右肩上がりだとインパクトはありますが、目指すのは至難の業であきらめています。ひとりを選んでいますし。
ただし、目指せる右肩上がりもあると考えています。
毎年右肩上がりは確かにインパクトあるけど
昨日つくっていたグラフを見て、「み、右肩上がりだな」と。
このグラフでは人数が年々増えるとともに、割合も右肩上がりで増えています。

これ、65歳以上で認知症になると予想される人数と割合です。
ですから、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症。
これから認知症の人は右肩上がりで増えていく傾向にあるという印象が残ります。
その右肩上がり。大企業では、よくうたわれていることです。
- 増収増益
- 過去一度も減収がない
- 拡大の一途をたどる
というように。
独立後も拡大経営、人を増やすのを目指すという方向性もあるでしょう。
ただ、わたしはそこでの右肩上がりを目指していません。
売上の右肩上がりを目指さない理由
独立してからひとりを選んでいます。その時点で右肩上がりは望めません。
ひとりを続けるために
- お客さまの数を必要以上に増やさない
- 人を雇わない
- 1日中仕事で埋めない
と決めているからです。
もし、右肩上がりを目指すなら、
- お客さまの数を増やす
- 仕事を増やす
- 人を増やす
ということをやっていく必要があるでしょう。
まぁ「税理士ひとりで100社目指そう」といった広告も見かけますけど。
ただ、そうなると
- お客様への目が行き届かなくなる
- 給料をはらうためにやりたくない仕事をとってしまう
- 人を雇ったとしても教える仕事が増えて、仕事に追われる
- 平日に休んでも、仕事をお願いしていたら気になってしまう
- パソコンなど道具を準備するお金も必要
などの可能性があります。
お客さまにも意思があり、契約してもその後に解約になることもあるでしょう。
やめたくなった仕事が出てきて、やめたら減収になります。
人を雇っても退職されたら、仕事をやりきれずお客さまにご迷惑になる可能性があります。
それらのコントロールも必要になり、右肩上がりというのは至難の業です。
もちろん、これを踏まえて増収増益を実現できるツワモノの方もいらっしゃるかもしれませんが。
どちらがいい悪いでなく、それぞれにメリット・デメリットはあるもので、どちらを目指すかです。
わたしは人にお願いするのが得意でなく、人に仕事をお願いして遊ぶと気になるので、ひとりを選び増収増益などの右肩上がりを捨てています。
そもそも、毎月の売上も不安定ですから。
経験値のちょっとずつ右肩上がりを目指す
いっぽうで、マイナスのないちょっとずつの右肩上がりなら目指せます。
日々の体験の積み上げなら右肩上がりの可能性は出てきます。
- 独立の日数
- ブログの更新日数
- メルマガの配信日数
- 自主開催セミナーの開催回数
- 動画の販売本数
他の方がかかわることで右肩上がりを目指すとなると敷居は高くなります。
たとえば、メルマガも登録者数を目指すと右肩上がりとはなりません。
登録いただいても、どこかで解約を希望される方もいらっしゃるでしょうから。
セミナーも告知したものの、ゼロだったという可能性もあります。
でも、メルマガの配信回数、セミナーの開催回数なら積み上げるだけ。
累計ならマイナスはありません。
習慣なら日々1つずつの右肩上がりを実現できます。
増やすことがすべてだと思いませんし、ときには減らすことも大事だと考えています。
ただ、波のない実績、経験の回数は増やしたほうがいいという考えです。
はじめてやることも含めて、体験のちょっとずつ右肩上がりを目指してみましょう。
ニーズがなく1回にカウントできないこともありますが、経験値が減るわけではありませんので。
【編集後記】
昨日は眼科で検査を受診。検査していただいた看護婦さんの説明がわかりやすくてよかったなと。その後は戻って相続など。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
オイコス マダカスカルバニラ