フィット(1.5 e:HEV クロスター)のオートリトラミラー機能。じぶんで取付けしてみた。

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オートリトラミラー機能。クルマのミラーを自動で開けたり閉じたりすることができます。毎回ボタンを押さなくてももいいわけです。

このオートリトラミラー機能に必要なパーツをじぶんで取付けてみたという話です。

目次

オートリトラミラー機能とは?

クルマを運転するとき、エンジンをかけて走るまでにやることがいくつかあります。

ドアロックを解除→ドアを開く→シートベルトを装着→ミラーを開く→エンジンをかける→アクセルを踏む

というように。

で、この操作はクルマを乗る限りは続きます。ただ、自動化できるところもあります。

ドアをロックしたらドアミラーが閉じ、ドアロックを解錠するとドアミラーが自動で開くという機能です。

オートリトラミラー|便利&快適/アウトドア|N-BOX|Honda Access|Honda公式サイト

2024年9月に発売された最新のフィット(クルマ)では、このオートリトラミラー機能がついているのですが、それ以前のものはオプションで追加することに。ただ、商品だけで11,000円、工賃も含めると2万円は超えると思われます。

このオートリトラミラー機能をディーラーにお願いしないで、じぶんで設定してみました。

オートリトラミラー機能をじぶんで取付けてみた

オートリトラミラーのないクルマ(フィット)でも、機能をつけることができます。

どうやって設定するのか?

「オートリトラミラー機能 連動ミラー格納キット」(商品名が長いのでこれ以下は「キット」といいます。)というすばらしいアイテムがあり、これをクルマに取り付けることによって、オートリトラミラー機能をつけたクルマが誕生します。他のクルマでも同じようなパーツはあります。

もともとカプラーが挿してある純正のカプラー(接続ユニット)をはずして、それぞれにこの「キット」を通過させるイメージです。

配線自体はカプラー(接続ユニット)にまとめられているので、接続するときに考えるのは、端子の接続だけとシンプル。

設定マニュアル、設定する手順を説明した動画を見れるようになっているので、じぶんで設定することもできます。じぶんでやるならパーツも7000円ほど、工賃はゼロです。

それでは実際にどんな感じでつけるのかをやってみます。

オートリトラミラーキットの取付け

次のものを用意しましょう。

  • オートリトラミラー機能 連動ミラー格納キット(ヘラも付属品)
  • 養生テープ(キズがつかないように用意がおすすめ)
  • プラスドライバー(1つだけネジをはずすところがあります)

まずはクルマのドアを開けておきます。

運転席側のドア、キズがつかないように養生テープを貼っておき、へらをパーツの間に差し込んで、テコの原理でもちあげるとミラー・ウィンドウ用のパーツをはずせます。

パーツに接続されているカプラー(端子)をはずして、ボタン類は別の場所においておきます。

ドア部分についているネジを1つだけはずします。(ネジをはずすのはここだけです)

もともとクルマについているカプラーと、今回のキットのカプラー(白い部分)を

かみあわせます。

このように白いパーツも。どれをつけるかはかみあうものが1つしかないのでわかります。

その後、ドアスピーカーのそばにヘラをさしこんで、やはりテコの原理ではずします。ビスで止めてあるだけなので割れることはないかと。

1箇所はずすと、ずらしてはずしていけます。(すべてをはずす必要はありません。)

で、ドアカバーをはずしかけたところで、キットの小さなカプラーを

穴に突っ込むイメージで落とします。すると、小さなカプラーがこのようにぶら下がるように。とりあえずここでキープ。

その間にドアの手前部分もビスで止められたところをはずしておきます。(この中にカプラーがあるのでそれを抜ける程度にはずせば大丈夫です。)

先程、下に落とした「キット」のカプラーを、

もともと入っていたカプラーと入れ替えて、

ドアのカプラー差込口に差し込みます。するとこの段階でクルマ(フィット)に乗るときの音楽が流れます。

で、もともと入っていた純正のカプラーは「キット」の別のカプラーと接続します。

ここからは折り返しになります。はずしたドアパネルをはめ込むのですが、実はその前にやることがあります。

まだ使っていないキットのパーツがありました。この端子には

付属の両面テープをつけて、

「キット」でまだ利用していない端子を差し込みます。(ハマるのは1つしかないのでわかります。)

これをやはり下に落として、ドアパネル内側のスペース吸音材の上あたりに貼り付けて固定します。

ここまでやったら、今度こそ折り返しです。はずしたドアパネルをもとに戻すようにはめていきましょう。

ネジを閉めるのを忘れずに。写真にあるようにまだ未取り付けのカプラーがあります。

これはさいしょにとりはずしたミラー・ウィンドウのパーツに差し込みます。

もう1つあるので忘れずに。純正のカプラーはすべて「キット」のカプラーをかませていることになります。

で、ふたをして元に戻します。これで完了です。

これでキーでドアをロックすると、ミラーが自動で閉じるようになります。ロックを解除すればミラーが開きます。

動画です。ちょっと暗めな映りになってしまいましたけど。誰も乗っていない状態で外からドアロックとロック解除を1回ずつ試しています。(音は消しています)

あともう1ついうと、「車両設定」でクルマを降りたときに自動ロックする機能もオンにしておくと、クルマを降りて少し離れると自動でドアロックされて、それとともにミラーも自動で閉じるように。

やることを減らせますし、ドアロックを忘れるというトラブルを気にしなくていいのでラクです。

少なくともこのフィットクロスターに乗っているうちは、ミラーの開閉ボタンを押さなくてもよくなりました。同じようなカスタマイズは別でもやってみる予定です。

やったことないことに挑戦してみよう

正直、クルマの機能追加なんて、やろうとも思っていませんでした。

ところが。ふとしたことからAmazonで今回のキットを見つけたのです。

配線を1つずつ接続するというと「めんどくさい…」「壊れたらどうしよう」となるのですが、このキットの素晴らしいところはすべてをカプラーでつなげればいい、というシンプルさです。

これでじぶんのクルマにもつけてみようというやる気がみなぎりました。
もちろん、クルマのカスタマイズをやったこともなければ、クルマのドアパネルをとりはずしたことすらないです。

でも、一度やってみたおかげでクルマのしくみの一部が見えました。
すでに同じようなカスタマイズをやろうと計画しています。

やったことがないことをやってみるメリットは視界が広がること。そこから興味をもつ可能性もあります。

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セルフマガジン
メルマガ
ブログ

などは、どれも「やったことない」からスタートしています。
やったことないことにこそ触れていきましょう。

今回のキットのように敷居を下げてくれるアイテムも探せばあるかもしれません。


【編集後記】
昨日は午前中に打合せ。午後にセミナー開催。そのあとに今回ご紹介したオートリトラミラー機能の追加を。夜は届いたFC25を長男(9)とプレイ。最初はAmazonで注文していて配送に切り替わらず当日に着かないピンチでしたが、ヨドバシでの購入に切り替えて、当日に届きました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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エンラージ商事 オートリトラミラー ドアロック連動キット
FC25


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