確定申告を早めに手離れさせたほうがいい理由。

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確定申告は3月に出せばいいのですが、早めに手放すことをおすすめしています。
その理由をお話します。

目次

確定申告は3月15日が期限

独立後、じぶんでやらないといけないことが増えます。

1つは営業。じぶんでメニューをつくり、値付けをして買っていただく必要があります。

営業はすぐに上手くいくわけでもないですから、ある程度の時間も必要です。
そして、経理。

独立後はじぶんの行動を数字でも確認したいものです。

通帳残高だけを見るのではなく、いくらの売上や利益があったか、お金がいくらあり、増えたか、減ったかといったことです。

毎月の経理をやっておけば負担を減らせますし、数字もタイムリーにチェックできます。

そして、年明けに1年分の数字を集計して確定申告をすることになります。

この確定申告、気をつけたいのが期限が3月15日ということです。

中には、3月にやらないといけないと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

早く終わらせてもいいのです。
というか、早く終わらせたほうがいいでしょう。

2月1日にはやることがある

なぜ、確定申告を早く終わらせたほうがいいのか?2023年12月31日が終わったら2024年がすぐスタートします。

でも、仕事には年での区切りなんてありません。年度が変わったらといってリセットされるわけでもありません。

税金のルールはそうではありません。
確定申告はきっちり12月31日と1月1日を分けないといけません。2023年分の取引について経理して、それをもとに2024年3月15日までに確定申告をすることになっています。

ただ、期限こそ3月15日になっているのですが、2024年の仕事は始まっています。すると、2024年の経理をやりつつ、2023年の確定申告をまとめないといけないというダブりの期間が出てくるのです。

これがいいかどうか。今日は2024年2月1日。
いつもなら前月(1月)の数字をざっくりとチェックすることができます。

ただ、2023年の確定申告を終わっていないと?
なかなか2024年の経理を始めないのではないでしょうか。

だからこそ、2023年分の確定申告を早めに終わらせたほうがいいでしょう。

確定申告は早めに手放そう

最大で2ヶ月半のダブり期間があると、1年の1/4近くは過ぎているわけで、経理をじぶんでやる効果もうすれます。

できれば、1月中には確定申告を終わらせて手放し、2024年に集中したいものです。


わたしは毎年1月4日に確定申告を終わらせていますし、お客さまにも1月に申告をされている方がいらっしゃいます。

せっかくじぶんで経理をやっているなら、ダブりの期間は最小限にしたいものです。

そうすれば、2月1日には1月の数字をチェックできて、毎年の波に乗れるようになります。それには毎月の前月の数字をある程度チェックしておき、確定申告のときにはしっかりチェックというのが必須です。

経理を税理士に任せるのも手かもしれません。

ただ、経理を代わりにやってくれる方は、たいてい多くの方の経理を引き受けていますから、順番待ちにはなりやすいと言えます。結果、最速で終わらせるのはむずかしいでしょう。
すべての方がそうだとはいいませんが、すべての仕事を同時にはできないわけですから、やはり列に並ぶ可能性は高いです。

じぶんで経理をやれば、数字を見たいときにチェックできますし、確定申告を終わらせるのも自分次第になります。

どれだけ攻撃力があっても、守りがおろそかなら台無しになりますし、

・売上の入金モレが見つけれない
・ムダに税金を払う
・仕事があるのにお金がない
・確定申告の時期はまとめるのがゆううつになる

というのも、じぶんで経理ができれば解決することです。

確定申告はサッと手離れさせてしまいましょう。2024年はもう1ヶ月過ぎているわけですから。


【編集後記】
昨日は相続、確定申告の打合せ、その後にセミナー企画など。夜は東京にいる会社時代の先輩とZoomでちょっと話しました。家族ぐるみでお会いしていて11月の東京出張のときにも宿泊先のホテルに来てくれました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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会社時代の先輩とZoom


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