カメラのレンズにはマニュアルフォーカスのタイプもあります。
マニュアルフォーカス、ピント合わせの手間がかかるのですが、微調整できてまた別の楽しみがあります。
オートフォーカスとマニュアルフォーカス
カメラで写真を撮るとき、レンズを交換します。
レンズを交換して、シャッターを軽く押すと、自動でピントがあいます。
たとえば、SONYのカメラだと瞳オートフォーカスという機能があり、人や動物の瞳を見つけてピントがあうように自動で調整してくれます。
この写真では、おしゃぶりにピントがあったところでシャッターを切っています。(SONY 85mm F1.8)

ピントは点でなく面であいます。ピントがあえば、被写体と同じ距離にあるものにはピントがあいます。F値が小さいとその範囲は絞られます。
いっぽうで被写体の背後に映るものは面が違うためボケやすくなりますし、前に映るものもやはり被写体とは面が違うのでボケます。
F4→F8→F16…というようにF値を上げると、ピントがあう範囲は広がります。
というように、自動でピントを合わせてくれるのがオートフォーカス。いっぽうで、レンズにあるリングをずらしてじぶんのさじ加減でピントを合わせるというやり方もあります。

これがマニュアルフォーカスです。
マニュアルフォーカスを使う場面
最近のレンズは基本、オートフォーカスで使うことがほとんどでしょう。自動であわせてくれますし、被写体が動いていても追ってくれます。
ちなみに。わたしがマニュアルフォーカスをよく使う場面の1つに、Zoomでオンライン用のカメラとして利用するシーンがあります。
オートフォーカスの場合、かならずどこかにピントを合わせにいきます。
なので、最初は被写体であるじぶんにピントがあっていても、カメラの被写体としてレンズの視界からはずれると、オートフォーカスは違うものにピントをあわせにいくのです。
このとき、映像を見ている側からもピントがあう場所が変わってガクッと動くので、レンズをオートフォーカスにしていることがわかります。
いっぽうでマニュアルフォーカスにしていれば、ピント位置が勝手に動くということがありません。

じぶんが定位置から離れたとしても、ピントは最初にあわせた位置。被写体がいた面にあったままです。もし、このシーンでオートフォーカスにしていると、わたしが画面から消えたら、本や後ろの植物にピントをあわせにいくわけです。
通常のレンズはオートフォーカスとマニュアルフォーカスの切り替えができるスイッチがあるのですが、そもそもオートフォーカスがないレンズもあります。
たとえばオールドレンズです。
オールドレンズはマニュアルがキホン
オールドレンズには、マニュアルフォーカスしかありません。

通常のレンズと違ってF値の調整ともう1つ距離指標のリングがあるのです。どの距離でピントがあうかどうかを調整できます。(ftはフィート、mはメートル。無限大は距離が遠いものにピントを合わせる場合です。)

ただ、オールドレンズはかんたんにいえば規格が違うので、M42マウントからSONYマウントに変えるアダブターが必要です。
また、マニュアルフォーカスをオートフォーカスにでき、最短撮影距離を変えることもできるアダブターもあります。
カメラ入門。オールドレンズでAF(オートフォーカス)撮影する方法。(TECHART LM-EA9) | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 OFFICIAL BLOG
ただ、そのアダプターをつけてオートフォーカスにしていても、さらに距離指標のリングもまわすことで、微調整をしながらピントを合わせることもできます。(ContaxSuper-Takmer 55mm F1.4のレンズで撮影)


この写真のように被写体ごとにリングを回しながらちょっとずつずらしてピントを合わせることができます。
ピントあわせの微調整は、むしろマニュアルフォーカスのほうがやりやすいです。
仮にアダブターをつけていても、マニュアルフォーカスならではの微調整の楽しさが失われるわけでもないです。
オートフォーカスならピントを合わせるのは確かにラクです。
ただ、ひと手間かかっても微調整がしやすいのは、マニュアルフォーカスの魅力です。
難点はメーカーのカメラでそのまま使えずにアダプターの分だけ重さが増す点ですかね。
それでもちょっと重くなる程度です。あと動く被写体の場合にはマニュアルフォーカスだとピント合わせはむずかしくなります。
ピント合わせの手間はちょっとかかりますが、じぶんでピントをマニュアルで調整すると、写真撮影の幅は広がります。
わたしはマニュアルフォーカスでも撮るようになって写真撮影がより楽しめるようになりました。
【編集後記】
昨日は打合せ。その後、友人から声がかかり30分くらいスタバで会ってから帰りました。30分ほどでしたがいろんな話をして楽しめました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
パン デ コマのパン