触れやすさと距離感のバランスをとるための線引き。

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独立後、触れやすさというのは大事でしょう。特にはじめての方に出会うならなおのこと。

かといって距離が近すぎると、「ちょっとだけ」「友だち価格で」といった結果を招いてしまうこともあり、注意する必要があります。
触れやすさと距離感とのバランスをとるための線引きをしておきたいものです。

目次

距離感ゼロな伊勢シーパラダイス

距離が近いというのは1つの魅力です。

ライブを見るなら近いほうがいいでしょうし、本や映像で見た場所で興味があれば実際にその場所に行くようにもしています。
本や映像よりも現地でみたほうが近さを感じるからです。

家族は毎日いっしょにいますから、一番の近距離でしょうし、友人であれば、会うこと、メールやチャットのやりとり、発信を見るなど何かしらの接点を持とうとするものです。

ある程度、近くなった結果、交友関係もつくれます。
近いと楽しさや安心感を味わえるもの。

その近距離を体験してきました。

行った先は伊勢シーパラダイス。動物や魚との距離感がゼロというのがキャッチフレーズ。場所は伊勢の海岸沿いで、ここなら連休でも空いているかなということで。

正直、施設は古いです。わたしが生まれる前からあるそうなので。ただ、楽しめるための工夫はすごくされていました。

その魅力が「近い」です。水槽を泳いでいる魚もかなり近くですし、

イルカショーの施設も正直かなり小さめでしたが、やはり距離が近いのです。

人の顔のような魚も。アカハチハゼというんだとか。かわいくはありませんが、気になる存在でした。

また園内には絶滅危惧種のフンボルトペンギンも、

土に穴をほって巣をつくるのが特徴です。

ペンギンなのに寒いのが苦手らしく、この周囲の温度は高めに調整されていました。

カメが食事するところをはじめてみました。けっこうガツガツいくな−と。

水槽にいるチンアナゴも近い距離で上から見ることができますし、

タツノオトシゴなども。

終わってからは、かわうそくん焼きを食べて、

シーパラダイスを出てからはクルマで5分ほど、

夫婦岩もはじめて見るなど楽しめました。

どうやって線引きするか

興味深かったのは、ペンギン(フンボルトでなくふつうのペンギン?)の水浴び。係員の方がやる流れを見学してもいいのです。

係員の方にシャワーで水をかけてもらって、スッキリしたあと、

みんなで歩いてプールに向かいました。人が歩いている道をいくのでもうすぐそこにペンギンがいます。

プールで泳いで遊んだあと、

みんなで家に帰ります。これも人がいるそばを歩いて。

途中わたしがカメラを向けていたのもあってか、目が合いました。「きみ、何撮ってるんの?」と言われたらどうしようかと一瞬ひるみましたけど。

ただ、人に来ることはありません。

その後、家に全員が帰っていきます。外に出ようとする子もいるので、そこは係員の方が止めつつ。

この近さは楽しめました。なかなかペンギンをこの距離で見たことはなかったので。この写真もかなり近距離で撮っています。
この一連の流れを楽しむことは無料でした。

ただ、ペンギンに触れるイベントは別にあり、
触る、やりとりするのは有料です。

「触る」は有料

モルモットに触れるイベントは有料です。係員の方が写真を撮ってくれる影響もあって後ろ向いた状態なのがちょっとさびしそうに見えますけど。

チンアナゴにえさをあげる(有料イベント)

ツメナシカワウソ。

暑さもあってか寝そべっては、ときどき寝返りをうっていました。

ツメナシカワウソも有料イベントでは、この穴から手を出してくれると触れることができます。

手乗りトビハゼを触ったり、

長男(8)がどうしてもやりたいといっていたタツノオトシゴが腕に巻き付くというイベント。(有料)

タツノオトシゴは巻き付く習性があるようで、生態も楽しめました。

  • 触れる→有料
  • 見るだけ→無料

とはっきりしていたのもよかったかなと。

鳥羽シーパラダイス、入場料は大人2,100円。小学生1,000円、駐車場は半日1200円と安くはありませんが、長く園を続けるためには必要な値付けでしょうね。

有料と無料の線引き

独立後、依頼をしていただくにも触れやすさというのは大事でしょう。
なんだか近寄りがたいというのでは、芸能人や有名人でもない限り興味を持ってもらえませんから。
少なくともわたしの場合はそうです。

そのためにじぶんを発信して知っていただくようにしています。じぶんなりに触れやすさというのは出しているつもりです。少なくともトケトゲしいことはないかと。

とはいえ、距離が近すぎると仕事の値付けがあいまいになります。

「友だち価格でお願いしまーす」
「紹介だから安くしないと」

ということにもなりがちです。

そこをなぁなぁにすると、その後もズルズルといく可能性があります。結果、時間を失うことにもなって精神衛生上よくないでしょう。
何よりもお金を払ってくれている他のお客様に申し訳がありません。

そのためにもどこまでが有料でどこまでが無料かを線引きしたいもの。それをネットに出しておけば口頭で伝える必要もなくなります。

「なんだ、有料かぁ」と、距離をとられたらそれまでかなと。
ただ、仕事から友人につながった方もいますが、そういう方はたいてい同じ考え方です。

距離が近いと楽しめますが、近すぎると関係性が変わることもありえます。人にもよるでしょうけど。
楽しさを維持するためにも距離感のバランスをとっておきたいものです。

その基準の1つが無料と有料を決めておくことかと。
何を無料にするか、有料にするかはそれぞれです。
わたしは触れやすさを出すために、ブログやメルマガ、セルフマガジンなどは無料にしています。


【編集後記】
昨日は朝から伊勢シーパラダイスへ。動物を間近で見たり写真を撮ったりと楽しめました。その後、夫婦岩を見て帰宅しました。

【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
夫婦岩
伊勢シーパラダイスの有料イベント
カワウソくん焼き


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