完成してから出すというのはいいように見えますが、そうでもありません。完成しないと売れない、買ってもらえないわけですから。
仮に未完成でも、買っていただくことはできます。
「完成してから出す」はいつの日か?
通常、商品は完成してから出すというもの。
お菓子もアイスも袋が空いたまま、中身がないというのではクレームですし、パソコンもCPUが内蔵されていなければ、売ることはできません。
ただ、あらゆる商品が完成しないと売れないかというと、そんなこともありません。
先に商品のイメージを伝えておき、発売前にお金を払っていただくこともできます。ゲームや本はその一例。
逆に「完成してから」が足かせになることもあります。
たとえば、やったことがないことをメニューにしたいと思ったとき、レベル30になってから売るというと?
レベル30になるまで商品にすることはできません。
でも、出せば買ってもらえる可能性が1%でもあるわけで、それならメニューにしておきたいものです。
わたし自身もメニューは出していますが、完成後にメニューにしたわけではありません。できそうなことをメニューにしてネット上に出したに過ぎません。
そもそも、何を持って完成とするのか?完成したかどうかは誰の判断なのか?
100%の答えがない以上、できそうなことをメニューにして出せばいいんじゃないかなーと考えています。
その場で完成させる場合もある
いつ完成するのか?
事前の完成を前提とせず、その場でつくって完成させることもあります。
昨日の個別コンサルティングもそうでした。
お申し込みいただいた時点でフォームに依頼内容を書いていただいていましたが、事前にやっていたことはその依頼内容にサッと目を通しただけです。
コンサルティングの開始後に話を伺いながら、90分でじぶんなりの回答を出して完成させたというイメージです。
「時間内で何でも聞いてもらっていいです」というメニューなので、どんな依頼があるかわかりません。だから当日を迎えるまでの完成度は?と言えば、せいぜい1〜2%くらいでしょうね。
セミナーも「こんなのはどうかな?」と思えば、ざっくりの案をつくって告知を出しています。
告知をした時点では、どんなセミナーなのかの方向性だけは出していますが、コンテンツとしてはゼロです。
それでも、参加のお申込みをいただけます。
では、1回目で完成させれば、2回目は完成度100%なのかというと、それも違います。
1回目でここはちょっと変えたほうがいいかも…ということがあれば、見直して2回目では出しています。3回目もやっぱり同じ。
そう考えると、3回やってても完成とはいえないでしょう。
で、完成することを待っていたら、いつまでたってもメニューにできないわけです。
イメージを伝えるなら未完成でいい
上手くなってから、できてから…と言わずに出しておき、買っていただくためには未完成なりにもを出しておくことが欠かせません。
何もなければ、メニューで何ができるかも伝わりにくいですが、それまでに何ができるかを出しておけば、買う側でもイメージしやすいです。
買う前にどんな商品なのかが100%わかるものはありません。
わたしが買う側で考えても
・ゲーム
・パソコン
・スタバの新作
どれも買うまではわかりません。
ただ、買う前にどんな感じなのか?のイメージを伝えることはできます。
そのイメージこそ、ざっくり、未完成でいいわけです。
こちらも未完成でメニューに出していることの1つです。
写真撮影モニター(無料)募集 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 OFFICIAL BLOG
できそうなことがあればメニューにして出しておきましょう。
たとえ反応がなくても、出しておけば可能性は1%以上ですから。
【編集後記】
昨日は長女の高校の入学式。制服につけるリボン?がセットしにくく、わたしに出番が回ってきてなんとか対応。妻と長女(15)出かける前に2人の写真もカメラでしっかり撮りました。午後から個別コンサルティング。相続税の申告についてでした。その後に打合せ、後半お互いのやりたいことの話も楽しめました。夜はオンラインセミナー参加。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
とある解約
BusinessプライムDuo