経理は毎日やった方がいいですし、お客様にもおすすめしています。
溜めてしまうと、いいことはなく、何よりも判断材料はあったほうがいいので。
毎朝の経理で何がわかる?
毎朝、経理をやることにしています。
めんどうなものは先に…ではありませんが、やっておきたいことだからです。
ご存知のとおり、経理を溜めてしまうと、とても大きな負担になります。
その一方で、毎日やっておくことでのメリットを感じています。
数字を毎日チェックすると、例えばこんなことがわかります。
- どのくらいの利益になるか?赤字?
- 着地見込みはどうなる?
- お金はいくらある?
- お金は足りそうか?
- お金は増えそうか?減りそうか?
- お金はなぜ増えた?減った?
- どのくらいの税金になりそうか?
- これからどう行動すればいいか?
- 得意先から期日に入金があったかどうか?
これが経理を溜めてしまう、人任せにしていると…
- 税金をいくらくらい払うのか?が直前までわからない
- 数字のしくみがいつまで経ってもわからない
- 銀行から月次資料を求められたけどちっとも出てこない
と、いったことにもなりがちです。
そこで、じぶんで経理をするというのをおすすめしています。
いかにしてデータ化するか?を考えてみる
データ連携できるものは、できるだけデータ化する。
とはいえ、データ化できない取引も多いですし、経費を現金払いしていると、入力するしかなくなります。
経理の負担を重くしているものの1つのは、やはりこの入力でしょう。
毎日少しずつの取引でも、溜めてしまうと入力するのは本当に大変になります。

溜めちゃうと本当に大変…
現金で買うところを電子マネーを使って、データ連携できるようにする。
さらに、Excelに入力しておいて、クラウド会計にインポートするといったことをおすすめしています
便利だと言われるクラウド会計。ただ、仕訳入力機能は、お世辞にも使いやすいとはいえません。
「クラウド会計で入力できるじゃん?」という意見もあるかもしれませんが、Excelを利用することで、他の仕訳のコピぺなどもかんたんにできますし、科目設定もインポートを使うと、ない科目があれば、自動でつくってくれます。
経理を楽にするために 日々の取引をデータにすることを考えてみよう | GO for IT
インポートは少し難易度が高いかもしれませんが、使えることで経理の印象もまた変わるものです。
経理データのExcelインポート入門(マネーフォワードクラウド編) | GO for IT
会計データのExcelインポート入門 経理を楽にするためにやってみよう(弥生会計版) | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
経理をやってみると別の効果も出る
経理をやってみることをおすすめする理由は別にもあり、スキルを磨けるということです。
特に、Excelのスキルアップには、もってこいの材料になります。
前述のExcelインポートをどうやってやるか?はもちろんですが、Excelでデータ加工するときには、ショートカットキーをたくさん使いますし、
- Ctrl+D→上のセルをコピー
- Ctrl+R→右のセルにコピー
- Ctrl+Space→列挿入
- Ctrl+Shift→行挿入
- Ctrl+S→上書き保存
- Ctrl+W→ファイルを閉じる
- F12→名前をつけて保存
テーブルを使ったりと、少しでも負担を減らそうと、いろいろ考えます。結果、Excelスキルがアップするという効果につながります。
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失敗することもあるかもしれませんが、そのときはやり直せばいいだけです。
メルカリで売った本の経理処理はどうすればいい? EveronoteとExcelマクロを使って効率化 | GO for IT
経理をして、数字を見ることも大事ですが、そこにたどり着くまでの経理のやり方を考えてみるのもおすすめです。
【編集後記】
昨日は朝ブログ。午後からお客様訪問。戻ってから相続税の申告の仕事でした。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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