最初から数字に強いという方はなかなかいらっしゃらないでしょう。
数字に強いとまで行かなくても、向き合えるようにやっておきたいことをまとめてみました。
数字を見るのは誰?
数字に強くなるまでは必要ないと思います。
ただ、じぶんの数字だけは、ちょっとずつはわかるようにしておきましょう。
大会社の数字を見たところで、よくわかりませんし、苦手意識がつくだけです。
でも、じぶんの数字となれば、入りやすいのではないでしょうか。
そして、限られた人しか見ないのも特徴です。
チェックできるのは、ざっと3人です。
1人目は税務署。
確定申告をしたら申告書とともに決算書もチェックします。
数字を見て、12月の売上が少ないようなら期ズレを疑います。
2人目は銀行。
銀行がなぜ数字をチェックするかといえば、決算書をもとにお金を貸す条件を判断するからです。
・利益が出ているか?
・お金はあるか?(売上の6ヶ月分など)
・債務超過になっていないか?
・返済できそうか?
決算書だけで判断をするわけではなく、借りる目的や借りる方の方向性も考慮されるのですが、数字もやはり判断材料。
3人目がじぶんです。
税理士は考慮外として。
じぶんの数字なら苦手を払拭しやすい
数字に馴染むには、じぶんの数字を見ることだという話をしました。
なぜ、数字をチェックしたほうがいいのか?
これは、じぶんの数字ならなぜチェックしやすいのか?ということにもリンクします。
毎月の数字は、自らが行動した結果として出たもの。
新しいメニューをつくって買っていただければ、数字にも反映します。
お金を借りれば、手元のお金は増えますし、いっぽうで借入金の残高が増えます。
数字が行動とリンクするわけです。
数字は結果ではあるのですが、その前の判断が前提。
だからこそ、数字をチェックして、「これからどうする?」の判断材料にしたいものです。
数字の苦手を払拭するには、数字と行動を確認していくことです。
最初のうちは慣れません。
でも続けていればちょっとずつわかってきます。
お金がいくらあるか?というのも数字で把握するわけで、苦手を払拭していきたいものです。
得意じゃなくてもいいので、苦手を減らしておきましょう。
どこをチェックするか?
じぶんの数字に慣れるとはいっても、いったい何をチェックすればいいのか…という声はあるでしょう。
貸借対照表の残高をチェックしたり、損益計算書で利益をチェックするというのもおすすめですが、慣れないうちはポイントを絞ってチェックするのもおすすめです。
お金はいくらある?増えた?減った?
借入金はあといくら?毎月の返済額はいくら?
利益はいくら?
というように限定してチェックしてみてもいいでしょうね。
慣れてくれば、ちょっとずつ全体の流れもわかるようになってきます。
キーワードはざっくり。
ひとまず毎月は完璧主義は捨てておきましょう。
数字の確認が遅れますので。
確定申告では数字をきっちり合わせる必要がありますが、毎月は7〜8割あっていれば、「これからどうする?」を判断することはできます。
・経理をためずに定期的(できれば毎日)にやる
・ネットバンクに連携する
・Excelでグラフにする
じぶんの数字の苦手意識をなくせれば足ります。
そのための工夫はしておきたいものです。
【編集後記】
昨日は税理士業で法人の決算、執筆などを。
夕方にクルマのカスタマイズ。
取り付けに手こずりましたが、ちょっと便利になりました。
その後、コンビニで発売されたビックリマン 40周年を
長男(10)へのサプライズで仕入れました。
発売を楽しみにしていたので「えっ買ったの?」と
いいサプライズになってよかったかなと。
【昨日の1日1新】
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