世の中には数多くのメディアがあり、ネットでいくらでも情報が流れています。
ただ、本当に必要なのは一部だけでしょう。じぶんにとって必要な情報だけを選びたいものです。
発信する側も経験すると、情報は少なくていいことを実感できます。
情報はどこまで必要なのか
情報があふれている時代。
メディア、ネットの普及で、昔より情報がカンタンに手に入るようになりました。
外に行けば広告が目に入り、人があふれています。
ネットを見れば、ニュース、SNSなどの発信であふれかえっています。
これだけ情報が多いと、もはや抱えきれません。
じぶんの必要な情報を選ぶことも必要でしょう。
多くのヒトが知っている情報をじぶんが知らなくても、生きていけます。
発信側として「情報は少なくていい」を体験しておくのもおすすめです。
発信する側をやってみる
発信側にまわると情報は少なくていいとあらためて実感できます。
真っ白からどう伝えるか
たとえば、セミナーをするならスライドをつくることがあるわけですが、
- 情報を詰め込みすぎている
- 色を使いすぎている
- 余白がない
というスライドは見にくいですし、何が言いたいかも伝わりません。
わたしもつくる側に立ってから、いろいろ変えてきました。
- 文字少なめ
- フォント大きめ
- 色は3つまで
というのが今のこだわり。文字の情報は少なめにしています。
あれもこれもと、もらさずに伝えるという要素は含めていません。
情報を削る勇気をもつ
伝えたいことはいろいろあるものの、伝える側に立ってみると情報を絞ることも必要だとわかります。
たとえば、ブログやメルマガを書くときに、Aのことを書いてるけど、Bのことを書いていないということがあったとします。
えらい人、同業者が読んだら「Bのことが書いていないじゃないか」といった意見も出てくるでしょう。
えぇ、確かにごもっともです。
けど、Bのことを入れるとかえって困惑してしまう可能性もあります。
あれもこれもと網羅しようとすれば、細かくなりすぎてわけがわからなくなります。
それならば、Bのことは今回は捨てて、今回はAのことだけに絞って書くほうが伝わる可能性が高いです。
伝えるために、ときには情報を捨てる勇気も必要です。
やっぱり情報は少なくていいや、と。
余白も必要
伝えるときに、余白も大事だとわかります。
ブログやメルマガを書くにも行間がつまりすぎていると読みにくいです。わたしが読む側に立っていてもそれを感じます。
2〜3行書いたらスペースを入れています。
いろいろ書きたいこともあるのですが、一箇所に詰め込み過ぎるとまた伝わらず、ある程度の余白を入れたほうが入りやすいです。
スライドでも余白はつくるようにしています。
口頭で言えば伝わりますし、必要なところだけが伝わればいいかなと考えです。
じぶんが発信する側に立って、どうやって伝えるかを考えてみると、情報を詰め込みすぎないほうがいいと気づきます。
ひるがえって、じぶんが受け取る側に立った場合でも、必要な情報だけをとことん入れて、いらない情報はばっさり捨てればいいと考えています。
そのためにはあふれる情報の取捨選択が必要でしょう。
世の中が必要な情報でも、じぶんにとって必要なのかどうか。
わたしは仕事、趣味、楽しめるネタはとことん。
悲しい情報やねたみ、凹む情報などはいらないです。
で、情報をじぶんの仕事に活かそうとするなら、じぶんが必要とする情報だけでも足ります。
- 仕事のやり方を工夫する
- スキルにつなげる
- 発信のネタにする
- セミナーのネタにする
この場では、世の中の一般的な情報は不要です。
必要な情報を整理する
で、せっかく得た情報、活かすことも考えたいものです。
それには整理も必要です。
情報を整理するのに、睡眠をとったり、気分転換に違うことをやってみるといいと言われます。
事実、税理士試験のときにも、理論を覚えたら1日休むと頭が整理されるというので実践していました。
頭が整理されて記憶が定着しやすかったです。
先日に訪れたVISON(ヴィソン)で歩いているときにも、ふと仕事のアイデアが。
仕事から離れているときにこそ、アイデアが浮かぶことも多いです。
風呂に入っているとき、朝走っているときなども。
「情報がない」を味わうのに、あえて山や森に囲まれた場所に身をおいてみるのもいいかもしれません。
【編集後記】
昨日は個別コンサルティングをオンラインで。相続関係でした。その後は打合せ。妻が新しい観葉植物をサプライズでプレゼントしてくれました。コロナの当初から机に置き始めた観葉植物。落ち着けるので気に入っています。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
マイカリー食堂
多幸の木