Macを仕事に使ってみたいけど、という相談を受けることがあります。そう思っている人もいるでしょう。
「Macが仕事に使えるかどうか?」私は問題なく使えていますが、その代償として割り切っていることもあります。
「Macを使う」に立ちはだかる幻想
日々使っているメインPCのMacBook Pro。
「Macを使ってみたいけど、本当に使えるの?」と距離感みたいなものを感じるという方もいらっしゃるかもしれません。
私がそうでした。
それまでMacはデザイナーの人が使うPCじゃない?と思っていた私からすると、最初はおそる恐る。何しろキーもWindowsのPCとは違います。「command?なんだそりゃ?」と。
今でこそ毎日触っているし、持ち歩くことも多いですが、当時はWindowsしか使ったことがなかったのですが、Macを使ってみたくて一歩踏み込みました。
Macにすごく興味を持つようになったのは、ブログを書くようになってから。
ノートパソコン自体は、持っていたのですが、ブログを書くようになり、持ち歩くようになると、やっぱりそれまでのノートパソコンの重さを感じるように…。
それでPCをMacBook Pro(2016)に買い換えています。
使ってみると、性能もそれまで使っていたパソコンとは、ずいぶん違いましたし、画面もRetinaディスプレイできれい。
後述するように場合によってはWindowsとMacの両方を1台で使えます。
さらに持ち運びにも負担がありません。
PC自体が薄いですし、重さも1.37kgとリュックに入れていても、それほど重さは感じません。
旅行に行ったときでも、同じような環境を持てるというのはメリットです。
まずは形から…とはよく言いますが、私の場合も完全に形から入ったといえます。
それからもブログを書いたり、Excelを使ったりしていますが、毎日使うとなるとやはり気にいったものであるかどうかが大事。
PCは大事な仕事道具でもありますから、今や日々使うノートパソコンにはある程度こだわっています。
Macを仕事で使うために受け入れている3つのコト
その反面、 気に入ったMacを使うにあたって受け入れていることもあります。
次の3つを上げておきます。
Windowsだけ対応ソフトが多い
Macを使っているからなのですが、世の中のソフトには Macに対応しているというソフトはまだまだ少ないです。
税務申告のソフトもWindows対応のみですし、UiPathもWindowsのみです。
「確定申告書等作成コーナー」は2018年からMac(Safari)でも使えるようになりましたが、しばらくはこの流れは変わらないでしょう。
ただ、Parallels Desktopというソフトで仮想環境をつくることで、1台のMacでWindowsも使えますので、私はこれでこの問題に終止符を打っています。
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重くなるなど色々ご意見はあるでしょうが、逆に私はWindowsも使えるという点がMacの魅力の1つだと思っています。Parallelsを使うにあたっては、やはりトラブルもあるのですが。
Parallels Desktopの動きが遅い・固まってしまうトラブルがあった場合の対応方法 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
ParallelsのWindowsがメモリ不足に 解像度が変更できない場合にやってみたこと | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
トラブルはある
PCのトラブルはない方がいいのですが、やっぱりMacに変えてもITのトラブルはあります。
- 「U」キーが外れてしまった
- 「A」と「command」キーの塗装がはげてしまった→アップルで無償交換してくれた
- Excelファイルが開けなくなった
- Retinaディスプレイが汚れやすくなった
- Parallels DesktopのWindows画面が固まる
- 急にシャットダウンした
- AirPodsProとの連携がうまくいかない
まぁ、Macに限ったことではないのですが、毎日使っていればトラブルがあるのは、ある意味仕方のないことです。
Macならではのトラブルあるあるも。
Windows(後述のParallels Desktopを利用した環境)で利用するソフトがエラーになったときに問い合わせると、「Mac環境のWindows(Parallels Desktopを利用した環境)は動作保証してないんですよ…Windowsじゃないと」と99%言われるというのがあります。
Macのせいにされるのはイヤなので、あまり言わないようにしていますけどね。
PCは消耗品
ある程度性能のいいノートパソコンを買おうとすると、けっこう高いです。13インチMacBook Proだと15万円〜20万円前半は見ておきたいところです。
ただ最近は、コスパは上がっているといえます。
最新の MacBook Airだと、256GB、Core i5で13万円、Corei7なら15万円で買えます。
以前より買いやすくなっていますが、それでもある程度お金はかかるものです。
ただ、PCで仕事をするならある程度の性能は欲しいところです。
さらに一度払えば、ずっと壊れないと言うのであればいいのですか、やはり3〜4年使えば動きがちょっと遅くなったり、何かしらの症状が出てきます。
まぁ、私の使い方がよくないのかもしれませんが、PCも消耗品だという位置づけにしています。
Macはまだ少数派 飛び込んでみる
Macをはじめて使うとなると、本当にじぶんにあっているかどうかは、使ってみないとなんとも言えません。
私が最初に買うときには、もしかしてじぶんに合わない可能性があるということも想定していました。
ただ、思い切りも必要で、どうしても合わなければ、早めに手放すことも考えていました。
結果的に、Macを気に入ったのでそのまま使っていますが、ちゅうちょしていたら気になってもいつまでも使えないということになっていたでしょう。
Macを使ってみたいということであれば、Windowsとは色々違うので、新しい発見もあるかと。
私の周りにはMacを使っている方が多いのですが、それでも全体から見たら少数になります。
【編集後記】
昨日はあいにくの大雨で自宅で。子どもたちとカードゲームなど楽しみました。この後、長男(5)のリクエストで相撲もやりました。少しずつ力強くなっている感じがします。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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