二酸化炭素(CO2)の濃度が多いと頭痛や眠気が出たり、集中力にも影響があるとされています。そんな中、快適に過ごすには、部屋のCO2濃度がどのくらいあるのか?は知っておいてもいいことです。
今回、「SwitchBot CO2センサー(温湿度計)」を試してみたので、レビューしてみます。
部屋のCO2濃度、高いかもよ
冬の時期、頭痛になることが多くなったり、部屋の暖房の効果で眠くなったり、気分が悪くなるといったこと、一度は経験したことがあるかもしれません。
実はわたしもたまに頭痛になることがあります。
その原因は気圧の影響などもあるかもしれませんが、もしかしたら部屋のCO2が多すぎるのかも…。
じゃあ、部屋の二酸化炭素が多い(CO2濃度が高い)と、どんな影響があるのか?
ChatGPTにも聞いてみたところ、こんな回答でした。
頭痛や眠気だけでなく、集中力の低下にも影響すると。組織で仕事をしていたときになぜ頭痛が多かったのか?眠くなったのか?このCO2濃度の影響もゼロではなかったでしょう。いや、きっとあったはず。閉ざされた空間で複数人で仕事をしていたわけですから。
影響があるとすればやはり換気も必要ですし、換気のタイミングも知っておきたいところです。
ChatGPTの回答にある対策のうち、観葉植物はすでにあるのでいいとして。CO2濃度の管理をするのに買ってみたのが「SwitchBot CO2センサー(温湿度計)」です。
室内の空気環境がどう変わるのか?がCO2濃度でつかめるようになっています。
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)
「SwitchBot CO2センサー」では、時間や気温、湿度などを確認することもできます。真ん中の数字781ppmというのがCO2濃度になります。(別売りのハブをつなぐことで天気アイコンも表示させることができます。)
CO2濃度の快適さと湿度の快適度はグラフで確認することもできます。CO2濃度は緑のメーターにある状態なら快適な状態ということ。下のメーターは「COMFORT」の位置にあるのが望ましいということで、わかりやすいです。
湿度は適正範囲でも、CO2濃度は高いということもあるわけです。
ただ、CO2濃度といわれても、どのくらいならいいのか?目安がよくわからないという方も多いでしょう。わたしもその1人でした。
アプリから確認するとCO2標準値が設定されていて、1000ppmまでは良好、1000ppm以上になれば注意信号、1400ppmを超えると換気が必要になります。室内のCO2濃度は1,000ppm以下に保つことが世界保健機関(WHO)や厚生労働省のおすすめになります。
とはいえ、いま部屋のCO2濃度がわからないわけですが、センサーがあればCO2濃度がわかるし、換気などの手を打てるということです。
…と語っているうちに、CO2濃度が1000を超えて、それとともにメーターも黄色のゾーンに入ってきました。
早朝の外は寒いのですが、やっぱり換気はしないとということで少しの間、窓を開けて換気。すると1000ppmをこえていたCO2濃度は602ppmまで下がってきました。
アプリからも同じように確認ができ、換気のタイミングがわかるように一定のCO2濃度になったらアラートをかけておくこともでき、アラートの濃度の設定も自由。
・本体でアラート
・ディスプレイの数値を点滅させる
・スマホのアプリへの通知(別途SwitchBotハブ製品が必要)
わたしはスマホへの通知をオフにしているので、画面の数字が点滅していたら気付くという感じです。まぁ、通知に比べると気づくのは遅れるのでしょうけど、まぁすぐに影響があるわけでもないので。
また、SwitchBotのハブをいれることで、GoogleアシスタントやAlexa、他のSwitchBotデバイスとの連携もできます。
いずれにしても季節を問わず適度な換気は必要で、「ここだ!」という換気のタイミングを知るためもCO2センサーは便利です。
SwitchBot CO2センサーの「これはイマイチ」
「SwitchBot CO2センサー」は、CO2濃度が大きなフォントの数字で目に入ることで、換気のタイミングにも気づきやすいというのがメリットです。一度体験してみると改めてそのよさがわかります。
そのいっぽうで、「うーん」と思えることもありました。
それはCO2センサーの反応速度が充電方法によって違うのです。
どういうことか?
このセンサーは2つの充電方式があります。USB-Cで充電することもできますが、コードなしで充電することもできます。
その場合の充電は電池です。ただ、電池での充電だと、情報の更新間隔が30分なのです。換気をしたあとに部屋のCO2濃度がどう変わったのかを知りたいのに、電池だと…。30分はさすがに遅いかなーと。
ただ、電池利用の場合でも解決策はあり、電池充電の場合はセンサーの画面に何分前に情報が更新されたかがわかるようになっています。
しばらく時間が経っていてすぐに知りたい場合、スマホのアプリから更新処理をすれば、情報更新することができます。
ただ、スマホを使って更新するのもめんどくさいです…。ということで。このCO2センサーを使うなら、充電はUSB-Cの一択でしょう。
USB-Cで充電していれば、反映はタイムリーになります。下の写真を見てみると、CO2濃度が時間の経過とともに(8時33分)979ppm→(8時35分)895ppmへとCO2濃度が下がっていくのがわかります。ちなみにエアコンを使っていない状態の部屋だと485ppmまで下がりました。同じ部屋なんですけどね。
もう1つは、バックライト機能がないので、バックライトがあれば画面の数字を見やすくなるとよかったかなーと。
とはいえ、買ってみてよかったと言える一品です。
CO2濃度が多すぎると体調管理でのデメリットも多く、そんな中で「SwitchBot CO2センサー」ではCO2濃度を測ることができ、換気のタイミングがわかるのですからメリットでしょう。
特に冬は寒いし、部屋にいてエアコンをかけている時間も増えますからね。わたしはこれを使い始めてから窓を開けて換気をすることが増えましたので、ご興味あれば試してみていただければ。
【編集後記】
昨日は確定申告や相続税試算の土地評価などを。午後はプログラミングの見直し。Power Automate Desktopでいくつかつくっておきました。夜は写真の整理などを。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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SwitchBotのアプリ