お客様のニーズには応えたいものですが、正直なところできないこともあります。
その軸を出しておきたいものです。
ニーズに応えてこそ仕事
お客様のニーズに応えることで仕事ができます。仕事を続けるならそのニーズに応え続ける必要があります。
どんなニーズがあるかはそれぞれです。
ただ、すべてのニーズに応えることはできません。
ひとりであればなおさらです。
たとえば、夜に…というニーズ、すぐに相談したいというニーズもあるでしょう。
そういうニーズに応えれば売上も増えるのでしょうが、わたしはそのようなニーズをあきらめています。
土曜日の「今から2時間後」に対応するかどうか?
ニーズに対応すれば、その分の売上は立ちます。
ただ、土日祝の「今から2時間後に相談したい」というニーズに応えることができるかどうか。
できるかもしれませんが、すぐのニーズに応えるのはカンタンではありません。
まず、そのニーズに気づかないといけませんし、そもそも土日祝はオフにしています。
子どもと映画を見にいっているときに「ごめん、仕事が入ったから帰るよ」とは口にしたくないのです。
すぐのニーズに応えようとすると、フォームからメールが届いていないかをスマホで必要以上にチェックせざるを得ません。
結果、疲弊しますし、せっかくのオフも楽しめません。
まぁ、そういう依頼をいただいたら、記載している内容が伝わっていないということでわたしに落ち度があるのでしょうけど。
わたし自身も土日祝に仕事のメールをお客様に送ることもありません。休みはゆっくりしてほしいので。
火曜日と水曜日が休みというお客様もいらっしゃいますが、メールを送りません。
- すぐに
- 夜に
- 土日祝に
- 安く
といったようなものはわたしがあきらめているニーズです。
土日祝に対応することもたまーにありますが、その場合にも当日ではなく事前にご依頼いただいて、できそうなら対応しています。
ちなみに、土日祝のすぐにというメールをいただいた場合でも、月曜日以降で返信して対応させていただけることもあります。
「あとで気づいて…」と言っていただけることもあります。
まぁ、音沙汰なしになることもありますが、それはそれで仕方ありません。
できないことを出しておく
すべての方のニーズに応えるのは、むずかしいです。わたしにとっては。
ミスマッチを減らすために、メニューやプロフィールでできないことを出しておくようにしています。
そうしないと、
「21時からお願いしたい」
「いますぐにお願いしたい」
というように、できない依頼をいただく結果となって、お客様にとって不要なやりとりをすることになってしまいます。
それならできないことを先に出しておいて、「ならいいや」と言ってもらったほうがミスマッチを減らせます。
- 夜は仕事しない
- 脱税の仕事はしない
- 「今から」に対応できない
- 安売りしない
- 営業はうけない
- 電話番号は表示してない→依頼はフォームで
それでニーズを失うことはあるでしょうが、仕方ありません。じぶんの軸も大事です。
その上で依頼していただけるのが目指すところです。
お客様のニーズに応えるのは大前提ではあるのですが、それと同時に。じぶんの軸に合わないニーズを手放す勇気ももっていたいものです。
独立後はそれがやりやすいです。
【編集後記】
昨日はお客様と打合せ。月次の確認や着地見込みなどを。新しくできたパン屋に行こうと思ったら、すでに20人くらいの行列。買わずに後にしました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
小幡緑地公園 マメボシ