場面も多いです。
たとえば、条文。
勤務時代、「条文のどこに書いてあるか」を問われたこともあります。
それが書かれていないと、「それはあなたの考えでしょ?」となるわけです。
実際に上司からそう言われたことがあります。今もちょっとだけ傷がうずきます。
確かに税金の計算はルールをもとにするのですから、法律は大事なのかもしれません。
ただ、これがよくない方向に動くこともあります。
・根拠に頼りすぎる
・一辺倒の回答になる
・じぶんの考えを失いがち
といったこともつながります。
わたし自身も最近に振り返って「流されたな」と反省したこともありました。
できるだけ、じぶんの考えを根拠に動きたいものです。
「じぶんならでは」を伝える
結果が同じだとしても、やり方、伝え方で違いを出すことはできます。
・専門用語をそのまま伝えない
・いらないものはごっそり省く
・やり方を編み出す
といったことは、その1つでしょう。
セミナーやコンサルティング、日々の発信でも意識していることです。
じぶんの考え、やり方で問題ないかどうか?
わたしの知る限りは問題ありません。
専門用語を使わなくても、お客さまには伝えることはできますし、高等技術を伝えなくても、解決できることがほとんどです。
昨日の個別コンサルティングもそうでした。
経理は会計ソフトに入力しなくても、Excelを使うなり、別の方法でも問題ありません。
最終的に会計ソフトという箱にデータが入っていれば、いいのですから。
過程を問われることはありません。
ルールがないことならなおさら。
縛りがないわけですから「じぶんがどうしているか?」を伝えることができます。
じぶんの考えを仕事として提供できるのは、いい世界観です。
ただし、条件はあるでしょうね。
「何ができるか?」をまずは知ってもらうことです。
「じぶんならでは」を求めていただくには?
じぶんの考え、オリジナルのやり方があるとしても、興味がある方は限られた方でしょうし、そもそも知られなければ求めていただくこともありません。
やはり事前に出しておく必要はあります。
・Macの使い方
・自動返信フォームの設定
・Excelの使い方
・Excelのデータ処理
・相続の仕事のやり方
・写真の撮影
・個別セミナー
・独立
などは、何ができるか?を発信として出していますし、仕事として依頼をいただいたこともあります。
むしろ、「ふつうはこうやってやります」とありきたりを出したらだめでしょう。
セミナーにしても、コンサルティングにしても事前の発信をもとに、ご参加いただき、ご依頼いただけるわけですから。
じぶんの考えを存分に出さないと意味がありません。
そうして、じぶんなり考えやノウハウを売ることができるようになったのは、独立後。
上司からNGを出されるなどの縛りもありませんし、お客さまが望んでいれば「じぶんならどうする?」を伝えることが仕事になります。
積極的に出していきたいものです。
【編集後記】
昨日は個別コンサルティングを3コマ。
数字関係のところをがっつりと
お伝えさせていただきました。
夜に桜を見に行こうという家族の予定がありましたが、
子どもの気分悪くなったので、家でまったりと。
リベンジするならここ数日でしょうね。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
とんとことん