独立してから、人を雇うということを選んでいません。
じぶんには適性がないと感じたからです。ただ、ひとりでもやりようはあります。
人を雇えるかどうか?
独立して、4年。人を雇わずにやってきました。
人を雇うといっても、採用して、働ける環境をつくることはかんたんではありません。
- やってもらう仕事を用意しないといけない
- ゼロから仕事を教える
- 仕事に見合った給料を払う
- 働いてもらう場所を確保する
- いい関係を保つ
人を雇って、働きやすい環境をつくれればいいのでしょうが、人を雇うことの難しさは、じぶんが雇われていたときにも感じていました。
いざ、雇う側の立場になると、働く方にとって本当にいい環境を提供できるかどうか?というのも不安だったのです。
その結果として、人を雇わない独立を選んでいます。
自分だけなら、判断をミスすれば、また立ち上がることができます。
雇うと慣れば、その方の人生がかかっていますので、なかなかそういうわけにもいきません。
雇わないという選択
ひとを雇わないで、ひとりで仕事をする。
周りの人ではあまりいませんし、ひとりというとマイナスイメージもあるかもしれません。
実際、「これからお客様が増えてきたら、人を雇えばいいから。」なんてアドバイスももらったことがありますし。
ただ、4年ひとりで仕事を続けてきて、やり方次第だなと感じています。
社員の人数が多くても、お客様とお会いするときは大抵はひとりですし、逆に担当が税理士であることのメリットもあるはずです。
税理士であっても、税理士の仕事にこだわらない仕事をすることもできます。
既存のカタチに必ずしもじぶんを当てはめる必要はなく、逆に世にないカタチだからこそ、求めていただけるということもあります。
そして、これまでに人がいなくて困ったことがあったかといえば、ありません。
むしろ、じぶんが誰にも気兼ねすることなく、旅行に行ったり、判断できるという意味では、ひとりという選択ができたことはよかったと感じています。
やらないことを決めておく
人を雇わないと決めた以上、やらないことを決めておくことは必要でしょう。
次のようなことに気をつけています。
数は追わない
ひとりでできる仕事の量は限られます。仕事の数には限界があります。仕事がこなせないほどなら、じぶんの時間、家族との時間も持てなくなります。ブログも書けなくなるでしょう。
その意味でひとりであることによって、数のブレーキは効きやすくなっています。
値下げして仕事をしない
大企業ならともかく。中小零細にとって、値下げは致命傷をおいかねません。
ましてや、ひとりとなれば数に限りがある分、余計にです。
値下げをして仕事をとらず、覚悟してじぶんにあった値付けをするスキルを磨けています。
流されない
ひとりになって、選択することがより大事になったと感じています。
独立してひとりで仕事をすることを選べたように、何をやり、何をやらないか?はじぶんで判断したいもの。
ただ、そもそもひとりは少数派。様々な情報が飛び交う中に身を置けば、ブレることにもなりかねません。
ネット、お会いする中でいろんな情報が行き交う中、流されないようにすることが大事です。
どんなことを見たとしても、言われたとしても、結局は自分判断。
他人のものさしで測られることなく、じぶんがどうしたいかで決めたいものです。
【編集後記】
昨日は近所の神社に初詣でお参りに行き、イオンで買いものをしたりおとなしめに。それでも妻以外はじっとできない性分なので、毎日どこかしらには出かけていますが。
【昨日の1日1新】
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