ドローン検定3級に合格するためにやった勉強方法。

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2021年1月にドローン検定3級を受験し、合格しました。

受験までにやったことをまとめてみました。

目次

ドローン検定とは?

ドローン検定(無人航空従事者試験)というのは、ドローン検定協会が主催している試験で、 通常は年に6回。毎年の奇数月に開催されます。

ドローン検定は1級から4級まであります。

後述する問題集が3級と4級のテキストが1冊になっていることもあり、わたしは3級を受験しました。

受験料は3級は5,600円、4級は3,000円。

参考までに2級は12,200円、1級は18,300円という感じです。

ドローンを操縦にあたっては、ドローン検定の合格は必須ではありません。

ただ、ドローンは法律のルールもあり、ある程度のことは知っておいた方がいいかなと思い、受験することにしました。

基本的なことを学ぼうとするのには、受験してみるというのも手です。

そして、試験の申し込み期限は前月末。つまり偶数月の末日です。

わたしの場合だと、ドローンを注文したのが年末近くでしたので、最速の1月に受験するなら期限は12月31日です。

3月にしてもいいのですが、延ばしてもそれほど変わらないですし、鉄は熱いうちに打ったほうがいいかなと思い、すぐ受験できる1月にしました。

2020年12月29日にドローン協会のホームページからひとまず試験の申し込みをし、クレジットカード決済。

年明けに受付完了メールが届き、2020年1月24日(日)に受験しました。

試験に合格すると、メンバーサイトを利用することができ、証明書の発行や情報交換などができるようになります。

ドローン検定当日までの3週間でやったことをまとめてみます。

(と言っても、しばらく放置で、じっくり勉強したのは1週間前から…というのはここだけの話です。)

ドローン検定3級の対策としてやったこと

3級と4級を受験するのに、必要資格はなく、誰でも受験することができます。

その後の2級は3級に合格していないといけないですし、1級は2級に合格していないと受験できないことになっています。

3級の出題内容はこのようなものです。

  • 基礎知識
    用語・動作・単位
    物理学
  • 力学
    航空工学
  • 気象
    気象学基礎
    専門知識
    機体構造
    姿勢制御
    バッテリー
    送信機
    責任・保険
    飛行計画
  • 法令
    無人航空機関係・電波関係

正直、この文字だけを見ていると「うっ…」となりますし、テキストを見ても何が何だかさっぱりというところでした。

そんな中、私がやったことは次の3つでした。

1 ドローンを飛ばす

1つは、実際にドローンを飛ばしてみること。

実際にやってみることで、どの操作をすれば、ドローンがどんな動きをするのかというのもわかりますし、勉強をしていてもイメージがしやすくなります。

ひとまず、正月に豊川稲荷に行った帰りに、DJI Mini2を飛ばしてみましたし、その後も何度か近所で飛ばせるところを探してやってみました。

愛知県豊川市にて

2 ドローン検定の傾向を研究

とはいえ、ドローン検定は筆記試験です。まずはドローン検定の研究をしました。

Kindleで読んだ本です。すでに受験された方が書かれているので、これで試験の傾向はつかめました。

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3 iPad Proで問題を解く・解答をチェックの繰り返し

ドローン検定3級は、正直、この本にある問題を解けるようにすれば、合格します。なぜなら、ほぼここから問題が出るからです。 (ちょっとだけ初見の問題も出ます。)

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私は、テキストを眺めてもさっぱり頭に入らず、このテキストにある問題を解いて、間違えたところをテキストを見るというやり方を選びました。

テキストを裁断して、Scannableでスキャン。

i Pad Pro のNotabilityで、スキャンした問題と回答のファイルをそれぞれインポートして、並べて問題を解いていきました。答えを見るのに毎回後ろのページをめくるのがめんどうなので。

2回目、3回目、4回目は162問を一気に解いてから、答え合わせをしていました。

間違えたところは、重点的にやれるように回答に◯と×をわかるようにしました。

3回目は、ちと採点にもあきてきて長女(12)に採点もしてもらいましたが。

5回目は会場に行くまでの電車の中で。iPad ProのScannableとiPhoneのScannableのアプリは同期することができますので。

ペンは使えませんが、指で丸をつけることはできます。

結局、問題を解いたのは、5回。やったのは、これだけです。

ただ、問題を何度か解いていると、出題側がどんなことが聞きたいのかなどの傾向もわかってきます。

Withコロナの試験会場

ドローン検定を受けたのは、2021年1月ですので、コロナのことはあったわけです。

このコロナの状況下で、どう運営するのだろうという点にも興味がありました。

ひとまず、申し込み完了メールでは、 コロナを考慮した記載がありました。咳して退場とはなかなか穏やかではないですが、コロナを考えればということでしょうね。

・新型コロナウイルス(COVID-19)に関して
本試験においては、試験中のマスク着用及び持ち込みの消毒液等の使用を認めます。
受験の可否については、受験者様ご自身の責任のもとご判断下さいますようお願い申し上げます。
※消毒液等について試験官がパッケージ(印字等)を確認させていただく場合がございます。印字内容によっては試験官がお預かりする場合がございます。
…(略)
※試験日当日、マスク着用がない方、体温が高い方、事前の申告がなく咳を生じている方は、退場をお願いすることとなります。

受験会場の入口でも、試験監督の方による消毒と体温チェックもありました。

ただ、机で距離をとっているかといわれたら…そうでもないかなと。

もう少し、距離をとって受験したかったですし、ネットでのオンライン受験があってもいいかなとは思うところですが、運営の予算や公開試験という性質上、むずかしい部分もあるのかもしれません。

肝心の検定ですが、全50問90分。

試験開始後、10分ほどで席をあとにしました。見直しも1回しましたが、大丈夫かなと。

合格はハガキが送られてきて、ネットで受験番号と生年月日、確認番号を入力すると結果がわかるというしくみです。

どうせネットで見るなら、ハガキでなくてメールでもいいんじゃないかなとは思いますが。

ということで、ドローン検定3級の受験、ドローンを買ったなら受験してみるのがおすすめです。

実際に飛ばすときに、学んだことがリンクすることも多いですし、何をやるにしても知識はあったほうがいいですので。


【編集後記】
昨日は税理士業。法人の決算を中心に。午後は読書などを。

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