会計ソフトで使うメニューは3割。

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経理をじぶんでやってみようという方にとって、会計ソフトの敷居を高く感じるかもしれません。実際にそのような声を耳にすることがあります。

ただ、使うのは会計ソフトの3割(植村調べ)ほどかなと。その必要なところだけを使えれば問題ありません。

目次

会計ソフトの敷居が高くなる理由

じぶんで経理をやろうという方と話をしていると、メニューが多すぎてどこを使えばいいかわからないという声があります。

確かに会計ソフトにはメニューが多いです。メニューの下にまたメニューが枝分かれしていますし、会計以外にも連携しているソフトも含めるとさらに。

そうなると、じぶんで経理をやってみようと思っても、敷居を高く感じてしまうのはムリもないでしょう。
ただ、実際はというと、メニューの一部を使えれば日々の経理は問題なくできます。

メニューが多いのはいいようで、そうでもないです。
選択肢が多すぎると迷いますから。(連続取引登録とかいる?)

どの会計ソフトを見ても、使わないメニューは多いです。
税理士であるわたしもすべてのメニューを使っているわけではありません。触ったことがないメニューもありますし。

ただ、会計ソフトを売る側からいろんな声に応えようとすると、メニューは増えていくのは仕方ないでしょうね。
それならば、使う側として触りながら選んでいくしかありません。

freee会計で使っているのは一部だけ

freee会計を例に挙げるなら、初期設定は別としてそれ以外だと次のような機能を使っています。

・ネットバンクなどのデータ連携
・自動で経理
・Excelインポート
・月次推移
・試算表(銀行用で)
・固定資産台帳(あれば)
・決算書作成
・年度締め
・自動登録ルールの設定(というか変更)

会計以外も含めると、

・請求書
・給与計算
・freee申告(じぶんで申告するので)

といったところです。

最低のプランを使っているので、カギがかかっていて、そもそも使えないというのもありますけど。仮に使えたとしても使わないかなーと。使うのはメニューの2〜3割程度です。

データ連携以外の取引で入力したいものがあれば、会計ソフトの入力を使わずともExcelを使ってインポートできますし、早いです。また、推移表や資金繰りもExcelでつくることができれば必要ないです。

ただ、「月次推移」は月ごとに比較してチェックする、月次推移の数字からそれぞれの取引にジャンプできるのが便利なので、使ったほうがいいでしょうね。

いずれにしても、メニューは多いのですが、限られたメニューだけを使いこなせれば問題ありません。その限られたメニューだけをトレーニングして使えるようにしましょう。

毎日ちょっとずつ触る

限られたメニューだけを使うとしても、経理はカンタンではないです。

それでも日々経理をやっておくことでメニューの使い方はわかってきます。わたしは前日のレシートやネットバンクなどからデータ連携された取引について経理を毎朝やっています。

小さくやれば、1日5分〜10分でできる量ですし、最初は苦戦するとしても、会計ソフトを日々触っているうちに慣れてきます。

インポートなどもやったことがなければ、ちょっとのデータで試してみましょう。それなら間違えてインポートしても削除する数も少なくていいわけですから。

経理をするのにExcelを使うかどうか? インポートをやってみよう。 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 OFFICIAL BLOG

勤務をやめてじぶんで仕事をするとなれば、数字はじぶんでチェックする必要があります。
ただ、経理のスキルも一度身につけることができれば、一生モノですから挑戦してみる価値はあります。

丸投げしていては数字のスキルはなかなか身につかないです。

経理のやり方がわからない、もっといいやり方がないか知りたいというのであれば、ポイントだけ税理士にコンサルティングを受けるでもいいでしょうね。(わたしもサポートさせてもらうことがあります。)

じぶんで経理をやってみたいなら、会計ソフトの必要なメニューだけを使いましょう。敷居を必要以上に高くしなくても大丈夫です。
日々触っていればちょっとずつわかってくるのは、経理に限ったことではありませんから。


【編集後記】
昨日は法人の決算、セミナー準備などを。夜はオンラインセミナーに参加でした。10月にニンテンドーミュージアムに行こうかと妻と2人で抽選に応募。で、早くも当選した場合を想定してホテル探しを。競争率高そうですけど、前向きです。

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