リスキリングという言葉をよく耳にするようになりました。
ただ、リスキリングの効果には条件も必要だと考えています。そう考える理由についてお話しします。
リスキリングで職場に適応する
リスキリングの本を多く見るようになりました。
ただ、わたし自身は「リスキリング」の定義がよくわかっていません。ついでに言えば「DX」がITスキルと何が違うのかも。
試しにChatGPTに聞いてみると、こんな答えが帰ってきました。
ざっくりいえば、仕事で使えるスキルを身につけることで、仕事のやり方を見直すことができる、職場に適応できるといったようなことかと。
確かにスキルを磨くことは大事ですし、わたし自身も目指しているところです。
スキルを磨けば仕事のやり方を見直すことができます。
その結果、自由な時間を確保したり、ストレスを減らすことができたりと効率化につながります。
ただ、環境に適応できるかどうかはまた別のはなしです。
環境を決めるのはスキルだけではないからです。
環境に影響すること
環境を決めるもの、その大きな要因の1つが人間関係。
職場なら上司、同僚など。日々、近い距離感で仕事をするわけですから、少なからず影響を受けることでしょう。
いい影響もあるでしょうが、そうでないことも。
それも環境次第です。
環境にフィットできれば、新たに磨いたスキルも活かされることでしょう。
ただ、環境にあうのはカンタンではないです。
少なくともわたしの経験上は。
実際、Excelやパワポのスキルを始めとしたスキルは、勤務時代に少しずつ磨いていました。
では、スキルを磨いてどうだったか?
確かにじぶんの仕事の効率は上がったといえます。
ただ、新技を身につけたことで仕事を早く終わり、サッと帰れるかというとそうでもありません。
当時、確定申告を早く終わらせるために
・会計ソフトで入力せずにExcelインポート
・年内からでも早めに資料を預かる
・不要な処理をなくす(しれっと)
ということをやっていました。
それで早く仕事を終えたとしても、別の仕事が降ってきますし、土曜日出勤や繁忙期はなくなりません。
お客さまからギリギリまで資料が届かないということも。
縛りがあるのです。
そうなると、スキルを磨いても効果は限定的です。
もし、磨いたスキルを存分に発揮したいならば、場所変え(リプレイス)も選択肢の1つです。
転職してじぶんに合う場所を見つかればいいのですが、そうそうないでしょう。わたしはなかなか見つけられませんでした。
そこで選んだのが独立。
思い切って、周囲に人のいない場所に立ち位置を変えることに。
今ある環境でのリスキリングより、リプレイスを選びました。
立ち位置を変えるための独立
独立後は、じぶん次第で人間関係を変えることができます。
人を雇ってもいいし、雇わなくてもいいわけです。
人を雇って仕事をお願いするのもじぶんの采配次第。
仮に人にお願いするのが苦手でひとりを選んだとしても、人間関係がゼロになるわけじゃありません。
毎日仕事をしているときは、ひとりです。
ただ、お客さま、友人、家族と、限られた人間関係でも仕事はできます。
ひとりでもスキルを磨くことはできます。
実際、独立してから磨いてきたスキルも多いです。
・Excel
・パワポ
・プログラミング
・WordPressのスキル
・Photoshopでデザイン
・書く
・話す
・気の合うつながり
・合わない場所と距離をとる
・適度に嫌われる
・写真撮影
・個を出す
・遊ぶ
・ネタづくりの行動
などなど。
むしろひとりを選ぶことでスキルを磨けば、制約なく自由に活かすことができます。
また時間を自由に使えるなど、新技の効果を得やすいです。
職場のように他人との距離が近すぎてスキルを発揮できないというのであれば、そのまま立ち止まってリスキリングを目指すより独立してリプレイス(立ち位置を変える)するのも手です。
【編集後記】
昨日は相続、打合せ、WordPressメンテナンスを少し。夜はFC24やカードゲーム「犯人は踊る」を。今ひとつわからないパターンがあったのですが、数回繰り返してちょっとずつわかってきました。で、「犯人は踊る」をやると、妻が(天然で)いろいろ面白くなるという調査結果が出ました。しばらくはやりそうです。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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