フリーランスには時間や場所の自由はあるのですが、デメリットとして固定収入がないことが挙げられます。
固定収入がないことによるリスクを減らすためにやっておくべきことがあります。
「時間」「場所」の自由があるフリーランス
、
独立するかしないかそれぞれに特徴があります。
サラリーマンであれば、給料という安定した収入があるのはメリットです。
その他、手当や福利厚生の厚さというのは、フリーランスにはないものです。(ないケースもあるでしょうけど)
ただ、働く場所、働く時間という点については、基本的には足並みをそろえるというのが通常です。
コロナウイルスのこともあり、サラリーマンの場合にもこの点はテレワークなど見直される可能性がありますが、業種によってテレワークのやりやすさに違いはあるでしょう。
身体を使う仕事であれば、なかなかオンラインとはいかないでしょうから。
一方で。独立してできることの1つは選択。
働く時間や働く場所というのは、自分の思うように選べます。
実際、私も最近、このメリットを受けています。
働く時間はそれほど変えていませんが、働く場所については、いろいろと変えています。
長女(11)が学校に行かなくなったこともあり、自宅にいる時間は増えました。Zoomで打ち合わせをすることも多くなりました。
セミナーも会議室を使わない、オンライン開催にシフトしています。
コロナの現状で移動するにも、人がたくさんいる電車を選ぶことなく、幸いにも車という個室で移動することができています。(これは以前からですが)
もし、外出するとしても、時間のコントロールができ、なるべく人が少ない場所、少ない時間というのを狙えます。
独立のデメリット
ただ、フリーランスで独立する場合には大きなデメリットがあります。それは固定収入です。
サラリーマンには、安定した固定収入がありますが、フリーランスはそうはいきません。仕事を取らないとお金は入ってきません。
ですから、働く時間と働く場所がいくら自由になったとしても、肝心のお金が入ってこないでは、食べていくことは難しくなります。
フリーランスになれば、「時間の自由」「場所の自由」と、「お金」、両方のバランスをとることが欠かせません。
そして、フリーランスは、自分で仕事を取っていくわけですから、今回のように状況が一変すると、予定されていた仕事がなくなってしまうということもあるわけです。
サラリーマンの働く場所は、テレワークなどにより改善される可能性はあり、 フリーランスの収入のデメリットというのは依然変わりません。
予定されていた売上げがなくなるなどのトラブルもありえるわけですから、そのピンチを乗り切る状況をつくっておくことが必要でしょう。
コロナが原因で仕事が減るということは十分にあり得ることです。
いざという場合にも対応できる蓄えが必要
もし、仕事の計画をしていても、仕事ができなければ、お金は入ってきませんし、仕事をしたとしても、取引先の資金繰りなど、何らかの理由で入ってこない可能性もあるわけです。
だから、そういったリスクに備えるために手もとのお金を増やしてておくことが欠かせません。
お金を借りることは、マイナスなイメージで語られることもありますが、仕事もお金がなくなればできなくなってしまいます。
お金を借りずに仕事を続けられるのであれば、それは理想です。
ただ、自分以外の環境などの変化で仕事が減ってしまう可能性というのもあり、固定収入がないフリーランスは手元のお金を増やして、そういうケースにも備えておくというのが打つべき手になるでしょう。
お金を借りても返済していくのは少しずつです。ただ、返せるかどうかの点で銀行に信頼してもらうことは大前提で、決算書の内容や数字を使って現状や今後を説明できるかどうかがポイントになります。
先日、子供と読んだアリとキリギリスの内容が妙に響きました。前述したことはこのアリとキリギリスになぞらえてみると、わかりやすいかと。
「寒さきびしい冬になったら、キリギリスは…」まぁ、この場合はアリが助けてくれますが。
【編集後記】
昨日は午前中にiPad Proが届きました。そのあと午後からお客様訪問。月次と融資の話を中心に。戻ってからはそのiPad Proの研究など。長女(11)が妻同伴で久しぶりに学校へ。通知表をもらって帰ってきました。久しぶりに学校に行けたのがうれしかったようです。
【昨日の1日1新】
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iPad Pro 11インチ(2020)