繁忙期に仕事をたくさんやっておく、という考えもあるかもしれませんが、わたしは繁忙期をなくしています。
仕事で忙しくすると、他のやりたいことができなくなるからです。
繁忙期と距離を置く
仕事には、繁忙期といわれる時期があります。
特に期限が同じ時期にある仕事は、増えるとタイヘンになります。
仕事はその時期に集中してしまいます。
そして、仕事の数が増えれば、それだけ繁忙期も長くなる可能性があります。
税理士業で言うと、確定申告の時期というのは、繁忙期。
この時期に忙しい、遅くまで仕事をするのは仕方ない、勤務時代はそう思っていました。
繁忙期に集中して売上を増やして、それ以外の月は仕事をしないというのも選択の1つではあります。
ただ、そもそも繁忙期を無くすというのも選択肢の1つです。夜に残業をしたくない、家族との時間を持ちたいわたしは、こちらを選んでいます。
そのために、失う売上もあるでしょうが、それは仕方のないことです。
夜遅くまで電気がついている業界の流れにはまったくあっていませんし、「この時期に残業しないって…」と思われるかもしれませんが、それはそれでいいかなと。
集中する仕事を減らす
独立してから、確定申告の時期にも税理士業を夜にやっていません。
それを続けるのに決めていることは、数を増やしすぎない、集中させないということです。
仕事の数が増えればそれだけ時間もかかります。
なので、確定申告の仕事を増やしすぎないようにしています。
確定申告は期限が決まっているので、しごとを集中させないように、分散できるものは前倒しをしています。
期限は決まっていますが、期限より早く提出することもできるわけです。
会社の決算でも同じ時期に重なると、同じようなことが起こりえます。
毎月、会社の決算があるようだと、やはり仕事で埋まってしまう可能性もあります。
どこが繁忙期になるかも、仕事の受け方次第。
しごとの時間をどうするかは、じぶんなりに工夫したいものです。
繁忙期に「らしくない」ことをやってみる
繁忙期はあるもの。この幻想をふり払うには、仕事に関係ない予定を入れておくことだと考えています。
2021年は繁忙期にこういうことをやっていました。
- セミナーをやる
- ドローン検定を受ける
- ドローンを飛ばしに行く
- 長男(6)のサッカー大会に参加する
- 中田島砂丘に行く
セミナーは平日にやりましたが、「この時期でもやってくれるとは思いませんでした」という声も。
土曜日にやったことも、税理士にまったく関係ないことばかりです。

長女(12)による撮影 SONY ZV-1
繁忙期と言うよりむしろ、空白をつくっておくことも大事だと思うのです。
やりたいこともありますし。確定申告で手一杯になっていたら、スポット相談やコンサルティングなど、できなかった仕事もありました。
繁忙期をなくしたいなら、売上を増やすことは諦めないといけないでしょうが、やりたいしごとをやるなら、日々、余白をつくっておくくらいで、丁度いいかなと思っています。
【編集後記】
昨日は午前中に病院へ。市のすすめで風しん抗体検査というのをやってきました。1979年4月1日生年月日の方が対象になるそうで、採血の結果次第で予防接種をするという流れになるとのこと。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
風しん抗体検査
まことや