セミナーでは、話す練習をしないでぶっつけ本番で話しています。
ただ、以前からそうだったわけではなく、昔は緊張もしていましたし、話す練習や準備もしていました。
わたし自身、台本なしでリラックスして話せるのには条件があると考えています。
その条件を3つ挙げてみました。
ヒントをちりばめる
人前で話すとなると、ある程度は流れや構成を踏まえておく必要があります。
ただ、それを暗記することもできません。
そこでやっているのは、ヒントを見ながら話すこと。…といっても台本やカンペがあるわけでもありません。
キーワードをいくつかちりばめています。
冒頭の写真もセミナー動画を切り取ったもの。マインドマップにキーワードを入れています。マインドマップに沿って話していけばいいので、次に何を話すかで困ることはありません。
人前で話すときには、スライドやマインドマップなど、何かしらヒントを入れておくと話しやすくなるのでおすすめです。
パワポやXmindを使って話すときには、キー操作は工夫しましょう。たとえばショートカットキーなど。そのほうが流れをスムーズにできます。
Xmindなら、
- Ctrl+「+」→ ブランチの内訳画面に切り替え
- Ctrl+「0」→ 中心に移動
- Ctrl+「ー」→ 縮小表示
などがあります。パワポはスライドをすすめる「→」キーがあれば足ります。
経験を話す
経験したことを話すなら、どれだけでも話せます。
強みや過去の経験をテーマにすれば、そのネタでは他の誰よりも知っていることになります。じぶんの経験ですから。
特に慣れないうちに、人前で話すときに過度に緊張してしまうのは
「間違えたらどうしよう」
「こんなこと話してもいいのかな?」
などと考えてしまうのが理由だったりします。
テーマは誰もが知っていることでも、じぶんの経験を混ぜれば、「間違っている」と言われることはないでしょう。
で、一般的な話よりも
「じぶんがどうしているか?」
「どう考えたか」
という話のほうが聞きたかったりするものです。わたしが聞く立場なら一般的な話は本などで読めばわかる話ですから。
ただ、本に書いてあることは、明日からにはつなげにくいもの。
経験を語るほうが色を出せます。
誰に向けて話すか
緊張しなくても話せるのには、話を聞いてくれる方も大事です。
じぶんのことを全く知らない方、わたしの経験に興味がない方だと、やはりリラックスしては話せないでしょうね。
その点で誰に話を聞いていただけるかは大事です。
その場はじぶんでつくることができます。
日頃から発信していれば、人となりは伝わるものですし、気の合う方に話を聞いていただけますし、興味深い質問もしていただけます。
人前で話すのにも、環境にはある程度こだわっていいものかと。
もし、人前で話すのが得意でないけど、話す仕事をしてみたいというのであれば、ちょっとずつでも経験を積んでみるのがおすすめです。
ネットで告知してみましょう。
もちろん、告知して空振りすることもあるのですが、その後に参加していただけることもありますから、単なる失敗だと結論づけるのは早く、タイミングもあるよなという学びにもなります。
人前で話すことで強くなれます。
【編集後記】
昨日はオフ。セミナー動画の編集をして、そのまま動画販売まで。6/7までキャンペーン中です。
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その後はとある研究を。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
セミナー動画の一部にテロップ