仕事道具を選ぶことができる独立後。そうはいっても、入れ替えのタイミングはやってきます。そのときにデータ移行が必要になるケースもあります。
そこで、データ移行がいつあってもいいようにデータ管理しておくのがおすすめです。
仕事道具は変わるもの
仕事で使う道具、独立後はじぶんで選ぶことができます。
とはいえ、選んだものをずっと使うわけではありません。
・道具の動きが遅くなる
・サービス内容の変更
・より使いやすい仕事道具が登場した
・受け入れがたい値上げ
・気分が変わった
などなど、いろんな理由で仕事道具を変更することがあります。
そのときに気になるのはデータ。
利用するサービスを変更するのに、ときには過去のデータも移す必要があることも。
そのときに、データを移行するのがタイヘンだから…と、仕事道具を変えられず使い続けるのは避けたいものです。
日頃からいつかデータを移行するという前提で仕事しておくのがおすすめです。
これまでのデータ移行
これまでにやってきたデータ移行を挙げてみました。
パソコンの買い換え
パソコンは毎年のように新しいものを買っています。
毎年買わないにしても、パソコンが消耗しているのに、「データがあるから」とデータを気にして遅いパソコンを使い続けるのは非効率です。
ファイルなどデータはクラウドに保管しましょう。
わたしはDropboxなどに保存しています。
クラウド上にデータ保管し、同時にパソコンでもデータを確認できます。
新しいパソコンを買ったときには、Dropboxをダウンロードし、ログインすればデータを移行できます。それだけにデータ移行に悩むことはありません。
アプリもインストールしてログインすれば使えるものを選んでいます。パソコンを変えても問題なく使えますから。
データ移行をしなくてもいいようにクラウドストレージは使っておいて損はないかと。保管以外のメリットもあります。
Dropbox Plus の値上げをかなりの値下げと感じた理由(ワケ) 1TB→2TB・スマートシンク・巻き戻し | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 OFFICIAL BLOG
サーバーの引っ越し
ブログを書くのには、レンタルサーバーを借りるのが通常です。このブログも同様です。
2016年5月に書きはじめて、2018年の11月ころに記事を更新すると、エラーが頻発してきたのです。「さすがにムリだな。」と。
当時、より許容範囲の広いWordPress専用サーバーのあるwPXに思い切って引っ越しをしたのです。
とはいえ、カンタンではありませんでした。
サーバーの引っ越しでは、ブログの環境、過去に書いてきた記事を新しいサーバーに移行して、引越し前と同じ状況にする必要がありました。
そこで
・データベースをエクスポート、インポート
・WP-contentsフォルダをFTPなどで移行
といったことをやりました。データの移行ができないとなれば、サーバーの引っ越しもなしえなかったことです。
今のサーバーもまたどこかで移行するときが来るでしょう。
そのときもデータの移行はやらないといけないことです。また、手こずるかもしれませんけど。
会計ソフトのデータ移行
今まで使っていた会計ソフトを途中で変更することもあるでしょう。わたしも独立当初に、当時使っていた弥生会計からマネーフォワードやfreeeにデータ移行をしました。
このときデータ移行するのもその年だけでなく、前年以前のデータもすべて移行しています。
ただ、会計ソフトの場合には、他社のデータを移行できるようなメニューもありますので、データ移行の敷居は下がっています。
ただ、中にはデータのエクスポートがややこしいソフトもありましたし、新しいソフトにインポートするのに、Excel関数を使ってデータ配列の読み替えが必要にあるケースもありました。(T◯Cとか)
いつどこで使う会計ソフトを変更するかわかりません。どこかで移行するという前提で選びましょう。
税務ソフトも半年後には変えることにして、そのときにはデータの移行をすることになります。データをエクスポートして、Excelでインポートのファイル形式が違いますから、Excel関数を使うなどして加工する必要はあるでしょうね。
ただ、データを取り出せればなんとかできます。
データを手の内に
意識しておきたいのは、前述したようにいつどこで仕事道具やソフトの環境を変えるかわからないということです。
トラブルで変えることになるのか、使いにくくなるのか、それとも飽きるのか。
いずれにしても、そのときが来てもデータ移行で困らないように、クラウドにデータを保管する、ソフトからデータを取り出すということに慣れておきましょう。
メール→Gmail
ファイル保管→Dropbox
経理→クラウド会計
どれもログインすればアクセスすることはできます。
メルマガの原稿も日々、Scrivenerに貯めています。
過去からのデータが必要になるなら、いつか引っ越しをする前提でデータを保管しておく、ソフトやサービスからCSVファイルなどでデータを取り出せる(ダウンロード)できるようにしておきましょう。
逆を言えば、データをCSVファイルでダウンロードできない、インポートできないようなソフトは使うのをやめたほうがいいということです。
好きな仕事道具でも、パソコンは消耗品ですし、新しい技術が出てきます。また新サービスも登場しますから、どこかで別れはやってきます。
【編集後記】
昨日は年末調整や法定調書をやったあとに打合せ。夕方には長男(9)のサッカー教室のお迎えに。夜は旅行の計画などを。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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