判断をするのは簡単ではありません。それが「これから」に影響するならなおさら。
そんなときにマインドマップを使ってみるというのもおすすめです。
判断するのはカンタンじゃない
振り返ってみると、いわゆる分岐点は何度かありました。
その分岐点でどっちの道を行くか。
スパッと決めれればいいのですが、いろんな要素があって、すぐに決められないことも。
私の場合、まずは会社を辞める時、「税理士試験に専念するか?」、それとも「別の会社に転職するか?」という分岐点がありました。
このときは、迷わずに税理士試験に専念するという道を選んでいます。
その次の分岐点は、独立するか?、独立しないか?
ただ、このときは独立したいと思っていたにもかかわらず、「食べていけるか?」といったような理由から足踏みをしました。
その期間、5年です。
今振り返ってみると、もっと早く独立してもよかったのではとさえ思っています。
迷うならマインドマップに聞いてみる
分岐点でよりカンタンに決めることができたらいいなとは思います。
その1つとして、自分の考えを書き出して、「見える化」してみること。
マインドマップを使ってみるのもおすすめです。
マインドマップは利用用途も多く、自主開催セミナーの資料としても使っています。
私が使っているのは、Mindnode5、
WindowsならXmindなどもあります。
そのマインドマップで次のようなことをやってみます。
- 決めたいことを中心に 「する」「しない」の線を
- 「メリット」、「デメリット」を書けるだけ書く
- それぞれの項目をスコア化する
- 最後に集計する
決めたいことを中心に 「する」「しない」の線を
最初に真ん中に決めたいことを書いてみます。
今回は「独立」に。
左に「する」、右側に「しない」 の線を引いておきます。
「メリット」、「デメリット」を書けるだけ書く
さらに独立した場合の「メリット」、「デメリット」と独立しなかった場合の「メリット」、「デメリット」を思いつくまま、書き出します。
自分なりに思いついたものを、書けるだけ書いて…でいいわけです。
それぞれの項目をスコア化する
「メリット」、「デメリット」として書き出したものをすべて数値化します。
スコアは「1」〜「10」の範囲で。
自分の中ですごく大事な要素は「10」。書いたもののほとんど影響しないようなことであれば「1」という感じです。
書き出している以上、ゼロということはないでしょうから。
最後に集計する
最後にそれぞれのスコアを集計します。
「する」の「メリット」、「する」の「デメリット」、「しない」の「メリット」…といった区分で合計します。
さらに「する」の「メリット」を「しない」の「デメリット」と合計し、「しない」の「メリット」を「する」の「デメリット」を合計します。
このとき注意したいのは、クロスするような形で集計することです。
- 「する」の「メリット」+「しない」の「デメリット」
- 「しない」の「メリット」を「する」の「デメリット」
そのスコアの大きさで、自分のそのときの思いがどちらにあるかが見えます。
自分の思いのままを書き出しているので、あながち外れてはいないかと。
独立後は判断が山のように
独立すると、判断するような場面が山のようにあります。
「この仕事を取るべきか?、続けるべきか?」
「この投資はしたほうがいいか?」
「どう申告したらいいか?」
「事務所を借りるか?」
「人を雇うか?」
最後は自分で判断するのですが、独立すると相談する場所がなく自分で判断する必要があります。
ひとりではなおさら。
だからこそ、そういう判断ができるような環境を作っておく、ゆるーいつながりを持っておくようにしています。
その判断をする1つの手段として、前述のようなマインドマップでもやってみて頂ければ。
【編集後記】
昨日は東京へ。新幹線の中で隣になった女性、大きい荷物があり、話を聞いてみると、今日(昨日)トライアスロンを観戦して翌日(今日)横浜でトライアスロンに出るとのことでした。話を聞いてみるとやっぱりすごい世界です。
【昨日の1日1新】
※「1日1新」→詳細はコチラ
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