ひとりでしごとをするというのには、孤独、さみしいというイメージをもたれれることが多いです。
ただ、孤独であるがゆえに…のいい面もあるものです。そのあたり、孤独を4年続けている立場からじぶんなりの考えをまとめてみました。
ひとり→孤独→さみしい?
独立してからというもの、人を雇ったことがありません。
いわゆる「ひとり」というやつです。
フリーランスは、ひとりでいる時間が多いですし、何を決めるにもじぶんで決めないといけない場面。これもまた多いものです。
その「ひとり」について。多くの人から見ると。ひとり=孤独である。という図式が成り立つようです。
それをイメージさせる言葉をかけられたことも何度かあります。
「孤独だねー。」
「ひとりってさびしくないの?」
ということで今度は「ひとり→孤独→さみしい」という図式です。
たしかに「ひとり」であれば、1日誰とも話をしないという日もあったりします。(家族以外)その点でいえば孤独というのも一理あります。
ただ、それでさみしさを感じているかといえば、そうでもないよなぁ、というのが実感です。
独立した当初は、暇を感じた覚えもあるのですが、さみしさとは違うような気がしています。いうなればほんとうに暇。そして食べていけるかの不安。(食べていける…は今も?)
いずれにしてもひとりがさみしくて、「つ、つらい…。」というようなものは感じたことはないのです。
一方で、ひとりのいいところというのは、独立してから気づいたものばかりです。
ひとりでも「さみしさ」を感じない理由
ひとりであるがゆえに孤独。でもさみしさを感じないのには、つぎのような理由があります。
組織でもひとりの時間はあった
わたしが勤務していた会計事務所に限ってかもしれませんが、会計事務所というところは、組織とはいえ、個人プレーが多いように感じています。
つまり、集団の中でも孤独はあるということ。
しごとも担当制ですし、お客さまとお会いするのもだいたいひとりで。
1日事務所でしごとをするときにも、ランチはあえて「ひとり」でいくことが多かったです。(ランチくらいは外に出たい…と。)ランチを早く済ませて、公園のベンチでFPのテキストを読んでいたなんてこともありました。
なにかわからないことがあった場合に、調べてじぶんなりの回答を出すというのは、実は現在とあまり変わっていないです。最後の判断は、お願いするにしても。
そんなことで、ひとり、孤独というのは勤務していたときからも感じていたことではあります。孤独を感じても、そこにさみしさはありません。
「ひとり」でもひとりじゃない
ひとりではあるものの、まったく人と接することがないわけではありません。
当たり前ですが、お客さまとも会話しますし、自宅には家族がいます。
さらに外出すれば、誰かしらはいるものです。カフェに行けば同じような人もいますし。話さずともひとを感じるものです。
メールやチャット、メッセンジャーのやりとり、Webで動画教材をみたりというのにもひとを感じることができます。
あとは、ブログを読むようになったことも大きいでしょうね。
ブログを読むことで会ったようにも感じるのはブログの魅力でもあります。
もし、どこにいっても、人を感じることができないとしたら、それはさすがにさびしいかもしれません。
やることを決めている
毎朝、1日にどんなことをやるか?を決めています。
経理、inbox整理、リストをながめる、タイピング、税理士業、打合せ、散歩、子どもと遊ぶ、買い物、読書、寝るなどなど。
そして、その決めたスケジュールにそって、仕事をしたり、予定をすすめていきます。
孤独、さみしいというのは、何もしていないときにふと考えてしまうものではないでしょうか。
そのようなことから、決めたことを1つずつこなしているときは、そのことに集中しているので、むしろさみしさを感じている時間がないというイメージです。
毎日ブログを書くというのにも、それなりの時間が必要ですし、毎日のタスクの1つにもなっています。考える時間も含めて。
そう考えると、ブログを書いていることでさみしさを消す効果というのも、少なからずあるものだと考えています。というか今書きながら思いました。
ボーッとしている時間があれば、心の迷いは感じやすくなるものでしょうから。
ひとりは孤独。ゆえにじぶんにあっている
ひとりというと、孤独、さみしいというイメージはあるものです。
かくいうわたしも、ひとりでしごとをするというのにはマイナスなイメージがあるのでは?と感じていた1人です。
ただ、じっさいにやってみると、ひとりだからといってしごとをするのにマイナスに影響したと感じたことはないですし、むしろ孤独にはいい面もあるものです。
よく言われる時間的に拘束されない自由とか、すきなツールを仕事で使えるということもあるのですが、そういうコト以外に自主性を促す面があるなと。
組織にいたときは、集団だけにじぶんがやらなくても誰かがやってくれる、最終的に結論は出してもらえばいいというのがあったのですが、ひとりではそうもいきません。
じぶんで動かないと何も変わらないですし、迷うようなこともじぶんで決めないといけない。
外注しない限り、人任せにすることは何一つとしてありません。(コンサルティングなどで意見は聞けることはあっても。)
そればかりか。入力も、事務処理も、経理も、値付けも、交渉も、すべてじぶんです。
だからこそ、やらないこととやることを決めざるを得ません。
そうした覚悟をもって、より強くなれるのもひとり、孤独がゆえにもたらされるもの。そのように感じているところです。
まとめ
フリーランスというと、孤独、さみしいイメージがつきまとうのですが、その孤独というのはマイナス面ばかりでもありません。
むしろ、あれこれ工夫せざるを得ないという意味では、じぶんにとってはプラス要素も多いものです。
ひとり、孤独がゆえのさみしさに迷い、悩んでいるというのであれば、やり方次第では感じないものだということをここでお伝えしておきます。
ゆるーいつながりをもっておくのも手です。
ということで。ひとりしごとの参考事例としていただければ。
【編集後記】
きのうは午後にお客さまと打合せ。夜に妹からLINEで連絡があり、Amazon FireTV Stickの接続がわからずでLINEビデオの画面経由で説明することに。そのかたわらで子どもたちがLINEのおもしろアイコンを使って遊んでいてゲラゲラ大笑いで、説明しても聞こえない状況に。そんな中、なんとか無事に接続できました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
Amazon FireTV Stickの接続をLINEビデオで説明
とある申請