カメラレンズでMF(マニュアルフォーカス)を使う場面もあります。
たとえば、オンラインで仕事をするとき、動画撮影をするようなケースです。
カメラ設定は細部に宿る
カメラで写真を撮るとき、どのような設定にするかはじぶんで選ぶことができます。
(現在わたしが使っているフルサイズカメラのSONY α7Cを前提に話をすすめてみます。)
オート(AUTO)、プログラムオート(P)のように設定をほぼ自動でやってくれるモードもあれば、設定を1つずつ選んで撮影することもできます。マニュアル撮影(M)といわれるものです。
カメラ超入門 撮影モード編(SONY α7Cのケース) | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
マニュアル設定で撮影するには慣れが必要です。わたしも挑戦するものの、設定に迷うことも多々あります。
たとえば、動きの早いものを撮影するときは、シャッタースピードを上げるわけですが、シャッタースピードを上げると暗くなりますので、ISO感度を上げて明るくしてそれをカバーし、撮影します。
というように、1つを調整すると、別のデメリットがでるので、それを別の機能でカバーするという感じで組み合わせも必要になります。
露出をあげるというのもあるかと。マニュアルだけに設定はそれぞれです。
背景ボケをさせたいときは、F値を小さくしたり、被写体と背景の距離をとるといったことが必要になります。この写真はF1.8で撮影したものです。
全体的にハッキリとした写真を撮りたいという場合には、逆にF値を大きくします。
また、遠くのものを撮影したい場合には、ズームレンズを使って撮影します。
カメラの設定1つで写真が変わることもあり、その意味ではカメラの設定は細部に宿るといもいえるでしょう。
また、カメラ側ではなく、レンズ側の設定を変更するときもあります。
オートフォーカスだとピントがズレることもある
カメラレンズにもオートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)というように、設定の変更ができます。
マニュアルフォーカス(MF)にした場合には、ピントは自動でなく、フォーカスリングをこのように回してピントを合わせます。フォーカスは文字どおり自動でピントを合わせてくれる機能。基本はこちらで撮影することが多いです。
ただ、あえて手動でピントをあわせるマニュアルフォーカス(MF)を選ぶという場面もあります。
ピントを固定したいときがその1つです。
オートフォーカスとマニュアルフォーカス、動画を撮影してみるとその違いがわかりやすく出ます。
オートフォーカスで動画撮影すると…
この時点では奥の景色にピントがあっています。ただ、レンズの前に別の被写体が出てくると、
それまでピントがあっていた奥の景色はボケて、手前のコーヒーに自動でピントがあいます。
結果、ぼやーっとピントが切り替わる瞬間があり、見る側には不自然に映ります。
α7Cの場合、AF追従設定という機能で切り替えの速さを調整できますが、液晶画面にタッチする必要があります。
静止映像を撮影していても、オートフォーカスだけにちょっとした動きに反応したり、ピントがずれることもあります。わたしのスキルの問題もあるかもしれませんが。
マニュアルフォーカスにしてみると…
ここでレンズ側でマニュアルフォーカス(MF)に設定しておき、あらかじめ被写体を置いた状態でピントを合わせておけば、最初から手前のテーブルにピントが合った状態での撮影となり、
カメラの位置を固定していれば、被写体が入ったとしても、ピントがずれるということはありません。
動画を撮影しなければ、それほど困ることはないかもしれませんが、オンラインでもこのマニュアルフォーカスを使っています。
オンラインでマニュアルフォーカスに
オンラインでの打合せ、動画収録でカメラを使うのですが、そのときにもレンズはマニュアルフォーカスを選ぶようにしています。
オートフォーカスでも問題なく使えますが、わたしはマニュアルにしています。
背景ボケを固定させたいですし。マニュアルフォーカスに慣れる意味でも。
フォーカスリングを回してピントを固定すれば、じぶんの顔がはっきり映るタイミングがあります。
その後、被写体であるじぶんが動いてもピントはズレませんので、背景ボケを固定できます。
まぁ、どこまでこだわるかですが。
という感じで、カメラを使うなら、マニュアルフォーカスも試してみていただければ。
使ってみると、機能の効果、あえてマニュアルを選ぶよさもわかってきます。カメラの機能多いので。
ちなみに、わたしが持っているもう1つのカメラ、ZV-1には独自の機能、商品レビューモードというのがあり、自動かつ瞬時にピントを切り替えてくれます。不自然さもありません。
この機能はすばらしいです。フルサイズのα7Cにはない機能です。
MacBook Air(Apple M1チップ)でSONY ZV-1のUSBストリーミング。 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
【編集後記】
昨日はオフ。メルマガを書き、子どもと遊んだ後、あまりに眠さに寝落ちしました。
そのあと、夕方からオンラインセミナーを受講でした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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