子どもにとって、父親が仕事をやっているかどうかは気になるようです。
私も昨日、そんな質問をもらったので、子どもなら当然に抱くであろう疑問に答えてみました。
父は仕事をしている?
独立して仕事をすること4年。子どもにとって不思議に思うことがあるようです。
それが今回のタイトル「お父さんって仕事しているの?」
長男(4)が「こんど、おとうさんがしごとしているところみたい」といえば、長女(11)からは「お父さんって、仕事しているの?」と心配されるという、フリーランスの1人として想定していた展開に…。
なんでも長女(11)いわく。近所の〇〇ちゃんから「〇〇ちゃんのお父さん、帰り早いの?」と聞かれたことがあるんだとか。
ふつうは会社に勤務しているお父さんがほとんどで、フリーランスは少数派。
夕食も予定が何もなければ一緒に食べているわけですから。
お友達のお父さんは会社で夜遅くまで一生懸命に仕事をしているとわかれば、じぶんの父親とは違うわけで…やっぱり気になるようです。
私自身も、独立当初はご近所さんの目が気になったこともありましたが、今はそれほど気になりません。でも、子どもたちの思いは、また別にあるようです。
この辺り、子どもたちにしっかり伝わっていないという点で、父としては力不足を感じるばかり。
ただ、しごとをろくにしないで、遊んでばかりいると思われてもいけません。
だから、子どもたちの疑問にも答えておきます。
子どもの疑問と父親としての回答
長女(11)から聞かれたのは、次のようなことです。
仕事しているの?
長女(11)から仕事をしているように見えないのは、ある意味仕方ないことです。
まず、長女(11)の目線で見れば、毎朝学校に行くのを玄関で見送っていますし、部活が終わって、家に帰ってきたら、私がすでに家にいるときもあります。
じゃあ、実際は?というと、長女(11)が起きる前、学校に行ってから、帰ってくるまでの間に仕事をしています。
税理士業はもちろん、それ以外の仕事も。
外でお客様とお会いすることもありますし、税理士業は最大で17時までにしています。
だから、長女(11)からすると、仕事(特に税理士業)をしている私の姿を見ることはまずありません。
ちなみに。ブログを書くところは何度も見せていますが、どうも伝わってないようです。
ブログという言葉は知っていても。ネットで検索すれば、私の記事が出てくることとは、多分つながっていないかと。
どんなことをやっているの?
「例えば、お客様の税金の申告のお手伝いをしたり、みんなの前でお話ししたりする仕事があって…。」
と伝えると「ふーん」と言うものの、そもそも税金のことは6年生にならないと勉強しないようなので、税金を説明してもなかなかむずかしいでしょうね。
税金のことは6年生で勉強すると以前、小学校に税金の授業しに行ったときに教えてもらいました。
みんなの前で話をするしごとって?
外でみんなの前で話をする仕事をしていると言っても、なかなか伝わりにくい。
「この前、3日間くらい家にいなかったでしょう?あのとき、仕事でいなかったんだよ。」と妻が伝えると、長女(11)はなんだか妙に納得していました。
長野県でセミナーをやろうという方のためのセミナー開催体験記 | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
家にいないと、仕事をしていると映るようです…。やっぱり。
子どもに伝えるのはかんたんじゃない
私自身、ひとりでしごとをすることを選び、慣れてきました。
独立も少数派であれば、ひとりしごともこれまた少数派。
でも、その姿は子どもからも、周りとはちょっと違って見えるようです。
会社に勤務して仕事する父親も、独立してひとりで仕事をしている父親も規模、スタイルの違いはあれど、仕事と真剣に向き合う姿勢にはそれほど大きな違いはないはずです。
毎日ブログを書いて仕事につながっていることも伝えると驚いていました。
独立には家族の理解も必要で、ちょっと変わっているけど、こういう仕事のやり方もあるんだということを少しずつでもわかってもらえればいいかなと思っています。
それにはもう少し時間がかかりそうですけど。
「お父さんってしごとしているの?」「お母さんはどんなしごとやっているの?」
あなたなら子どもにどう伝えますか?
【編集後記】
昨日は午前中にじぶんの経理をやって午後から実家に。妹の家族も。子ども4人エンジン全開の中、ビンゴや食事、遊びを楽しみました。義弟もApple Watchに興味あるとのことで、その辺りの話も色々と。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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