本当に必要なのは全体の1割か2割。

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仕事の知識、ツールなど知っておくに越したことはありませんが、知らないことがあったとしてもやっていけます。
本当に必要なキホンはせいぜい1割か2割。あとはなんとかできます。

目次

1から10まで必要か?

独立前、こんなことを考えていました。
「もし、独立するならなるべく質問に即答できるようにしないと」と。

そのため、幅広く勉強しようとしていました。
これは税理士試験の影響もあるでしょうね。

税理士試験は重箱のすみをつつくような問題ばかりが出ますから。
でも、実際に仕事をしてみると、そのすべてを使うわけではありません。

税理士試験で学んだことで、もう何年も触れていないことが山ほどあります。

税理士試験を終えてから、読書を始めた頃にも、一言一句丁寧に読もうとしていました。
でも、ビジネス本でも当たり本は10冊あったら1〜2冊、1冊のうち数行と限られた範囲です。

もちろん、じっくり読みたい本もあり、わたしも気になる本はじっくり読みます。
でも、すべての本でそれをやっていたらどれだけ日数があっても足りないでしょう。

本当に必要なのは、だいたい1〜2割程度です。

本当に必要なのは2割

網羅していないと仕事ができないかといえば、そんなことはありません。

例えば、Excel。
わたしはすべての関数、あらゆるマクロの書き方を知りません。

よく使っているのは


・関数(一部)
・データバー
・グラフ
・ピボットテーブル
・XLOOKUP
・オートフィルタ
・ショートカットキー
・アクセスツールバー
・テーブル
・マクロのキホン

だいたいこのあたりで間に合っています。

RPA、GASなども限られた範囲で利用ですし、カメラについている機能もすべてを知りません。
キホンの2割がわかっていれば、仕事では足りますし、やりたいことが出てくればその都度調べれば身につきます。

冒頭の写真はScrivenerという執筆ツールの本。実に380ページあります。
これをすべて読んで理解するのを待っていたら、実際に使い始めるのは早くても1週間後でしょう。

さすがにまったくわからないと何もできないので、目次を見てポイントのところだけ読んで、あとはひたすら使うです。毎日のメルマガを書く場所として使ううちに少しずつ覚えていきました。

昨日、久しぶりに気になるところがあり、目次から探して読みました。
すべてに目を通さなくても使えますし、それで足りています。

本当に必要なのは2割ほどです。

アウトプットしてみる

網羅してから実践となると時間がかかります。結果的に非効率です。
それならば、ちょっと遠回りしたとしても、まずは試してみることです。

試してみれば、何かしら壁にあたるでしょう。
でも、それを解決できれば必要のないインプットはしなくて済むわけで、結果的に近道だと考えることもできます。

ブログもメルマガもマニュアルを読んで始めたわけでもありませんし、HPも動画販売サイトもWordPressをあれこれと触ってみてつくっています。
気になることが出てきたらそこだけを調べて、あとは継ぎ足しです。

キホンはブログをつくったときに学んでいますし、キホンがわかっていれば、あとはなんとかできます。
ブログ(WordPress)のキホンもやはり2割ほどでしょう。
ただ、その2割のキホンを深く学ぶのは大事です。

  • レンタルサーバーを借りる
  • ドメインをとる
  • WordPressをインストール
  • テーマ
  • プラグイン
  • 記事の書き方
  • 投稿ページと固定ページの違い
  • メニュー
  • 書き方(見出しを3つ)

などなど。

基本的なことだけしか知らないと、ときにはトラブルや失敗もあります。
ただ、そのトラブルを経て少しずつ強くなれるわけですから、トラブルを恐れずにアウトプットを先出しすることは、やはり効率がいいといえるでしょうね。

インプットにこだわっていたら、いつまでも始められません。


【編集後記】
昨日は相続など税理士業を。長女(14)が机を使いたいというのでスタンディングデスクを貸しました。塾の動画を見ていたので、ウルトラワイドディスプレイに映したら「大きいねー、どうやってやるの?」と興味津々で。長女(14)のMacとディスプレイのやり方を伝授しました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
Scrivener コンパイル


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