スマホがあればポケットからサッと取り出して写真を撮ることができます。
ただ、わたしは写真を撮るときにはカメラが基本。そのためにあえて重いカメラを持ち歩いています。
その理由をお話します。
望む写真が撮りやすいから
カメラのデメリットは重さ。
今使っているSONY α7Ⅳはバッテリー、メモリ含めて658g。
これにレンズが加わり、たとえば、SONYの85mmF1.8なら371gですから1kgほど。パソコンよりちょっと軽いくらい。ズームレンズならもう少し重いわけです。
その点、スマホは軽い。iPhone14で172gですから。それでいて写真も撮れます。
スマホで撮ったいい写真も見かけることがあります。
実際、スマホのカメラの性能も上がっているかと。この写真もiPhone14で長男(8)が撮影したもの。
これはこれでいいのですが、やはりスマホでは撮れない写真もあります。
たとえばボケ味のある写真。大きなセンサーサイズを搭載しているカメラほど、被写体に近寄って撮影するなどで自然なボケ味をだすことができます。こういう写真はデジカメならではかと。
スマホで写真を撮った場合にも意図的に背景ボケを出すことはできますが、被写体の一部がボケてしまったりすることも。
デジカメでは被写体を近く、背景を遠くすれば、このように背景をぼかせます。
カメラでズームレンズを使えば、よりピンポイントで、かつ、はっきりと被写体を捉えることができます。
カメラを低く置いてこのような撮影ができるのもカメラならでは。
少なくともわたしがスマホだけで撮っていたときには、このような写真を撮ることはできませんでした。
望む写真を撮るために道具にもこだわっています。
上手くなりたいから
カメラを持ち歩くのは、写真撮影の腕を上げたいからです。
たまーにカメラを持っていって写真を撮っても、なかなか上達しないでしょう。
スマホとはまた違った写真が撮れるといっても、デジカメを持ち歩かないとシャッターチャンスを逃します。
持ち歩いていれば、その場で被写体を見て、こんな撮り方ならどうかなと工夫することも考えます。
また、デジカメはスマホと違って明るさをじぶんで調整します。空が明るすぎると白飛びもします。(マニュアル設定ならば)それもデメリットでしょうね。
スマホなら明るさは自動調節だから手間はかかりません。
白飛びとか考えなくてもいいことです。
カメラでは明るさを決めるのに
- F値(被写界深度)
- シャッタースピード
- ISO感度
と3つを調整しないといけません。
でも、調整できるからいいのです。
スマホなら自動調節してくれますが、それが好みでない場合もあります。
マニュアルで調整できるから、「ここはあえて暗めでしょ」といったように、こだわりの明るさを決めて撮ることができます。
持ち歩くための秘訣は「キャプチャー」
光の加減を調整をしたりするうちにカメラのしくみも覚えますし、腕も少しずつ上っていきますし、楽しめます。
とはいえ、日頃から持たなければ触る機会もなく味わえません。
多少重さがあっても持ち歩くようにしています。
ただ、持ち歩くための工夫はしています。
持ち歩くといっても、常に片手に持って歩いているわけではありません。
ピークデザインの「キャプチャー」というアイテムを使って、肩より少し下にひっかけて歩いているのです。
これだと手で持っているよりは重さを感じませんし、手提げカバンは持たずに両手が空いた状態。
シャッターチャンスがあれば、すぐにカメラを手にできるので重宝しています。
デジカメ、重さというデメリットは確かにあるのですが、ちょっとした工夫でデメリットはカバーできます。
日々持ち歩いて少しずつわかってきたという感触を抱く、スキルの上達には日々のトレーニングが欠かせないでしょう。
ということで。
デジカメでの写真撮影を始めてみたいという方には、参考にしていただければうれしいです。
【編集後記】
昨日は個別コンサルティング2コマ。freeeの導入でした。午後はツールの研究などを。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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