M2チップのMacBook Airを新たに使っています。
M1との違いを見ながら、買うときに知っておきたいことをまとめてみました。
MacBook Airは「M1」から「M2」へ
2022年発売のMacBook Airの特徴は、Appleが独自に開発したのチップの進化。
過去、Intel版のCPUが搭載されていたMac。
2年前にM1チップが搭載されたMacが登場し、性能も飛躍的に上がりました。
にもかかわらず、パソコンの値段としてはこれまでにない安さ。
M1チップによりパソコンの進化を感じたところです。
そのM1チップがさらに進化してM2チップに。
2022年7月15日に登場したM2チップMacBook Airを買ってみました。
M1チップとの外見の比較です。右がM2チップのMacBook Air。
M1 MacBook Air | M2 MacBook Air | |
幅 | 30.41cm | 30.41cm |
奥行き | 21.24cm | 21.5cm |
高さ | 0.41〜1.61cm | 1.13cm |
重さ | 1.29kg | 1.24kg |
M2チップのMacBook Airを手にして、最初に感じたのはとにかく軽さ。
M1チップのMacBook Airとは0.05kgしか変わらないのですが、その0.05kgの軽さでもかなり軽さを感じます。
M1チップとM2チップのMacBook Air。
見た目で大きく変わったのは、Magsafe、
Magsafe3での充電ができるようになりました。
MacBook Proを使っていて、これがマグネット式で、充電が早く重宝しています。
ただ、USB-Cのケーブルがあれば、USB=C端子からも充電はできるので、両方使い分けでもいいかと。
M1チップのほうは厚みがだんだん薄くなるのに対して、M2チップのほうは均一の厚み。
これはM1ProのMacBook Proと同じスタイルです。
M1 MacBook Air | M2 MacBook Air | |
画面サイズ | 13.3インチ | 13.6インチ |
画面 | Retinaディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
最大輝度 | 400ニト | 500ニト |
解像度 | 2,560 x 1,600ピクセル | 2,560 x 1,664ピクセル |
M2の画面サイズはベゼルレスになった分、13.6インチと画面が広くなりました。
ただ、真ん中がカメラの影響で真ん中だけノッチが出た状態です。しばらくはこれでいくんでしょうね。
F1などのファンクションキー、TouchID用センサーは、M1チップのMacBook Airとは違って、通常キーと同じサイズになっていますし、トラックパッドはひとまわり大きくなっています。
ただ、トラックパッドのサイズが大きくなっても、操作性はほとんど変わりないです。
バッテリーのもち時間はどちらもHPでは最大18時間。ここまで持たないにしても、もち時間には大差がないと考えてもいいでしょうね。
Macのデザインは、今持っているM1ProのMacbookProとほぼ同じです。
M1ProのMacBook Proとの比較については別の記事で書いてみようかと。
M2チップとM1チップの性能比較
M1チップのMacBook AirとM2チップのMacBook Air。
性能としてどのくらい違うのか、比較してみました。
今回使うMacBook Air、それぞれ次のような性能です。
M1チップ MacBook Air
- CPU8コア
- GPU7コア
- メモリ 16GB(標準は8GB)
- SSD 512GB(標準は256GB)
M2チップ MacBook Air
- CPU8コア
- GPU8コア
- メモリ 16GB(標準は8GB)
- SSD 512GB(標準は256GB)
処理速度の比較
ネット操作の速さを比較してみました。
どれもちょっとだけM2チップのほうが速いという結果になりましたが、正直なところ誤差の範囲かなと。
104分の動画をAdobeのPremiere Proで書き出して速さを比較してみました。
M1チップでは8分55秒、いっぽうで、M2チップのMacでは8分39秒。
こちらも誤差の範囲でしょう。
複数のアプリを使っているようなケースなど、もっと負荷をかけた処理ならともかく、すべてのアプリを閉じた状態でアプリ1つだけで処理する前提なら、処理能力にいうほど大きな差を感じませんでした。
M2チップ?M1チップ?MacBook Airの選択肢
M1チップとM2チップでいくら違うか。
一番安いケースとメモリ、SSDを増やしたケースで比べてみました。
M1 MacBook Air | M2 MacBook Air | 差額 | |
メモリ 8GB・SSD 256GB | 134,800円 | 164,800円 | 30,000円 |
メモリ16GB・SSD 512GB | 190,800円 | 220,800円 | 30,000円 |
M1チップとM2チップの差額はどちらも3万円。
M1チップは以前はもう少し安かったのですが、円安の影響で値上げがありました。
それはそれとして。この3万円をどう見るか。
Adobe製品を複数使用するなど、負荷の高いアプリケーションを使うなら、メモリ16GB・SSD 512GBの上乗せも選択肢として検討してもいいかもしれません。
ちまたではM2チップのMacBook Airはフラッシュメモリの個数の関係で、メモリ16GB・SSD 512GB以上が正解とはささやかれていますが、どのくらい負荷をかけるのかで判断も変わるかなと。
わたしはWindowsを使うので、毎回メモリ16GB・SSD 512GBを選んでいますが、そうでなければ56,000円上げる必要があるかどうか。
M1チップとM2チップの違いから、M2チップをおすすめする方はこんな方かなと。
- とにかく軽いほうがいい
- 処理速度が少しでも速いほうがいい
- ファンクションキーやTouchIDのキーが大きいほうがいい
- ディスプレイは明るいほうがいい
- ベゼルレスがいい
いっぽうで、
- 負荷の高い操作をしない
- 新しさにこだわらない
- 安いほうがいい
- M2MacBook Airのノッチの出っ張りが気に入らない
- M2チップの色がすきじゃない
というのであれば、M1チップのMacBook Airも選択肢でしょうね。
わたしは今からMacBook Airを買うという前提で、差額3万円なら、新しさと少しでも軽いM2チップのMacBook Airを選ぶかなーというところです。
参考にしていただければうれしいです。
【編集後記】
昨日は株価評価、法人の月次。終わってからは届いたMacBook Airの設定などを。子どもたちの学校も一区切りで明日から夏休みです。朝が騒がしくなりそうな予感も…。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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