経理を仕事に活かすためには、毎日やる、じぶんで数字を見るといったことが欠かせません。
経理は「経営を管理する」。数字をチェックするところまで含めて、経理だといえます。
経理は数字をチェックするところまで
じぶんの数字をチェックする前にまずは土台を作っておく必要があります。
その土台となるのが経理の数字です。
めんどくさいというイメージがある経理ではあるのですが、経理することについて
- 確定申告しないといけないからやる
- 税金を払わないといけないからやる
といった後ろ向きな理由でやるのであれば、経理をやる意味は大きく減ってしまうでしょう。
そうではなく、経理は自分の仕事の現状をチェックしたり、現状を踏まえてこの先を考えるために必要なツールになるものです。
どのみち、やらないといけないことならその努力を活かしたいものです。
年明けてから数字をチェックしても、行動には反映できません。
そうならないように、日々の経理をすることをおすすめしています。
会計ソフトへの入力だけじゃなく、数字をチェックするところまで含めて経理です。
会計ソフトのデータをExcelでまとめてみる
この記事の執筆日は、8月3日で1営業日。
今日は前月(7月)の数字をチェックする日でした。
とはいえ、毎日経理をしながらチェックもしているので、木でなく森としてのチェックです。
入金確認や科目の残高が正しいか?利益、お金の動き、移動年計、着地見込み、納税見込みなどの全体的なチェックをグラフや推移表、などにまとめるのがメインです。
会計ソフトでも推移表などで数字はわかりますが、グラフを使って、
イメージをつかむようにしています。(グラフはイメージです。)
その他にも開業からの推移など、見たい情報を見るために会計ソフトのデータをダウンロードして、Excelでまとめています。
さらに、フリーランスにはプライベートの面もあるので、それも含めての全体資産を確認しています。
フリーランスのお金の管理術(MoneyFoward ME) 個人・ひとり税理士もひとり会社もまとめて管理 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
鮮度が落ちないうちにチェックするには?
データは早いタイミングで確認しないと、鮮度は下がります。その鮮度が落ちないうちにチェックしたいところです。
翌月の早い段階でチェックできるのが理想です。
数字をチェックするには、日々の経理は欠かせません。
入力をためてしまうと、やりたくなくなりますし、時間が経つと何の取引だったのかも忘れてしまいます。
わたしもそうなるのがいやで、毎朝に前日の経理をやっています。
翌日に経理するというルールにしておくと、思い出す時間はそれほど必要なくなりますし、結果的に経理の精度も上がります。
あとは、入力を減らすことも意識してみましょう。
ヒトが入力すると、間違いもあり得ます。入力をしなくてもいいようにデータを活用できないか?
たとえば、データ連携する方法やExcelを使ってインポートする方法などです。
経理の「めんどくさい…」を減らすためにやっておきたいデータ連携・インポート | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
すでにあるデータを利用すれば、入力の必要はなくなりますし、ミスの可能性も大きく下がります。
利用サービスのデータをネットからダウンロードできるものは数多くありますので、経理を想定して取引するというのも手です。
早く正確にを意識できると、それだけ数字と向き合う時間もできます。
どのみちやらないといけないのであれば、ぜひ、経理を工夫して、数字をチェックする時間にあててみましょう。
経理のイメージも変わるはずです。そして、ひとりしごとであれば、リスクヘッジにもなるものです。
【編集後記】
昨日は妻のマイナポイントの予約手続きなど。最近、部屋に戻るとスタンディングデスクの高さがすごく高くなっていたり、低くなっていたりします。ボタン1つで動かせるだけに子どもたちにはハマったようで、おもちゃになりつつあります。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
長男(5)とタイピングの練習