経理をじぶんでやってみることが仕事の流れをシンプルするきっかけになる

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フリーランスやひとり社長の方が経理をじぶんでやることにはメリットがあります。

その1つが経理をきっかけに仕事の流れを見直せることです。

目次

「経理はおまかせ」はらくちんだけど…

経理にはめんどくさいというイメージがつきまといます。

たしかに入力するとなるとそれなりに負担があり、ついついためてしまいがちです。

そこで、会計事務所に入力をお願いするという選択肢があります。

ただ、これにはデメリットも。

「未入金がないかどうか?」

「税金がどのくらいかかるか?」

「利益がどのくらいになりそうか?」

「いつくらいにお金がなくなりそうか?」

といったことを知りたくても、じぶんが知りたいときにすぐにわからないというデメリットもあるのです。

その意味でじぶんが数字を見たいときにチェックするには、じぶんで経理をするのがおすすめです。数字に慣れないとなかなか数字を見ることはむずかしいでしょう。

じぶんで経理をやって、しくみを少しずつ知り、数字に慣れるわけです。

そして、めんどくさいという部分は、経理を効率化することで減らすことはできます。

経理は仕事の流れを見直すきっかけになる

預金データを連携する、それに関連するサービスを使うことで、経理の入力をレシートを見ながら、イチからやらなくてよくなります。

結果として経理の負担を減らすことができるわけですが、その経理をやりやすくするために、そもそもの仕事の流れを考えることになります。

  • ネットバンクを利用したいけど現在利用するメガバンクだと法人の利用料が高い
  • 現金払いが多すぎてレシートを見て入力するしかない
  • Suicaのチャージ代を経費にしていた(使ったときに経費にするのが正しい)
  • 仕事用のクレジットカードでプライベートのものも買っているので混在して判別がタイヘン
  • 銀行口座が多すぎて、管理がタイヘン

なんてことがあれば、

  • ネットバンクの利用料がかからないネット専業銀行に変更する
  • 現金払いを減らすために仕事用のクレジットカードをつくる
  • 電車の利用履歴をデータ連携できるモバイルSuicaを使ってみる
  • 仕事用のクレジットカードでプライベートのものをなるべく買わないようにする
  • 仕事に使う銀行口座を減らす

ということを考えるきっかけにもなります。

もっとも、メガバンクの口座じゃないと困るというならそれはそれですが、そういう話はほとんど聞きません。

経理の負担を減らそうとすることが仕事の流れをシンプルにするきっかけにもなりえます。

めんどくさい、痛みなどの感情がヒントになる

めんどくさいという感情や痛みというのは、マイナスなイメージですが、そういった痛みを感じないとなかなか変えようと思いません。

マイナスの感情に気づけばなんとかしたいと思うのが心情でしょう。となると、そういった感情もメリットととらえることもできます。

  • 経理がめんどくさいから、経理を工夫する
  • 税金を払うのは痛いから、直前ではなく事前に知っておき免疫をつける・節税も検討したい
  • お金がなくなると困るから、未入金がないかなどお金の流れを見ておく

 

仕事を続ける限りは、数字を見ることは避けられません。だれも責任を取ってくれませんし。

チェックしやすくするために、マイナスな感情も前向きにとらえて改善につなげたいものです。

経理はめんどくさいと後手に回されやすいですが、攻めに転じるための判断も数字を使ったほうが判断しやすいはずです。

その意味では、ギアチェンジの役割も持っているといえます。サッカーで言うところのボランチですね。

じぶんで経理をやると、預金科目の残高は通帳と同じ動きをしないといけないんだ、とか、この数字がここにつながっているんだー、というような数字の流れも少しずつ見えてくるので、ぜひやってみましょう。


【編集後記】
昨日は税理士業。フリーランスの方と打合せなど。鬼滅の刃の映画チケットを入手しました。ネットでは待ちでまったくつながらず、逆に行列じゃないかと思っていた映画館に行ってみるとまさかのガラガラで穴場だったようです。(その1時間後は行列だったようですが…。)
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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