経理を毎日やって数字を見るのはフリーランスには欠かせないことです。
ただ、税理士に経理を丸投げするのは、おすすめしません。
独立すれば経理することは欠かせない
経理。
これまで数字をまともに見ていないフリーランスにとっては、突然目の前に出てきた難問です。
経理をするとか、領収書をとっておくとか、正直わたしもめんどくさいと思う一人。
ところが、経理しないで、数字を見ないで、問題なく好調を維持することはむずかしい。
サラリーマンであれば、給料は給料日には入金されるので、家計のお金をすればよかったわけです。
ところがフリーランスとして独立した以上は、
「お金が回っているか?」
「利益が出ているか?」
といったことを自分でチェックしないといけない。
チェックした上で、お金が必要なら借入れを検討することになりますし、
得意先から売上金の入金がなかったなら、できるだけ早く入金してもらわないといけません。
それを早く知るにも、経理は自分でやるべきです。
経理は丸投げしないほうがいい その理由3つ
経理ってめんどくさいから、税理士に丸投げしたいと思うかもしれません。
でも、丸投げをわたしはおすすめしません。
<理由1>タイムリーに数字を把握できない
経理することのメリットは、現状をタイムリーに把握できること。
丸投げをすると、「現状どうなっているか?」がすぐにわかりません。
わかるのはいつか?
税理士が経理を済ませて、試算表をもらったときです。
それは翌月だったり、場合によっては、もっと遅かったり…。
何れにしても、日々数字を見ることは難しいでしょう。
<理由2>いつまでも数字を読めない
自分で経理をして、初めて数字のつながりがわかります。
この数字がここにきて…ふぅん、こうなるのか〜といった感じで。
税理士に経理を丸投げするということは、その数字のつながりを学ぶチャンスを放棄したことになります。
試算表や決算書だけ見ればいいんでしょ?と思うかもしれませんが、今まで見ていなかった数字。
そんなに簡単でもないわけです。
結果、いつまでも数字を見ることも読むこともできないでしょう。
<理由3>お金がかかる
税理士と契約していた場合、経理の入力をお願いをするということは、当然ながらその分の料金が追加でかかります。
フリーランスとして仕事をしていくと決めた当初、お金の支出は気になるものです。
自分で経理をやれば、数字を見ることができるし、出費を抑えることができます。
そもそも、自分で経理しないのも、デメリットだし、お金が余計にかかるのもデメリットですから…。
経理を自分でできるようになるためには
そうはいっても、経理といえば、
- 入力がめんどくさい
- 仕訳がわからない
- 数字の見方がわからない
の3点セットであることは疑いようもない事実。
でも、フリーランスになったなら自分で数字を見ることも1つの仕事です。
ただ、経理をするのもかんたんじゃありません。
経理をラクにするためにITを使うのは1つの方法でしょう。
例えば、預金データやクレジットカードなどデータ連携をすることで入力の手間を減らすことができます。
現金はできるだけ使わずに電子マネーにすれば、データ連携できるため、やっぱり入力は減ります。
仕訳や数字の見方がわからないというのであれば、最初はスポットで税理士に相談するというのも一つです。
コンサルを受けたり、セミナーに参加してみるというのもいいでしょうね。
(うちでもコンサル、セミナーの用意はありますが、経理の入力は受けていません。)
今後、入力の仕事自体を税理士に頼むことも少しずつ減っていくんじゃないかとは予測していますが、数字を見るチカラを磨く必要はあるでしょう。
丸投げをしないで、自分で経理するというのは、フリーランスとしてやっていくなら、必要なことです。
ぜひ、チャレンジしてみましょう。
【編集後記】
昨日は夕方に歯医者へ。定期的にチェックをしてもらっています。特段、問題はないようでよかったです。その帰りにキャプテン翼をチェックをしようと思いましたが、翌週発売だったと気づいて、少しだけブルーになって帰りました。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
スタバ 滝ノ水店