仕事や環境を変えるために、独立するというのもありです。
ラクではない独立。ただ独立しなければ、実現できなかったこともあります。
独立はラクではない
独立というのは、人生における大きな分岐点です。
それまでの組織で働くという道から外れて、じぶんが主体となって仕事をしていくわけですから。
ただ、独立が合うか合わないかもやってみないとわかりませんし、独立してもラクなことばかりでもありません。
安定もしませんし、営業もじぶんでしないといけません。
食べていけないと、独立も続けることができなくなります。
だから、独立したほうがいいとは、誰にでもおすすめできません。
それでも、勤務での現状を変えたいというのであれば、独立は1つの選択肢になります。
独立しないと変えられないのか?
わたしにとっては、独立しないと変えられないこともありました。
たとえば、次のようなことです。
どんな仕事をするか
じぶんの好きな仕事ができていればいいのですが、そうでもありません。
ときには望まない仕事もあるわけです。
たとえば、
- レシートを見て入力をする
- 電話を積極的にとる
- 目の前でたばこを吸う方と打合せ
というのも勤務していれば、やらざるを得ません。
今はじぶんにとって気の合う方と仕事ができ、仕事自体も選んでいるつもりです。
まぁ、年末調整など得意でない仕事もあるのですが、やらされている仕事ではありません。
気の合うお客さまがいて、受け入れている仕事です。
やり方もじぶんで決められるので、工夫できます。
さらにスーツや革靴から足を洗って、リュックと私服、シューズで、という仕事の服装も変えたことです。
組織の中で実現できればそれはそれですが、私の場合は独立なくしてできなかったことです。
時間の使い方
時間をどう使うか。
勤務していれば勤務時間があり、ときには残業も必要です。
もし独立しないで勤務し続けていれば、昨日も繁忙期で残業だったはずです。
ただ、独立したことで残業はなくなりました。
じぶんにとって望まないものをやめたのです。
残業をしたくないがために
- どんな仕事をするか
- どうやって仕事をするか
というのは考えてきたつもりです。
冒頭の写真は、長女(14)の誕生日ケーキ。
これも日を変えたり、あとでひとりでケーキを食べていた可能性もあります。
でも、時間を確保してお祝いできました。
人を雇わないのも、じぶんが好きに動いていて、お願いした仕事をやるのに残業をしているとなると気になってしまうから。
平日に遊びに行ったり、プライベートの予定をこなしていても、いっぽうで働いている方のことを考えてしまいます。
法律のルールでは、給料を払い、残業代を払えばいいのかもしれませんが、わたしは心が落ち着きません。
それならば、ひとりで仕事をし、自由に時間を使えるほうが落ち着いて過ごせます。
つながり
人生において、つながりも大事な要素です。
勤務していると、たいていは同じ人と過ごすことになります。
勤務するとなれば、人との距離は近いわけです。
そうなると、コミュニケーション上手でないと、職場のような近い距離で過ごすのはカンタンではありません。
わたしはその適正がないから、独立してひとりを選んでいます。
お客さまも友人も、気の合う方、方向性が同じで、程よい距離感でつながりを楽しめるようになりました。
ひとりでも人とのつながりは大事。
それを変えるにも独立ないことにはなしえなかったことです。
独立後にも変えてきた
独立したとはいえ、当初から変えることができたわけではありません。
独立当初の2ヶ月ほどは、仕事がないのに意味なく残業もしていましたし、固定電話やFAXも置いていました。
紙を受け取って入力するといった仕事もしていましたし、上司のようなお客さまもいらっしゃいました。
独立してから違和感があることを少しずつ変えてきたのです。
独立すれば自由とは言われます。
確かにそのとおりなのですが、独立後じぶんがありたいか気づけていないこともあって、組織と同じようにしないといけないなど幻想を見ていたり、失敗することもあります。
ただ、明日からでも変えることができるのが独立の大きなメリットです。
過去には、やるべき仕事に悩むこともありましたし、別れに凹んだこともあったのですが、その痛みを乗り越えれば、楽しめる環境をじぶんで考えてつくることができます。
【編集後記】
昨日はお客さまとランチに行き、打合せ。戻ってからは法定調書などを。子どもたちが通知表をもらってきて明日から冬休みに。しばらくは朝からにぎやかな日が続きそうです。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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