独立後、仕事をするための道具を揃えることは欠かせないもの。その道具はじぶんで選ぶことができます。
ただ、なくてもよかった道具もあります。
好きな仕事と道具と
独立後、仕事をするための道具は、じぶんで手に入れる必要があります。
では、その道具として何を選ぶか?
自由です。そのときの感情や状況によっても、何を選ぶかは変わるものです。
わたしの場合は、2015年の独立当初に使っていた仕事道具と現在の仕事道具ではかなり変わっています。
当時選んだのは、必要だと感じたこともあったのですが、業界ならではの常識とやらに左右されてしまった面もあります。結局、買ったものの使うことが少なかったり、使ってもストレスになったりということがありましたから。
じぶんの好きな仕事と好きな道具をどこまで近づけることができるか、独立後のテーマの1つです。
好きな仕事と道具でこそ、いいパフォーマンスを発揮できるわけですから。
わたしも「違うなー」と思う道具を捨てて、徐々にじぶんの望む道具を揃えていったという感じです。
独立後になくてもよかった道具たち
独立後に捨ててよかったと思える道具は次のようなものです。
電卓
電卓は使っていません。独立3年目に使わなくなりました。
なぜか?
Excelで計算すればいいやとわかったからです。
電卓は数字の叩きミスがあったり、そもそも叩きミスしたかどうかもよくわからなくなるといったことがあります。
で、計算してから検算して数字が合わないと見直すこともできず、また電卓を叩くことになります。
Excelで数字を入力していき、範囲指定すれば、合計はわかります。
あとで入力した数字を確認できますし、ミスがあればF2キーで訂正すれば再計算できます。効率がいいのはどう見てもExcelでしょう。
ということで、今は電卓をもっていません。
会社に勤務した時代からずっと使ってきた電卓。使うものだと思っていました。でも、そんなことはないかなと。
電話(FAX)
電話を使わないとお客さまから依頼してもらえないと思っていました。
ただ、やはり電話の場合は、手軽だけにストレスになることもあります。
・不在着信
・電話に出なくて怒られる
・音が途切れて聞こえない
・掛け直しても不在
・集中が途切れる
といったことで、もやもやします。
そこで、メールやチャットだけでのやりとりに変えました。
すると、メールが届いていれば、どんな内容で連絡してもらったのかもわかります。電話が遠くて聞きもらすことはありません。からもやもやもしません。
メールの確認も通知をオフにしているので、突然の着信もなく。
じぶんのタイミングで確認すればいいわけでストレスはありません。
なお、「電話じゃないと困る」という方も当時はいらっしゃいましたが、そのときに別々の道を歩いています。
それくらいしないとなくすことはできませんからね。電話ってのは。
プリンタ
プリンタも独立当初には買っていました。レーザープリンタを。
ただ、プリンタもペーパレスをはじめたのをきっかけにだんだん使わなくなりました。
今は自宅にも置いていません。
その年に数回のためにトナーを交換したり、紙を買ったりするのは非効率です。手放すには充分な理由でした。
…というと、「必要なときはあるでしょ?」と思われるかもしれません。
子どもの学校の関係などでプリントが必要になる場合はありますが、年に数回程度です。
その場合は、パソコンからPDFファイルをネットワークプリントにアップロードして、コンビニでプリントします。
コンビニに行く手間はあるのですが、コンビニがあればどこでもプリントできますし、トナーを交換する、紙詰まりに対処するなどの必要もなく、受け入れています。
道具が変われば方向性も変わる
仕事道具を見直すことはできても、お客さまとのやりとりとなると、なかなか手放せないということもありえます。
わたしが仕事道具を見直すことができたのは、
電話でやりとりしない
ペーパレスで仕事する
という方向性を見出すことができたから。
ただ、電話、紙のやりとりをするのが多数派であることも事実。
もし、仕事道具を見直したいならときには割り切った判断や行動も必要です。
方向性さえ決まれば、使う道具も自ずと変わっていくものです。
ペーパレスならiPadやApple Pencilなどは欠かせませんし、メールでのやりとりならパソコンは必須ですから。
現状は抜きにして、まずはじぶんがどうやって仕事したいか?を書き出してみましょう。そのうえで現状とズレがある部分があれば、変えていけばいいはなしです。まずは道具から。
【編集後記】
昨日はオフ。自宅で動画を視聴したり、掃除をしたり、写真の整理という感じで家で過ごすのが多めでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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