ミラーレス一眼カメラなどのデジカメは、基本レンズが別売りです。
ただ、レンズの交換ができることで、撮れる写真も変わってきます。
α7C(ミラーレス一眼)にはレンズが必要
デジカメと言っても、種類はいろいろです。
- コンパクトデジタルカメラ
- ミラーレス一眼カメラ
- デジタル一眼レフカメラ
という3つの種類があり、このうちコンパクトデジタルカメラはレンズ交換できないカメラ、ミラーレス一眼カメラとデジタル一眼レフカメラはレンズ交換が必要なカメラです。
わたしが持っているカメラだと、
SONY ZV-1(コンデジ)はレンズ交換ができないカメラ。SONY α7Cはレンズがないカメラです。
カメラを買うというと、本体のみでレンズは別売りです。
ここに別売りのレンズを装着して、写真を撮るわけです。
レンズには大きく分けると、次のようなレンズがあります。
- 単焦点レンズ
- マクロレンズ
- 魚眼レンズ
- ズームレンズ
この違う種類のレンズから選んで、ときには変えて、いろいろな写真を撮ることができるのが魅力です。
レンズを選ぶその前に F値と焦点距離って?
レンズを選ぶとき、欠かせないのがF値と焦点距離。
F値はボケ具合を調整する値。
F値が小さいと、カメラに光をたくさん取り込むことができ、ボケを演出できます、逆にF値が大きくなるほど、ボケが減り、はっきりした写真を撮ることができます。
次に焦点距離。
焦点距離が短いほど、広角な写真を撮ることができ、焦点距離が長いほど、望遠(遠いものを大きく)で映すことができます。
レンズを選び基準の1つになるのが、このF値と焦点距離です。
撮りたい写真からレンズを選ぶ
というのを踏まえて、わたしが選んだ単焦点レンズとズームレンズの話していきます。
単焦点レンズというのは、単焦点という字のごとく、焦点距離を変えることができないレンズです。
F値が2以下のレンズを使って、しっかりボケさせたいとなると、この単焦点レンズを選ぶことになります。
F値が小さくなるほどレンズの値段はあがりますけど…。
ただ、F値以外にも被写体とカメラ、背景の距離のとり方でも、ボケさせることはできます。
単焦点レンズはズームができないレンズなので、画角の調整はできず、じぶんの足で前後に動いて画角を決めます。
いっぽうで、ズームレンズは、焦点距離を範囲内で変更できるレンズ、F値は比較的大きいというのが特徴です。
レンズ1本でいろいろな撮影が楽しめるけど、ボケさせたい場合には不向きというのが特徴です。
こう考えると、それぞれに味の違いはあります。
どんな写真を撮りたいかで選ぶレンズが決まってくるという感じですね。
ひとくちに単焦点レンズといっても、レベルの違いもありますし、値段も変わります。店頭で試すのがいいかと。
ボケを楽しむなら単焦点レンズ(SONY 35mm F1.8)
わたしが選んだ単焦点レンズは、SONY 35mm F1.8。焦点距離35mmでF値が1.8というレンズです。焦点距離35mmというのは、広角よりの標準。
20mmだと広角で使いこなせるかわからないのもあって35mmを選びました。
SONYのレンズには、G Master Gレンズ、ZEISS(ツァイス)レンズなどレンズのクラスがあり、わたしのレンズはさらにその下の無印といわれるレンズです。
ただ、レンズも軽量(280g)な方ですし、焦点距離35mmはオンラインで使うにも対応できました。
ボケ具合も充分すぎます。
景色もこんな感じで撮れます。
レンズ、F値だけでなく、好きな焦点距離を見つけて選ぶのもいいかと。
わたしはオンラインでも使いたいのがあって、50mmまでを許容範囲として、焦点距離が少し短め(広角)のものを選びました。
1本でいろいろな画角 ズームレンズ(Tamron 28-200mm F/2.8-5.6)
ズームレンズで選んだのは、Tamron 28-200mm F/2.8-5.6。
このレンズは1本でけっこうな幅で焦点距離を変えることができ、コスパも高いズームレンズです。いろいろな画角で撮ってみたいというので購入しました。
28mm〜200mmまで焦点距離を変更でき、F値は2.8〜5.6まで動くレンズです。28mmならF2.8で200mmならF5.6。その範囲は自由に変えることが可能です。
今は28mmにあわせていますが、焦点距離はこのように手動で調整します。
200mmにあわせると、なんだかバズーカのようになりますが、もっとすごいのもやまほどあります。
焦点距離を変えるにつれてF値は上がります。
実際に撮影してみました。
まずは、28mm F2.8。このレンズではいちばんの広角になります。
次に35mm F3.2。焦点距離もF値もちょっとだけあがります。上の写真とそれほど変わらないかと。
50mm F3.5。ちょっとズームアップされたのがわかるかと。
さらに70mm F4.0。
で、100mm F4.5。この時点で映っているのは海がほどんどです。
135mm F5.0。
いちばんズームした状態の200mm F5.6。あれだけ遠くにみえた船がはっきりとわかります。
これまで望遠ってそれほど使わなかったのですが、やってみるとかなり遠いところまで撮影できるというのが意外と楽しめました。
単焦点レンズとズームレンズを比べながら撮影するのも、学びになりますし、楽しめます。
これからカメラをやってみたいという方に、最初のレンズ選びの一例として参考にしていただければうれしいです。
【編集後記】
昨日は午後からオンラインでお客様と打合せ。今後の方向性などを中心に。ひとりのしごと話でも盛り上がりました。
【昨日の1日1新】
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