「電話をやめたいんですけど、なかなかやめられない」という声を耳にすることがあります。
わたしはずっと前に電話連絡をやめました。電話をメインの連絡手段として選ばなくても仕事はできます。
電話あるところに安息なし
電話を求められる場面は意外と多いです。
A◯azonにとある件について、チャットで問い合わせしたら、それは担当部署が異なりまして、今から申し上げる電話番号に…と。
Ap◯leでも過去に同様のことはありました。
某f◯eeeには、電話で1時間ほどお話させていただきたいのですが…というメールが届いたこともありました。(耳がいたくなるので…と断りました。)
ネットを利用したサービスを売っているような会社でも、電話で…というのはまだまだ多いです。
わたしは仕事で電話を使うことは、ほぼなくなりました。(税務署だけはほぼ電話ですが。)
とはいえ、独立したときは電話つかっていました。固定電話も置きましたし、なんなら外出中に固定電話から携帯に転送される機能もつけていました。
が、ひとりにとっては、これがタイヘンでした。
他のお客様と打合せをしているときに着信があることもありましたし、旅行中に電話がなることも。
その場で電話に出なくても「な、なんだろ?」と、とてももやもやしたのです。
便利なようにもかんじますが、電話は相手の時間を奪うということに気づいて、それから電話を使うのをやめました。
同様に、ほぼ役目を果たしていなかった固定電話も解約しています。
電話で話すのが得意なら、連絡手段として電話を選ぶというのはいいのでしょうが、わたしは苦手なのに使っていました。
電話で話そうとすると会話がぶつかってしまうことが多く、さらに着歴が何度かあったり、折返しという割に電話に出ないなどといったことがあると、もやもやしたのです。
さらに電話だと意図していることが伝えにくい、つかみにくいというのもあり、わたしは電話のメリットを感じていません。
そんなに急な用はない
電話での連絡といえば、急ぎの用件というイメージがあります。わたしは急かされる感じがします。
ただ、仕事であってもそれほどすぐに対応しないといけないことがどれだけあるか?
それほどないのではないでしょうか。少なくとも、わたしはありません。
お客様との連絡には、メールやChatWorkを使っていますが、営業日で24時間以内に返信するようにしています。
金曜日の夕方にメールが届いていたり、チャットが届いていても、返信するのは月曜日です。ただそれで「遅いんじゃないの?」と怒られたことはありません。
ありがたいことに「月曜日でいいので」とメールやチャットで気遣ってくださるお客様もいらっしゃいます。
もちろん、こちらもお客様にすぐの返信は求めていません。ある程度余裕をもって連絡をしています。
税務署の連絡だけは、いまだに電話ですが、そのほとんどは急ぎの内容ではありません。せめてメール連絡にしてくれればいいのですが。
電話をなくして失うもの・得るもの
メールやチャットのメリットは、声でなく文字なので、何を伝えようとしているかがわかりやすいことです。
電話だと声が遠くて聞こえにくかったり、「ちょっとお声が遠いようなんですが。」と申し訳なく思う必要もありません。お互いに。
文字を見れば何を伝えたいのかはだいたいわかります。
電話だと着歴しか残っていないことも多く、要件がわからずにもやもやすることもあるのですが、ネットを経由すればそれもありません。
ファイルを添付することもできますし、リンクを貼ってファイルを共有することもできます。
チャットはすぐに返信するというイメージがあるかもしれませんが、わたしの使い方はメールと同じような位置づけで、「未読メッセージがあります」とメールが届いたらチェックするようにしています。
このメールが届くのが即時ではなく、数時間経ってからなので、メールと同じような使い方です。
一応、税務署の電話もすぐに応答しているわけではなく、SMARTalkというアプリを使って着歴があったらメールが届くという設定にしています。メッセージがあればPCから聞けるようになっています。
ひとりで仕事をするなら、やはり集中する時間、安息の時間も大事だと思っているので、電話を連絡の手段としては選んでいません。
もしかしたら、それで仕事を失っている可能性もありますが、それはそれで仕方ないと覚悟しています。むしろ、営業電話が増えて時間を失う可能性も高いと感じていますので。
【編集後記】
昨日はオフ。朝、長男(5)と外を散歩。サッカーは「さむいからいい」と断られて‥。その後、ららぽーとに買い物にいったところ、びっくりするほどにガラガラでした。「大丈夫かしら?」と思うほどに。午後は自宅でゆっくりと過ごしました。
【昨日の1日1新】
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