独立してから何かを「教える」という機会は増えています。
そして、自分でできるようになりたい、というニーズも確実にあります。
「やってあげる」ではなく「やり方を教える」
税理士の仕事といえば、「代わりにやってあげる」というイメージが強いようです。
確かに申告書をつくったり、決算書をつくったり…とそういう要素はあるのでしょう。
ただ、何から何まで、ぜーんぶ丸投げしたいというような仕事は、受付けていません。
任せれば、確かに楽なのでしょうが、その分主体的に考えなくなってしまう可能性があります。
少なくとも今やらせていただく仕事は、その方のこれからにも影響することです。
なので、その後にも何かしらの判断・行動できるようになっていただければ…というのを目指しています。
贈与するなら契約書は必要、振込み、もらったら申告が必要といったことがわかっていれば、この先もじぶんで判断し、行動できることはあるでしょう。
どちらかといえば、丸投げで受けるのではなく、「いっしょに」というイメージ。
「やってあげる」ではなく「やり方を教える」です。
丸投げしたい人ばかりじゃない
独立した当初は、「やり方を教える」という仕事が成り立つのかな?というのは半信半疑でした。
でも、それはすぐに間違いだと気づきます。
じぶんでできるようになりたい、という方もいるのです。
- 「毎月数字を見れるようになりたい」
- 「クラウド会計を使えるようになりたい」
- 「独立の話を聞きたい」
- 「会社の株価を評価してみたい」
まるまる仕事を投げなくても、何回か集中してやって、やり方がわかれば自分でできるようになるのでは、という方も多いです。
実際、クラウド会計をコンサルした方は、数字をタイムリーに見れるようになりたいという目標があり、何度かコンサルした結果、
- 売掛金や買掛金の消し込み
- 発生ベースでの経理
- 月次決算
といったところもだいたい理解されています。
もちろん、完璧でなくても、きっかけがあれば視界はかなり広がります。
そして、誰かの0→1にわずかでもお役に立てる仕事、楽しめます。
ニーズはどこにあるかわからない
そして、独立後に学んだことの1つは「自分の経験をネタに」ということです。
独立ネタで体験したこと、感じたことも多く、ブログでも数多く書いてきました。
わたし自身、万全な準備をして独立したとはいえません。
だからこそ、試行錯誤もあり、失敗もあります。
でも、実はこの失敗こそが大きなネタになります。
知ってもらうことで、失敗しなくていい人がいるならそれはそれでいいかと。
ニーズはどこにあるかわかりません。
これは…?と思って、いざ出しても失敗することもありますが、わからない以上、いろいろ出していくしかないかなと。
【編集後記】
昨日はお客様訪問。そのあとは株価計算などを。夜は外食。ヨーロッパのサッカー、オフになると移籍が盛んになります。ネイマールの移籍の影響で玉突き移籍もありそうな予感。とまぁ、オフはオフで楽しめます。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
王将 豚キムチ定食