VBAエキスパートのBasic(ベーシック)を受験してきました。
結果、無事に合格。当日までにやったことをまとめてみました。
VBAエキスパート ベーシックを受験しました
ExcelVBA、マクロとも言われます。
ざっくり言うと、Excel上で動くプログラムです。
プログラミングすることで、繰り返し処理や量の多いデータ処理といったことを自動でやってくれます。
Excel VBA超入門 マクロを書いてみたい人集合! 仕事ときどきアウトプットがおすすめ | GO for IT 〜 税理士 植村 豪 Official Blog
そのExcelVBAの資格であるVBAエキスパートには、ベーシック(基礎)とスタンダード(応用)、2つの試験があります。
今回受験したのは、基本のベーシックの方です。
実は、以前に受験しようとは思ってテキストを購入していたものの、なかなか重い腰が上がらず、しばらく放置状態に。
そんな中、先月に2019年5月15日から試験がリニューアルされることを知り、本を無駄にしないようにとなんとか滑り込みでの受験でした。
受験までの流れ
試験は事前に予約をして、受験料を支払い、当日、会場のPCで行うという流れです。
(私が受験した会場はネット申込みなし、受験料も振込N.G.で事前に会場に行き、現金か交通系の電子マネーで支払うという…。)
合格か不合格かは、その場でわかります。認定証は郵送で届きますとは言っていましたが、即日、ネットで発行されていました。
この辺はさすがに情報系の検定です。
どこぞの税○士試験もこの早さを見習うべきでしょう。(あんなに長い期間、合格か不合格かで心情が揺さぶられる試験を他に知りません。)
受験料はベーシックが税込で12,960円、スタンダードが14,580円。
試験時間は50分。
試験は4択問題、40問で1,000点満点。70%(700点)が合格ラインです。
受験会場は各地のパソコン教室や情報系の専門学校など。
受験できる日程は、会場によって異なるので、チェックしておきましょう。
私が受験した会場は、平日ならほぼ毎日受験できますが、会場によっては月に2回しか受験できないところもありますので。
ExcelVBAエキスパート ベーシック受験までの21時間でやったこと
VBAの試験勉強を始めたのが4月10日。
ちょっとずつ勉強し、5月10日に受験してきました。
受験勉強にかけた時間は、Excelで記録しているタスク管理で調べたところ、約21時間。
これが多いのか少ないのかはよくわかりません。
まぁ、厳密には実践から入っているので、その時間もあるのでしょうが。
ゼロスタートに比べたら、勉強しやすかったことは事実です。
ひとまず、受験勉強として当日までにやったことは次のようなことです。
公式テキストを一読
以前に買っていた公式テキスト。
私は買っていたので、一度だけサラッと読んで、あとは問題演習で間違えたところだけ確認で見直しました。
マクロは少々書けるものの、試験となると用語などもあり、また別です。
相手の手の内を知るためにも一度読んでおきました。
テキスト用のファイルもありますが、あまりやっていません。
基本は、問題演習が中心です。
問題演習
問題は公式テキストに付録で2回分の模擬試験が付いています。
紙ではなく、クラウドでもなく、インストール型です。
何度でもやり直しができ、問題の出題もランダムにできるのはよかったです。
ただ、2回分だけではちょっと足りないかと思い、追加で公式の模擬問題(3回分)を買いました。
この合計5回分を4回繰り返しました。
1回目に正解できても、2回目に間違うこともありますし、3回、4回やるくらいでほぼ正解できるようになりました。
ところで、インストール型と聞いて、なんとなく「??」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
さすがです。実は試験内容が古い。テキストも問題集も。
Excel2007の環境で、2009年3月で情報更新がストップしています。
問題演習で、Excel2003での処理方法とか言われても、「知らんよ」という感じです。
ただ、来週、5月15日で試験が変わるので、さすがに大丈夫かと。
間違えのチェック
問題演習で間違えた問題は、PCでGoogleスプレッドシートにまとめて、iPad Proで確認
していました。
問題や解答を読んでも「どこが違うんだろ??」というものもあり、まとめておくと比較しながら見ることができてよかったです。
特に気になるところは赤色で目立つようにしました。
あとは、「この記述でプログラムがどう動くか?」という問題なら、実際にExcelで同じように記述してみて、どう動くのか?を確認したりしました。
問題の答えを考えているより実践した方が定着しますので。
試験直前もやはりひととおり目を通しました。
それから、わからないところは、ネットで検索したり、市販のVBA本で索引からキーワードで探してみるのもおすすめです。
画面の写真もふんだんにありますし、解説もわかりやすく書かれています。
どの本の索引を見ても載っていないものは、実践で使わないかなと割り切れました。
試験の問題
試験の問題は、さすがに古くありませんでした。
会場で試験前に「テキストの問題をやっても、そこで取れる点数は5割くらいで、そこから先をいかに取れるか?」というのを聞いて、「おいおい、今までやってたのはなんだったんだ?」と少しビビりましたが、実際受験してみると、割と対応できました。
むしろ、試験問題の方が模擬問題に比べていい問題でした。
模擬問題をやったときは、時間がかなり余っていましたが、やはり本番は違います。
ひととおり回答して見直しをしたら残り7〜8分くらいで、結構ギリギリでしたので。
まとめ
実際に試験を受けてみると、変数の宣言も色々種類があるとか、用語などもわかり、いい機会になりました。
アウトプットをするにも、目標があった方がモチベーションが上がります。
VBAに興味のある方ならこのVBAエキスパートの受験を目標にしてみるのもいいかと。
年1回という試験でないので、自分がやりたいと思ったときに受験できるのもおすすめです。
もちろん、私のように平日に受験するのも大丈夫。
次のスタンダードもそのうち受けてみようかと。(スタンダードは結構内容が変わるようなので、テキストは購入し直した方がいいんでしょうね。)
【編集後記】
昨日は新規の相続の打合せ。色々とお初なこともありそうな感じでした。夜は友人と飲み会。梅酒1杯で自宅に帰ったら軽い頭痛に。やっぱりお酒は向いていないようで。
【昨日の1日1新】
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