組織であれば、仕事をチェックする機能はあります。そのうちの1つがダブルチェックです。
独立後は、ダブルチェックを受けることはなくなりますが、なくてもやりようはあります。
ダブルチェックで助かるケース
組織で仕事をする場合、複数人でチェックするという場面は多いです。
・担当者がつくった資料を上司がチェックする
・担当者が不正していないかを別の人がチェックする
というのは、これまでに組織を経験してきた中でありました。
確かに別の人がチェックすることで違った視点で見ることができる、ミスを発見できるというメリットはあるのかもしれません。
任せきりになれば、万が一、不正をしていた場合には発見できるまでには時間もかかるでしょうし、下手をすれば損失になる可能性もあります。
それを救済できるのは確かに大きいです。
ただ、ミスや不正は確率的に考えると少ないことです。
特にミスは仕事をやっていれば、少しずつでも減らすことができるものです。
そして、視点を変えるとダブルチェックにはデメリットもあります。
ダブルチェックという二重の仕事
ダブルチェックがいいかどうかというと、必ずしもそうとは言えないでしょう。
・上司がチェックしなくて仕事が止まる
・何をチェックすればいいかわかっていない
・適当に見て「大丈夫」と太鼓判を押す
仕事の流れが止まる、「たぶんあってるでしょ?」とチェックとして機能していないケースもあるかと。
そうなると、結果的に仕事のスピードが落ちてしまいますし、組織としては二重の仕事になってしまう可能性もあります。
ひとりを選んでいる場合はダブルチェックがありません。
チェックしてもらう方はいませんからデメリットに映るかもしれません。
事実、わたしも独立当初、資料を誰もチェックしてくれなくなった環境に変わって不安を覚えたことはあります。
ただ、「じぶんがつくった資料は自らチェックする」という覚悟が決まったことで、より集中してチェックするようになりましたし、じぶんでなんとかするしかないわけですから工夫もします。
正直なところ、何人で何度もチェックしたところでキリがない話です。
ひとりだからミスがでるわけでもないですし、10人でチェックしたからミスがなくなるというわけでもありません。
どこかで割り切りは必要でしょう。
じぶんの仕事を自らチェックするというやり方でもミスを見つけることができますし、他人のチェックを受けなくても大きな問題になったことはありません。
ダブルチェックが必要かどうかといえば、そうでもないかなというのが現状です。
ひとりなら不正のしようもありません。
なので、不正のためのチェックは必要ありません。
例外としてお客さまの脱税というケースはありえるのかもしれませんが、そういう方とは仕事をしていないので問題ありません。
ひとりならチェックを工夫する
ひとりだからこそ、ミスをしないようにチェックのやり方を工夫するものです。
現状は
・忘れものやミスを防ぐためにチェックリストをつくる
・予定を忘れないようにGoogleカレンダーにいれる
・申告書をつくったらしばらくしてからチェックする
・過去にやったミスを記録してたまに眺める
といったことをやっています。
ダブルチェックのない人生を選んだなら、ダブルチェックをしなくてもいいようにじぶんなりのしくみをつくっておきましょう。
そもそもチェックが必要な仕事を減らすというのも大事かと。
【編集後記】
昨日は午後から打合せ。帰りにコンビニに寄ったらビックリマンの新シリーズが出てたのでサッと調達し長男(9)にサプライズを。早速お気に入りのヘッドロココが出て喜んでました。
【昨日の1日1新】
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