お金を払って利用したいけど、困ることもあります。
提供する側としては、お金を受取るしくみはしっかりつくっておきたいものです。
愛知牧場で困ったこと
昨日は午後から愛知牧場へ。自宅からも30分ちょっとで行ける距離にあります。
冬は菜の花、春はネモフィラ、今の時期は夏でひまわり。秋はコスモスが咲くそうです。

また300円でかわいい動物に会えるのも魅力です。モルモットや

うさぎも。うさぎは有料のどうぶつ広場に入ればその辺で歩いています。この写真も部屋から出てきてわたしの目の前に寄ってきたところです。ズームしていたのでちとびっくりしましたけど。

平日に行くと駐車場も無料ですし人が少ないので、より集中して楽しめます。その代わり土日だとやっている売店もやっていませんが。
ただ、困ったこともありました。それがお金を払うこと。
お花畑に入るのは有料(100円)です。(写真は春にいったときのものでイメージです。)受付の方は誰もいなくて近くの箱にお金を入れるしくみ。で、現金払い…。春に来たとき、現金払いしたことをすっかり忘れていました。

サイフから小銭を出して払うことが少ないので、小銭があったかどうか覚えておらず。おそるおそるサイフをのぞいてみると、500円玉が1つだけ。100円玉がなかったのです。その場に両替機があれば両替したのですが、ありません。
すると、牧場の奥のほうまで歩いてきたのに、入口に戻って自動販売機でジュースを買うなりして小銭をつくる必要があります。ただ、それはめんどくさく…。
すぐに払わせてもらって堂々と中に入りたいんですけどね。
迷った結果、申し訳なかったのですが、いったん未払金にさせてもらって後でポストにお金を入れに戻ってくることにしました。
で、中に入ってひまわりの写真を撮らせてもらいました。
その後、どうぶつ広場に両替機があったので、ここで。助かりました。
500円を100円に両替して、どうぶつ広場の300円の入場料を払えました。で、その後にひまわり畑のポストにお金を入れに。ただ、入場者からすると非効率すぎます。小銭があるとも限りませんし。

お金を払うかどうかはセキュリティなどなく、信用払いなのでそれはそれで1つの判断ですが、払いたくても小銭がなくて払えないというのは歯がゆいです。

「払いたいけど小銭がない…」の対策
払いたいのに払えないということもあります。現金払いなら。
じぶんならどうするか?
現金以外の選択肢も用意します。
ひまわり畑に両替機を置かなくてもいいかなと。導入コストもかかるでしょうし。
たとえばPayPayなどのQRコードがお花畑の入口前に貼ってあれば、サイフに小銭がなくても困りません。
今回もPayPayでQRコードを読み込んでサッと払うことはできたでしょう。PayPay残高がなくてもチャージできます。
あとでお金をポストに入れに戻ってくる必要もありません。
お賽銭をPayPayのQRコードでうけつけるというお寺もあります。これと同じイメージでいいかと。
サッカー神社(白山宮・足王社)。お賽銭をPayPayで入れる時代がやって来た。 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 OFFICIAL BLOG
QRコードだとPayPayの決済手数料はかかるでしょうが、払ってもらえないよりはいいでしょう。また、わたしのようにPayPayならサッと払えるという方もきっといるかと。
そもそも、ポストを置いて現金を入れてもらうというしくみ。このやり方だと、小銭が払えないからスルーされてしまう可能性もあります。
あとで払いに来ると思っていて、忘れて帰ってしまうというパターンもあるでしょうね。
それもまた歯がゆいかと。
愛知牧場の方がこのブログを見ないとは思いますが、万が一ご覧になったら、また行きたいので現金以外の選択肢もぜひ検討してほしいです。
「払いやすさ」でお金を受け取りやすいしくみ
冒頭の写真のやぎ、わたしのすぐそばにきたのですが、段差のある木の台に飛び乗って何をするかと思いきや、

木の上の葉(実)を食べようと懸命に首を伸ばしていました。やぎの歩く高さからは木に届きません。台があれば木になる葉にも届きます。そのためのしくみでした。

提供する側としては、お金を払いやすいしくみをつくることも考えたいものです。
払いやすさを考えれば、受け取りやすくもなります。
現金が受け取りやすいかというと、そうでもないでしょう。
「現金払いならいいや」という判断もありえます。
今回の事例のようにお金を払いたくても、小銭がなく、無人だと手が打てなくなりますし、対面でやりとりするにもほとんど人がいないのに、対応するのは現実的ではないでしょう。仮にやるとしてもお釣りを用意する必要があります。
その点で信頼して無人という選択は素晴らしいと思いますけど、牧場の運営のためのもしっかりお金を受け取っていただきたいもの。
無人を選ぶならお金を受け取るためのしくみは必要です。
わたしも提供する側としてお金を直接受け取ることはしていません。ネット経由で受け取っています。
現金のやりとりをしたくないので、クレジットカードか銀行振込でお金をいただくようにしています。
支払いパターンが1つしかないと、たとえばカード決済の場合、カード決済がうまく行かないなどという場合にお金を受け取れません。まぁ、問合せはしていただけるのでしょうが、その手間をお客さまにかけさせてしまいます。
そこで、銀行振込も用意しておけば、「やっぱり振込で」と気が変わったとしても受け取れます。
お互いにとってやりとりなくスムーズです。
カード決済には手数料(Stripeは3.6%)がかかりますが、お客さまの払いやすさを考えれば必要なコスト。
それでお金をスムーズ、かつ確実に受け取ることができますし、決済後に自動返信メールが届けば、支払いがうまくいったかどうかもお客さまに伝わります。
何も反応がなければ「払えたのかな?」と不安になることもあるでしょうから、その点で払うしくみに力を入れています。
提供する側として、お金を払いやすさはぜひとも考えておきたいものです。
払い方にも好みがありますから、選択肢は複数あるといいかなと。ただ、多すぎてもそれはそれで迷いますが。
【編集後記】
昨日は法人の月次、相続の仕事をやったあとに愛知牧場に写真撮影へ。動物に癒やされました。平日だと駐車場無料だし、500円もあれば充分に楽しめてコスパよすぎるなと。ただ、現金払いだけ…。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
平日に愛知牧場
アイス・生クリームフルーツ大福