いちフリーランスによる見えにくいお金の管理術

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フリーランスである以上、お金の管理をしていくことは欠かせません。

しごともプライベートのお金も含めての管理です。

フリーランスは事業だけ見ても片手落ち

仕事を続けるためにお金がないといけない、お金を増やすために利益を出す必要があるということなのですが、フリーランスの場合、事業と家計の2面があります。

事業でお金が増えていても、家計でお金が減っていては意味がありません。

しごとをするためにお金を増やすのと同時に、これからの人生のためにお金を増やしておく必要もあります。

老後資金も誰かが用意してくれるわけではありません。

じぶんで準備する必要があるのです。

お金を増やすためには、

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 運用する

という3つの選択肢から選ぶことになります。それぞれの組み合わせも含めて。

事業のお金だけ管理していても片手落ちで、プライベートのお金までまとめて管理しないと意味がないのです。

外にあるお金も管理する

冒頭の写真にあるのは、小規模企業共済の掛金のお知らせ。

年1回届く、いつ契約してこれまでにいくら掛けてきたかがわかる書類です。

ただ、そのときには見ても、そのまま見なくなることも。

どれだけ掛金をかけてきたか、というのは、意外とわかっていなかったりもします。

ただ、いくらあるのかは、紙を見なくても常にわかるようにしておきたいものです。

わたしは、ネット上でじぶんのお金の状況がわかるようにしています。

この小規模企業共済の掛金累計額もその対象です。

すべての資産や債務をチェックできるように

利用しているのは、マネーフォワードMEという家計簿アプリです。

フリーランスのお金の管理術(MoneyFoward ME) 個人・ひとり税理士もひとり会社もまとめて管理  | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog

このアプリにフリーランスとしての資産だけでなく、プライベートのお金も、じぶんの会社のお金もふくめて「いくらあるか」がわかるようにしています。

その中には、小規模企業共済以外にも、iDeCo、つみたてNISAなども連携して、掛金累計額と時価もわかるようにしています。

電子マネーやポイントも、お金といえばお金、含めています。

すぐに使えないお金もあるのですが、それでも、これから何十年もしごとを続けていこうとすると、やはり現在のお金も管理しつつ、将来のお金も管理する必要があります。

いっぽうで借入金の残高も登録し、資産と債務の差額の純財産がわかるようにしています。純財産が増えていないと、何かしら手を打たなければいけないといいうことです。

ピンチに気づけるというメリットもあるわけです。

家計簿アプリですから、出費も毎朝に前日のものを記録し、支出の内訳もチェックしています。事業だけでなくプライベートも。

将来のお金というのはすぐに貯められるわけではなく、少しずつ少しずつが現実的でしょう。

どこにいくらお金があるかは管理していないとわからず、情報を集約しておいて、どこにどのくらいのお金があるのか?を知っておくだけでもお金の不安は減らせます。

そして、全体が見えていなければ、必要以上に仕事をしてしまったりするわけで、全体のお金が見えていることで「食べていけるか?」の判断もしやすくなるものです。

わたしの場合は、妻にもどこにどのくらいのお金があるのかをわかるようにしているつもりです。

将来の相続に備えて。

まぁ税金はかかるはずもないのですが。


【編集後記】
昨日は午後から法人のお客さまと打合せ。夕方に呪術廻戦のショップに遊びに行った妻と子どもたちを駅で拾って帰宅。夜はちょっとした調べごとを。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
陣屋


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