お城にある鉄砲狭間。小さな間口で城を守る効果もあります。
独立後の営業方法にも通ずるものがあり、その共通点をまとめてみました。
お城にある鉄砲狭間
冒頭の写真は、先日訪れた松本城で見かけた鉄砲狭間といわれるもの。この窓から銃で敵からの攻撃を最小限に食い止めたとされています。
ChatGPTにも聞いてみたところ、こんな回答でした。
興味深いのはこの「鉄砲狭間」の穴の大きさ。
相手軍の攻撃を最小限に食い止めるために小さくしています。
それでいてこちらは鉄砲をつかっているため、攻めつつも守ることができているといえます。
もっとも今はそうした戦はありません。ただ、営業は攻めでもあり、誤解を恐れずに言えば戦いです。
「鉄砲狭間」の考え方は、独立後の営業にも活かすことができます。
「鉄砲狭間」と独立後の営業の共通点
独立後の営業でも、間口を広げておけば、何らかの反応をいただける可能性はあります。
- 何でも大丈夫です
- いつでもどうぞ
- お気軽に
- 電話でいいよ
- 今すぐお問い合わせ
などの言葉があれば、依頼もお問合せも増えるでしょう。
ただ、それが望む結果になるかどうか。
依頼や問合せどころか営業メールがたくさん届くことになるでしょう。
間口が広ければ、守りもうすくなります。
やはり、守りもしっかり固めておく必要があるでしょう。
営業メールにはバリアを貼って守りを強化しています。
また、お問合せをいただいても間口が広ければミスマッチになる可能性が高く、お互いにとって無益なやりとりになります。
それならば、やはり間口を狭くしておくのも1つの方法。
鉄砲狭間の穴のように小さくしておけば、ミスマッチを減らしお互いに無益なやりとりをしなくて済みます。
間口を小さくしておくのは、いつの時代も共通の戦術なのでしょう。
間口が小さくても届きやすくするには
間口が小さいながらも営業するにはどうすればいいか。
ひとりなら間口は1つだけ。対応できる手数には限界があり、考えないといけないところです。
「何でも」でなく間口を狭めている以上、より可能性をあげたいもの。
そのやり方はいろいろあるでしょうが、わたしが選んでいるのはネット。
間口を狭めている以上、出会いの可能性が下がっているわけです。
ただ、ネットなら距離に関係なく見ていただける可能性があります。
もっとも。ネットにメニューを出していても、HPなどから方向性がわからなければミスマッチが出る可能性は否定しません。
だからこそ、じぶんを出しています。
- 考え方
- 方向性
- 趣味
- 顔
- 苦手なこと
などを伝えておけば、合わない可能性もあります。
ただ、裏を返せばより合う方に見つけていただける可能性もあがります。
- やりとりがあっても依頼や問合せがあってなんぼ
- とにかく数をこなして依頼の可能性を上げたい
- 拡大したい
という方には向いていない戦術です。
ただ、たまに気の合う方と出会えればいいというなら、鉄砲狭間のような間口の小ささでも独立後を戦えます。
【編集後記】
昨日はオフ。夕方から長男(8)と2人で外出し、とあるイベントへ。その道中で早めの夕食はリクエストのカツ丼。その後のイベントもめちゃめちゃ楽しめました。男2人もいいものです。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
とあるイベント
かつや ロースカツ定食