独立したいという方から「強みがあるといいんですけど…」という話を耳にすることがあります。
独立するのに強みが必要かどうか。わたしの考えをまとめてみました。
強みがあるとイメージしやすい
強みはなくていいのか、あったほうがいいのか。
いろいろな考え方があるでしょうが、仕事を依頼していただくという視点であれば、強みはあったほうがいいでしょう。
強みをしっていただけると「〇〇といえば…」とイメージしやすくなり、仕事も依頼していただきやすくなります。
ただ、その強みが独立前に必要かどうか?
わたしはなくていいかなと考えています。
それよりも望むタイミングで独立したほうがいいです。
強みがないと独立できないわけではありません。
もし、強みがあったほうがいいと考えるなら、独立して走りながらつくっていけばいいんじゃないでしょうか。
独立後に身につく強みもある
そもそも、独立前と独立後では世界がまるで違います。
独立前にやる必要がなかったことでも、独立後にやる必要が出てくるといったことも出てきます。
新たな考え方なども含めて。そこから生まれる強みもあるかなと。
また、環境の変化で新たに生まれ、磨かれるスキルもあるわけです。
・人前で話す
・書く
・プログラミング
・写真撮影
・ひとりで仕事
・WordPressでサイトづくり
これらは独立してから、必要になったり、興味をもつようになってできるようになったことです。
強みと言えるかどうかはともかく、どのテーマも書いたり、語ることはできます。
ただ、何が強みなのか?は出してみないとわかりません。
じぶんが「これが強みだ」と思っていても、お客さまからすれば、強みだとは感じないかもしれません。
その逆もしかりで、想定外なことが強みとなっている可能性もあります。
「何が強みになるのか?」最終的にその判断をするのは、お客さまです。
強みと思わしきものを出す
強みをつくると、その強みからイメージしていただけるというのは、前述したとおりです。
ただ、そのためには日頃から強みと思わしきものを出しておかないと、なかなか伝わらないでしょう。
お客さまからの仕事の依頼をいただく中で少しずつ「強みなのでは?」と気付けるようになります。
で、独立前の強みが独立後に活かせるとも限りません。
やはり伝えることが大前提です。
わたしの場合、相続の仕事の経験はその1つです。
今でこそ、お客さまや同業の方からもご相談をいただくことがあります。
とはいえ、これも独立前の知識、経験では、強みとはならなかったでしょう。
相続のことを知っている人はやまほどいますから。
ただ、ブログ記事にしたり、入門に限定したセミナーを開催するなど出し続けたことで、お金を払って依頼していただけるようになったと分析しています。去年、本も出版させていただけたのも。
逆にまだまだ出し加減が弱いかも…と思うこともありますが。まぁ、それはそれとして。
強みは増えることもあり、変わるものです。
であれば、独立をしてから、強みをみつけるという方向性でいいかと。
大事なのは、恐れずに「これが強みになるのでは?」と出し続けることです。
【編集後記】
昨日は午後から打合せ。夕方に長男(9)をサッカー教室にお迎えに。あんなに寒い中、子どもは短パンユニフォームでへっちゃらのようです。大人は寒がりで見習わねば。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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