経費を使うにもそれなりにトレーニングが必要でしょう。
ときどきは使っている経費を見直しています。その理由をお話します。
利益は差額
利益が出ていても、お金が増えるとも限りません。
ただ、利益が出ていればお金が増える、利益が出ていなければお金は減っていく方向性にあるのは事実です。
利益は売上-経費で計算されるということであれば、
売上を増やす
経費を減らす
をすることで、差額としての利益を出すことができます。
利益を出すことで税金を払うという痛みはあるのですが、この痛みなくしてお金を増やすことはできません。
痛みを感じつつも利益を出すことを目指したいもの。
ただ、その方法としては売上を増やすことばかりに注目されがちですが、経費の使い方のコントロールも欠かせません。
経費をときどきは見直している理由
経費もときどき見直すのは、次のような理由からです。
ムダをなくす
ひとりであれば、大きな経費をかけないという選択もできます。
とはいえ、経費をかけずに仕事ができるかといえば、そうではないでしょう。
必要なモノを買ったり、効果のありそうなサービスを契約するわけですが、それが本当に必要なのかどうかは、すぐに答えが出ません。
答えはしばらくしてからわかることです。
サービスを契約したけど、放置状態。あるいは、もっといいものが出てきたというように、必要なかったということもありえます。
それでも、特に利用料は一度契約したらそのままに放置されたままになっていることも多いです。
経費を減らしたからといって、そんなに利益への効果があるわけじゃないと思われるかもしれませんが、金額の大小ではないでしょう。
使わない、利用しなくなったというのであれば、無駄でしかありません。
月10,000円でも年間12万円。10年で120万円。仮に月3,000円でも年間3.6万円。
使わないものにそれだけのお金を使うことの意味はないかと。
ムダに使わず、黙っていればそれだけの利益は増えます。
まぁ払う税金も増えますが、増えた利益以上に減ることはありません。
見直しをしないことには、やめる決断もできません。
お金を使う場所を変える
ムダな経費をかける意味はないだろう、というのは前述したとおりです。
いっぽうで、他でお金を使いたい場面が出てくるケースもあるでしょう。
どこにお金をかけるか、人それぞれです。
わたしでいえば、人に仕事をお願いするのは苦手なので、雇うことにお金を使うというのは考えていません。
その代わりに、ITにはお金をかけたいというのがあります。
パソコンへの投資。お金をかけているところ・かけていないところ。 – GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
ちなみに、税務ソフトにかけるお金は最低限にしています。
過去の経験からも、どれを使ってもそれほど違いはないという結論ですし、テンションがあがるわけでもないので。
お金の使い方をトレーニング
経費をどう使うか。
独立してじぶんでお金を使えるようになってから学ぶことです。
経費を使いすぎても利益がなくなりますし、経費を使わなすぎても効率化はできません。
ときには、使い方を間違えてしまうこともあります。
独立当初には、電話料金や税務ソフトの上位プランなどいろいろありましたが、現在は方向性が違うところにお金をかけるというのはありません。
いかに必要なものにお金をかけるか?トレーニングを重ねるしかありません。
使いどころを間違えたとしても、「違った…」と思い立ったときに解約するなど、見直しをすればいいわけです。
そのためにも、お金、数字を見ておくことは大事でしょうね。
現状を振り返って、ときどきは経費をつかいどころを見直すのもおすすめです。
【編集後記】
昨日はW杯のドイツ戦を見たこともあって6時前の起床。税理士業をやり、夕方にオンラインセミナーを受講。夜はPS5でFIFA23オンライン対戦。長男(7)からは「〇〇ちゃんがやっているとき、声ださなくていいから」とも…。
【昨日の1日1新】
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【長男とW杯観戦記(期間限定コーナー:ネタバレなし)】
昨日は19時からのカードがスイスVSカメルーンといまいちだったこともあり。それほど興味を示さず。どちらかといえば、W杯をゲームで楽しんでいました。