MacBook Pro(M4)でなくMac mini(M4Pro)を選んだ理由。

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M4チップのMac、試した末に今回選んだのはMac Mini。持ち運びができない(やろうと思えばできるけど)Macです。Mac miniを選んだ理由をおはなしします。

目次

Mac miniってなんだろう?

Macと言われて誰もが真っ先にイメージするのは、MacBook ProやMacBook Airなどノート型のパソコンでしょう。

わたし自身、2017年からMacを使い始めてから、選んできたのはMacBook ProやMacBook Airです。

特にMチップのMacBook Airは処理速度が速く、薄くて軽いので持ち運べるというのが魅力です。

次にiMac。ご存知のとおりデスクトップ型のMac。ディスプレイ、スピーカー、カメラ、マイクなどが一体化されています。ただ、持ち運びはできません。だからこれまでも選んできませんでした。

デスクトップ型には実はもう1つ、Mac miniがあります。

MacBook ProやMacBook Air、iMacとの大きな違いはディスプレイもキーボード、トラックパッドもついていないという点。付属品は電源ケーブルのみです。

Macの画面を映すためのディスプレイやキーボードは別で用意する必要があるのです。写真では、Mac miniの画面出力を使っていたウルトラワイドモニターにつなげています。

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キーボードはAppleのMagic KeyboardとMagic Trackpadを選びました。Apple以外のキーボード、トラックパッドでもBluetoothで接続できれば問題ありません。ただ、Magic Keyboard、指紋認証があるのは魅力です。

持ち運びもやろうと思えばできますが、やらないです。

これまで持ち運びができるMacだけを選んできたわたしが、なぜ持ち運びができないデスクトップ型のMacを選んだのかをまとめてみました。

Mac miniを選んだ理由

今回、あえてデスクトップ型のMac miniを選んだのは次のような理由からです。

他も味わってみたい

前述したようにこれまで使ってきたのはノート型のMac。

デスクトップ型は持ち歩きができないからという理由で、ずーっと使ってきませんでした。

MacBook Proをディスプレイにつなげば、デスクトップ型と同じように使うことができますから。デスクトップパソコンを持ち歩くことはできませんから、MacBook ProやMacBookAirのほうが利用の選択肢は多いです。

でも、ヒトの気持ちは変わるもの。ずっと同じ味は飽きます。

たまには違う味も欲しくなるもの。そこで目をつけたのがデスクトップ型のMac miniでした。

Mac mini(M4)はコンパクト

今回のM4チップのMac mini、これまでのMac miniと比べたらコンパクトになっています。これまでのMac miniはM4のMac miniよりは薄いのですが大きかったのです。

M4チップのMacBook Proと大きさを比較するとこんな感じです。

もし、これまでのサイズのMac miniという名前と比較しても大きくて、とても買おうという気にもなりませんでした。

それが今回はコンパクトになったので、ちょっと興味がでたといったところです。

コスパがいい

今回試したMacBook Pro(M4)とMac mini(M4 Pro)の違いをまとめてみました。

スクロールできます
項目MacBook Pro(M4)Mac mini(M4 Pro)
プロセッサ10コアCPU
(高性能×4+高効率×6)
10コアGPU
16コアNeural Engine
12コアCPU
(高性能×8+高効率×4)
16コアGPU
16コアNeural Engine
メモリ16GB24GB
ストレージ(SSD)512GB512GB
ディスプレイ14インチ 外部ディスプレイ:最大3台
ポートThunderbolt 4(USB-C)×3
HDMIポート
SDXCカードスロット
3.5mmヘッドフォンジャック
前面:
USB-C(USB 3.2 Gen 2)×2
3.5mmヘッドフォンジャック
背面:
Thunderbolt 5(USB-C)×3
HDMIポート
ギガビットEthernetポート
ワイヤレスWi-Fi 6E、Bluetooth 5.3Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
サイズ高さ:1.55cm
幅:31.26cm
奥行き:22.12cm
高さ:5.0cm
幅:12.7cm
奥行き:12.7cm
重量約1.55kg約0.73kg
価格250,800円(税込)218,800円(税込)

今回のMac miniでは、これに

  • Magic Keyboard(USB-C) 21,800円
  • Magic Trackpad(USB‑C) 18,800円

加えて合計259,400円。まぁ、値段としては似たようなものです。

ただ、MacBook ProはM4チップなのに対して、Mac miniはM4Proチップ。同じような金額でも性能は違いますからコスパがいいといえるでしょう。

ちなみにMac miniのM4チップは、94,800円から買うことができます。いっぽうでMacBook ProのM4チップは24.8万円からです。ディスプレイ、キーボードやトラックパッドを買うにしてもコスパのよさは光ります。

端子が多い

Mac miniの特徴として端子の数の多さがあります。前面にUSB-C(USB 3.2 Gen 2)×2と3.5mmヘッドフォンジャック

背面には、Thunderbolt 5(USB-C)×3(M4のMacの場合はThunderbolt 4)とHDMIポート、ギガビットEthernetポートがあります。

オンラインで仕事をすると、USB-C端子はけっこう使います。そんな中、USB-Cなどの端子が多いのは強みといえるでしょう。

Mac miniとMacBook Proの操作性の比較

ということでMac miniをしばらく使っていますが、やはりノート方とは違います。

これからMac miniを使う方に向けて、違いを挙げてみました。

キーボードがノートと微妙に違う

これはMac miniというかMacBook Proと同じようなキーボードのMagic Keyboardとの比較になりますが、キーボードの操作性には違いがあります。ちょっと慣れは必要でした。

こちらがMacBook Proのキーボード、

いっぽうでMagic Keyboard。この2つの違いは右下の矢印のキー。使いはじめはタイプミスが多かったのですが、慣れれば大丈夫でした。

毎朝タイピングの練習をするうちにある程度、Magic Keyboardの感覚にも慣れていったのです。

ちなみにMagic Keyboardには、テンキーのついているタイプもあります。ただ、わたしはMacに変えてからテンキーを使っていないので選んでいません。

このはなしとは離れますけど、Magic Mouseはトラックパッドの立ち位置を考えると、売らないほうがいいような気が…。

トラックパッドが大きい

今度はMagic Trackpadのはなし。

パッド単体なのでどこに置くかも自由にきめることができます。そうは言っても今までの配置を選んでいます。いろいろ試して「結局これかな」と。

で、Magic TrackpadはMacBook Proのトラックパッドよりもさらに大きいのです。サイズの比較をすると、ひとまわり大きいのがわかるかと。

広い範囲で操作できてトラックパッドの操作性は申し分ありません。これはけっこう気に入っています。

電源ボタンは裏にある

Mac miniの電源ボタンはどこにあるか?実はMac miniをさかさにすると電源ボタンがあります。

すると、「電源ボタンが裏にあるなんて」と思われる方もいらっしゃるでしょう。まぁネットでもざわついていたという風の声は耳にしました。

ただ、Macって電源をいちいちオフにしないんですよね。すると電源ボタンが裏にあってもほとんど触らないからどっちでもいいという結論になります。

ということで、最後にMac miniをおすすめする方をひとことでいうなら、ノート型のMacをすでに持っている方です。

もし、Macが1台しかないなら、Mac miniはおすすめしません。やっぱり持ち運びができるのがMacの魅力の1つではありますから。

ただ、たまには違う味も…と2台目や3台目なら試してみてもいい一品です。

Mac miniが気になる方は参考にしていただければ。


【編集後記】
昨日はのどがいたいという長男(9)を連れて病院へ。熱はなかったのでそのまま学校に送り、午後から打ち合わせ。夜は長男(9)とドラクエをちょっとやったあと、部屋の照明の付け替えを。海外製なので電球の取付けに苦戦しましたがなんとか。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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