事業を続けるには、売上より利益を出すべきです。
数字はざっくり押さえる
世の中では「年商○円」と、売上で評価されがちです。
確かに売上を増やすことは、事業を続けるためにもある程度は必要です。
特に独立したばかりの状態で、売上がゼロからのスタートであれば、まずは売上を増やすことから始めますし。
ただ、とにかく売上を増やせばいいかというとそうでもありません。
大事なのは利益。
まず、利益がないとお金は増えませんし、銀行からお金を借りるのにも利益が必要です。
お金のもとになる利益が出ていないと、銀行からは「貸しても返してもらえない」と判断されてしまいます。
売上が増えたとしても、その分売上を増やすために経費が増えてしまっては、結果として利益が減ってしまうこともあるわけです。
これでは本末転倒です。
逆に言えば、売上がそれほど大きくなくても、経費がその分少なければ利益を出すことも可能な訳です。
私が目指しているのはこっちです。
利益を出すには数字を見ることから
どういうスタイルで利益を出すか?を考える場合、やはり数字を見ることが欠かせません。
まずは現状を知ることからです。
「利益が出ているか?」
「どのくらいお金があるか?足りるか?」
「返済は毎月いくらしているか?」
「資金繰りに問題はないか?」
「利益をさらに出すためには?」
定期的に経理をしていないと、こういう情報を知りたくてもわかりません。
そんな中で売上を増やすことだけ考えていても、気づいたら経費をたくさん使っていたなんてこともあるわけです。
だからこそ、数字を見えるようにしておく必要があり、そのために毎日、経理することがおすすめです。
毎日経理をすれば、経理にかける時間はわずかです。
数字を見るためにやっておきたいこと
その年、その月の数字を見ていてもよくわからないという場合には、次のようなことをやってみましょう。
- 前年と比べてみる
- 前月と比べてみる
- グラフやイメージ図にしてみる
実績をもとに、前年や前月と比べて何が増えたか?何が減ったか?
グラフで見ると、どんな傾向があるか?
そして、これからどうする?を考えるのにも、数字を使うことは欠かせません。
【編集後記】
昨日は今月申告の会社の決算を完了。長男(3)とドラゴンボール超の映画を見に行く約束をしました。長男(3)はこれが映画デビュー、私も子どもと2人だけで映画を見に行くのはこれが初。内容は間違いないと思うのですが、2時間弱の時間、じっとできるのかが映画とともに個人的な見どころ。当の本人はテンションMAXです。作戦としてまずはトイレには先に行っておこうかと。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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