お金を借りるという選択が不安に思われることもあります。
ただ、お金を借りることで返済実績ができます。お金を借りてからがはじまりです。
返せなくて不安?借りれなくて不安?
「お金を返せないと困るから」
こうした声は「お金を借りる」というネガティブなイメージから出るものです。
借金といっても借りる先はサ◯金ではありません。銀行です。
お金を借りたあと、返していけば問題ありません。
ただ、現実としてお金を借りておかないと身動きがとりにくいことも事実です。
お金が手元にないと不安もあるはずです。
仕事をする上でお金を借りてもっておくことはリスクヘッジにもなります。
いっぽうで、借りたくても借りれないということもありえます。
そうなればもっと不安になるはずです。
借りれるときにこそ借りておくべきでしょう。
お金も増えている
お金を借りることで返済しないといけないということばかりが目立ちますが、反面、お金も増えているはずです。
その借りたお金から返すこともできます。
お金を借りてそのお金で返すというと、「メリットあるの?」と思われるかもしれません。
メリットはあります。手元にお金を置くことで不安を減らせるという大きなメリットです。
全額を期限一括返済するわけではありません。
借りるときは全額、返すのは少しずつ。
利息はかかりますが、5年や10年で返せばいいわけですからコストとしては安いもの。
毎月の金利を30日で割ってみれば明らかです。
お金を借りることがはじまり
はじめてお金を借りるときには、確かに手間もかかります。
銀行は借入れと返済の実績を評価します。
借入れの実績がないと、「なんで今まで借りていないんだろう」と気になりますから、そこでしっかり調べます。
借りるためには、じぶんの事業や経歴を説明しないといけません。
現状の売上や取引内容、何のためにいくら借りたいか、その根拠も伝えないといけません。
今後、どう返していくかも。いわゆる利益計画です。
そうしてじぶんの仕事を伝えないと銀行からお金を貸してもらえません。
このプレゼンのような体験が軸をつくるいいトレーニングになるのです。
その後、お金を借りることができると、まとまったお金が口座に振り込まれます。
それをどう活用するか。
毎月の返済もあります。そうした体験を重ねて、「お金を借りる」を実感していくのです。
お金を返していけば、今度は返済実績ができます。
「返して残高ゼロ、おしまい」ではなく、返済を終えずとも追加でお金を借りる、折り返し融資という選択肢も持てるようになります。
お金を貸すかどうかの評価には、返済実績に加えて、決算書の数字やこちらの考え方も重視されます。
次に借りやすくするために何をするべきかも考えるようになります。それも仕事を続ける大事なポイントです。
お金を借りておくことですぐに売上にならないことにも力を注げますし、何かあったときの備えにもなります。
お金を借りることも前向きに考えてみましょう。
信用を図る上でも一度体験しておくのがおすすめです。
【編集後記】
昨日は相続、セミナーの準備もすすめました。午後から打合せでした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
とある仕事