メルカリで本を売ってみました。
売るまでにやってみたことをまとめてみました。
業者に頼むか? 個人取引か?
何かを売りたいと思ったとき、どうするでしょうか?
できるだけいい値段で売りたいのですが、手間がかかることもあり、業者にお願いした方が早い、そう考えることも少なくありません。
私も本やCD、DVDなどブックオフ(ネットオフ)に売った経験があります。
ところが、買取価格が正直言って安すぎます。買って間もない本でも結構低い値段だったりすることも。
その買取価格がいわゆる市場で取引される値段かどうかはわかりません。
同じようなことが、土地の売り買いなどでもあります。
不動産業者に買取先を探してもらおうとすると、
「3,000万円〜3,500万円くらいで売れればいいでしょうね。」
と言われることがあります。
ところが、その土地の近所の方で、その土地をどうしても買いたいという人が出てくることもよくある話。
個人と個人での話し合い前提で、買い手がどうしても欲しいということで、4,000万円を超える金額で売買が成立するということもあるわけです。
これが理想ですが、個人と個人、いわゆる相対取引をしようとすると相手を探すのがとても手間です。
その個人と個人との取引の場を提供しているのがメルカリ。
メルカリは「つなぐ」立場にすぎません。
場を提供する料金としてメルカリが受け取るのは販売価格の1割。
1,500円で売れれば150円、700円で売れれば70円をメルカリに払うというしくみです。
そんな中、先日、とある記事に以前から気になっていたメルカリが登場。
本を売る基準は「お金」か「手間」か?新たな「メルカリ」という選択肢<No 568> | コンサルティングテクニカ
さらに先日、妹に会ったところ、その妹もメルカリやっていたのです。
「これは一回やっておこうか」
と、遅まきながら、やってみることにしました。
メルカリ超ざっくりマニュアル
メルカリはマニュアルを見なくても感覚的に操作することができます。
まずはPCかスマホからアカウントを作成し、個人情報を登録しておきましょう。
まずは本を売ってみよう
メルカリで売るのにまず必要なのは、写真と商品の情報。
ただ、最初にメルカリをやるならまずは本を売ってみることをおすすめします。
というのも商品情報の登録がバーコードで認証できるので登録がかんたんです。
バーコードで出品を選ぶと、商品情報を表示してくれますし、
さらに参考価格もつけてくれます。もちろん、金額はあとで変更することもできます。
今回、何冊か出品してみました。1冊は登録したあと驚くほどすぐに売れていました。
売れると、最初に登録したメールアドレスにメールが届きます。もしくはスマホアプリに通知されます。
次は本の発送手続きです。
売れたら発送手続きを
発送する手続きは苦手な分野です。
封筒を準備して、宛名を書いたり、郵便局に行って並ぶというのはどうも気が進みません。
ただ、メルカリでは宛名を書く必要はありませんし、郵便局に行く必要もありません。
他にも集荷してもらうこもできるようですが、私はコンビニに持って行きました。
近くにファミマがあるのでそれほど、大変ではありません。
配送方法も色々あるのですが、郵便局やローソンが近くになく、ファミマがあるので「らくらくメルカリ便」を選びました。
このあたりは人それぞれかと。
ちなみに配送料は195円でしたが、これをコンビニで払う必要はありません。(売上代金と相殺されます)
その前にスマホで二次元バーコードを発行しておきましょう。ここに表示されているように、次は何をすればいいかは教えてくれます。
そしてファミマへ
ファミマでは、このFamiポートを使って手続きします。
ちと見にくいのですが、真ん中あたりの配送サービスをクリックします。
配送サービスの種類が出てくるので、ここでメルカリを選択します。
画面になにか写り込んでいますが、まぁ、気にしないでいただければ。
次にスマホに表示されたバーコードをここに当てて認識させると、送付先と依頼者の名前が表示されますが、送付先は匿名で取引することもできます。
下からレシートが出てきます。これをレジに持って行きます。
もし梱包していなくても、別料金で65円で購入し、こんな感じでその場で梱包することも可能です。
まぁ、貼って、入れるくらいならなんとかやれます。
ファミマに預けたら、忘れちゃいけないのが「発送しましたよ」という発送通知ボタンをクリックしておくこと、そしてお礼メッセージ、買っていただいた方への感謝もお伝えしておきましょう。
あとは商品到着後、購入者評価をしていただき、売上申請すれば手数料を差し引いた金額が入金されることになります。
といったところでひとまず終了です。
継続してメルカリで取引するなら、いつ確認するか?発送はどういうサイクルでするか?といったことは決めておくといいでしょうね。
メルカリで体験できること
メルカリをやってみて感じたことは次のようなことが体験できたということです。
値付けする
「いくらで売るか?」
検索すると、同じ商品はメルカリ市場に出ていることが多いです。
ただ、同じ商品のはずなのに、いくらで成立しているかはバラバラなのです。
高すぎても売れないし、安すぎると空振りし報われません。
それをいくらにするかを考えるのが、興味深いです。
フリーランスとなった今、この値付けは同じように重要なことですが、違うのは同じ商品である必要がない、あえて違うものを出すという選択肢もあるという点です。
ただ、値付けの訓練にはなります。自分で値付けをしたことのない方にはぜひ体験していただければ。
どうやって買っていただくか?
商品が同じであるならば、違いを他で出す必要があります。
これまでもAmazonで本を買うなど、ネットでモノを買う立場も経験しているので、その気持ちで考えます。
まずやってみたことは、あえてデメリットを伝えるということ。
ネットでモノを買うときに「これは先に言っておいて欲しかった」なんてことがあります。
なので、先に小さなことでもマイナス面があれば先に伝えておきます。
本に折り目があるなら、実際、それほど気にならなくても拡大写真などで先に伝えておきました。
今回、お買い上げいただいたということは、この点も理解いただいたということでしょう。
あとは写真の撮り方、背表紙からの向きの写真なども入れ、見えない部分ができるだけないようにしました。
売上になる
もし、フリーランスとして仕事をしていて、購入したときに必要経費にしているなら、売ったときは逆に収入にします。
買ったときは経費、売ったときはポケットというのもなんか変だなぁ…と感じることが大事です。
該当するものがあれば、忘れずに経理しておきましょう。
ということで、メルカリで本を売る流れを見てきました。やったことのないことでも興味があることなら一度やってみてはどうでしょうか?
【編集後記】
昨日は1日オフ。セミナー資料をつくったあと、車のタイヤ交換へ。時期とはいえ、ちょっとイタイ出費でしたね。メンテナンスも必要なのでまぁ仕方ありません。
【昨日の1日1新】
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今の車のタイヤ交換
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